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2020年07月26日

3,500円 ジャンク iBook G3 Lubuntu Linux 16.04 ライブ起動テスト その1

G3ibook3.jpg


今更Macbookシリーズで、今回はiBook G3。 600MHz。
かなり前に買ったのですが、現在ではサポート無しジャンク扱い。
さすがに旧機種なので遅いですが、
イメージとしてNetwalkerや初代RaspberryPi相当で
常用はおすすめしないが、我慢すれば普通に動くレベルです。
Lubuntuならそんなにメモリを最初には食わないので
最後のPowerPC Linuxを堪能してみませんか。

●PowerPC G3 iBook
ハードオフとかで捨て値でジャンクで売っています。
スペック的にもMacOSXのサポート的にも完全に切れていて、
セキュリティ面でもちゃんと使える状態ではありません。
仕方がありません。
Linuxを使いましょう。
参考サイトはこちらです。感謝。


iBook G4でLubuntu 14.04をUSBメモリィから起動、インストールする
https://genjiapp.com/blog/2014/10/13/booting-and-installing-lubuntu-14.04-from-usb-flash-drive-on-ibook-g4.html

[今さら] もう 2019 年だというのに iBook G4 に Ubuntu 16.04 LTS をインストールしてみる
https://qiita.com/comeon_babuu/items/02918802a7e0e48b39a3

iBook G4 1GHz 12"に Debian GNU/Linux 3.1
https://www.netfort.gr.jp/~dancer/column/ibookg4.html.ja

Installing Linux on PowerPC Macs
https://lowendmac.com/2018/installing-linux-on-powerpc-macs/

Operating Systems for PowerPC
http://bgafc.t-hosting.hu/oses4ppc.php


・不具合
 MacOSXのHFS+のリサイズがLinux上で出来ない
 ⇒Ubuntuを入れようとすると削除してインストールしか出ない。
  MacOSXのリカバリディスクから起動しリサイズする
  Mac OS X 10.5.6のリカバリディスクがあるともっと遊べる?
 MacOSX上でのHFS+リサイズがdiskutilで端末から変更しようとすると
 HDDが消されてから分割される。
 ⇒リカバリディスクでMacOSXを入れ直さないとHDDデュアルブート出来ない
 USB-Wifiカードが使えない? 
 PowerPC 32bitのインストールISOしか使えない

など他にもありそうです。
diskutilのバージョンが古くてIntel Macbookの様にリサイズ出来ません。
ぐぬぬ。
仕方がないのでUSBメモリからLubuntuをライブ起動しています。
インストールはまた別の機会に。

●PowerPC 32bitに対応しているだろうLinuxディストリ
多分ですが、PowerPC32bitに対応しているのは

・debian 8まで
・Lubuntu16.04まで
・Gentoo
・VoidLinux
・FreeBSD
・OpenBSD
・NetBSD
・その他

とあまり多くありません。
PowerPCとG3、G4は32bitのみです。
G5だけ64bit対応なので、最近のOSを使えますが注意。

G3Mibook1.jpg

●Lubuntu Linux 16.04のブート方法
方法としては2つありますが、片方

・「Option」キーを押しながら起動してUSBメモリを選択

でまず公式HPからLubuntu16.04のISOをダウンロードしてUSBメモリに焼きます。
普通にddコマンドで。

でiBookに刺して「Option」キーを押しながら電源ボタンを押して起動します。
するとMacOSXのアイコンともう一つ出てくるので、
もう一つをクリックし⇒ボタンを押して起動します。
するとUSBからUbuntuのブートローダーが起動して来るので
Liveもしくはエンターでそのまま起動させると
Lubuntuが起動します。
GPU関係で干渉しなければそのまま映ります。
で無事起動です。

その後、USBメモリにインストールしてみましたが、
エラー多発(転送速度がおそすぎてタイムアウト?)でまだ起動出来ていません。
方策を考えないと駄目ですね。


G3ibook2.jpg


●まとめ
とりあえずG3のiBookでLinux起動まで。
USBを刺すだけで起動したので難しくはなかったです。
HDDへはMacOSXのdiskutlで分割が必要ですが、
データが消えてしまうので保留にしてあります。
もうちょっと色々と調べてから再チャレンジしたいです。

G3 BookのスペックはNetwalkerや初代RaspberryPi相当で
かなり遅いです。
常用にはかなりキツイですが、一旦LXDEが起動すれば普通に動きますかも。
今となっては商品価値は無い機種になってしまいましたが、
*BSDはまだ使えるので、是非遊んでみましょう。

posted by kapper at 15:32 | Comment(0) | Macbook

2020年07月05日

ジャンクOS無しCore i7 3520M Macbook Pro 2012 Mid Lubuntu Linux 20.04 その1

Macbookpro.jpg


秋葉原で実験用にMacbook Pro 2012 Midを
21,000円で買いました。
OS無しHDD無しジャンクです。
ちょっと想定より高かったんですがCore2Duoより新しめの
64bit関係がほしかったので妥協しました。
Linuxは問題なく動いています。

●Macbook ProとLubuntu
OS無しジャンクとはいえMacbook Proです。
当時ハイエンドな高クロックスペックに沢山のメモリ。
HDDは無くともUSB3.0対応。
Lubuntuを動かす程度には問題ないスペック。
ガンガン使いましょう。

MacbookからUSBブートするには、
Optionキーを押しながら電源をONにして
USBメモリに入れたLinux=EFIブートが表示されればOKです。
そのままUSBメモリからLinuxが起動できます。
HDDがある場合にはrEFIndを是非入れましょう。

他のLinuxや*BSDの場合、USBブートすると
Xrogの設定違いで表示エラーが出るかもしれませんが、
Ubuntuの場合、全てドライバをコミコミインストールするので
意外と機種間のエラーが出ませんw
なんでもありの、ぐちゃぐちゃ全部インストールなので、
そういうメリットもありますw
ので過去のMacbookに入れたUSBメモリのLubuntuがそのまま起動しています。

●注意点?
Archや*BSD入れますと当然Xorgの表示関係に注意。
それぞれの機種に合わせて設定が必要です。
Ubuntu関係の場合、ほとんど影響が出ませんが。
特にWifiドライバが要注意です。初期状態では入っていないので、
前回のブログをご一読願います。

●疑似解像度スクリーン
解像度が旧機種なので狭いです。
なのでソフトウェア的に広げてみましょう。
まずxrandrでドライバと解像度チェック

xrandr

LVDS-1がドライバなので、

xrandr --output LVDS-1 --scale 1.25x1.25

そうすると解像度が少し広がります。
文字がややぼやけるので要注意。フォントを調整しましょう。
表示が問題なければ.profileに追加します。
LXQt起動前に解像度が調整されますので、
これで若干解像度が広くなります。

●まとめ
LinuxはUSBメモリに入れたり、解像度を変えたり
色々なアプリや軽量WMを入れたりが長所です。
古い機種もハードもガンガンチューニングして再利用出来ます。
MacOSXもインターネットリカバリ出来ますが、USBメモリからブートできまい。
HDDは電池の消耗量がそこそこ多いので。
USB3.0にも対応したので高速です。
メモリ節約してSwap無しでもなんとかLubuntuなら。
改造すればするほど便利になっていくLinuxなのでがんばりましょう。
MacbookもHDD無くてもOS無しジャンクでも普通に遊べます。
まる。
posted by kapper at 19:12 | Comment(0) | Macbook

2020年06月08日

ジャンク 2,000円 初代Intel CoreDuo Macbook 1.1 2006 Early Lubuntu 18.04LTS 32bit デュアルブート インストール その1

Lbuntumacbook1.jpg

なんとか苦労して初代Intel Macbookの2006 Earlyに
Lubuntu 18.04.4 32bitをブートしましたので
ブログにします。
Appleブートローダーのせいでマジ苦労しました。
超格安ジャンクMacbookの大半はコレ
(特に秋葉原のMacShopなど)なので要注意。
2006年版は特に買わない様にしましょうw
マジで

●Intel Macbook 1.1 2006 Early
初代のIntel Macbookです。
これだけCoreDuoでUEFI32bit+32bitOSという曰く付きです。
しかもそれだけじゃなくて、
USBブートNG、CD-RブートNGで
rEFInd経由でないとLinuxがブート出来ない
とてもクソなAppleブートローダー仕様です。
危険なハードなのでマニア以外は避けて
Core2Duo版を買うことをおすすめします。
参考ブログ様ありがとうございました。

https://mubouan.hatenablog.com/entry/2018/12/11/234754
http://highmount.hatenablog.jp/entry/2015/07/15/203023
https://astrofloyd.wordpress.com/2014/01/14/linux-only-installation-on-2006-macbook-using-refind/

仕様は、

発売日 2006/05/17
型番 MA255J/A
CPU名称 Core Duo
CPUクロック 2GHz
最大CPU数 1
プレインストールOS Mac OS X 10.4
メモリ [標準容量] 512 (単位 MBまたはB) [最大容量] 2G (単位 MBまたはB)
メモリ [タイプ] DDR2 SDRAM PC2-5300 SO-DIMM
メモリ [スロット数] 2 [空スロット数] 0
標準HDD [容量] 60G [接続IF] Serial ATA
標準CD-ROM関連 [読込倍速] CD-ROM最大24倍速、DVD-ROM最大8倍速
グラフィックコントローラ Intel Graphics Media Accelerator 950
VRAM容量 DDR2 SDRAM 64MB、メインRAM共有
最大解像度 1920×1200
LANポート 10/100/1000BASE-T
通信機能 IEEE802.11g無線LAN(AirMac Extreme)、Bluetooth2.0
モニタポート Mini-DVIポート×1
USBポート USB2.0×2
IEEE1394ポート 400Mbps FireWire×1
付属ディスプレイ_画面サイズ 13.3 インチ
付属ディスプレイ [仕様] クリアワイドスクリーンTFT、1280×800
重量 2.36 (単位 Kg)


こいつだけCoreDuoで32bitです。
しかもバグブートローダー搭載でLinux殺しです。
それを店舗もマニアも十分知っているので、MacOSXで使いみちが無く
ジャンクで投げ売りされていますが注意。
外観からの識別方法はほとんどなく、
本体裏側のシールで2006と書いてある奴は
この機種の可能性が極めて高いので避けましょうw

ACアダプタは他の機種同様に
純正品、互換品をヤフオクやAmazonで買えますので
困ったらそちらから入手を。




●Linuxのインストール方法調査
色々とネットで調査すると、過去の先輩方の苦労が忍ばれますw

・何故かブート時にUSBメモリが認識しないw
・何故かCD-RからLinuxが起動できないw
 →MacOSXのディスクだけ起動w
・USBメモリからLinuxを起動するにはrEFIndが必要
 →Root権限でMacOSXからマニュアルインストール必須
  Rootパスワードが取れなければNG
  リカバリディスクをなんとかヤフオクかどっかで入手しましょうw

という問題だらけw
つまりAppleのブートローダーが腐っているので
本来起動できるはずのLinuxが起動できず
バグプロテクトになっているw
高度なセキュリティありがとうございます。なめんなApple

しかしrEFIndを入れる事によって、USBメモリからLinuxが
ブートできる様になります。
しかも、LegacyBIOSエミュレーション機能もあり
UEFIに対応していないOSも起動できます。
多分、WindowsXPやVista用に開発されたのだと思います。
rEFIndを入れる方法は2つあって

・MacOSX上でRoot権限でマニュアルインストール(スクリプトエラーあり?)
・HDDを外して外部PCでESPパーティションを作り、
 そこにrEFIndを入れる
(・Linuxインストール後はLinux上からrEFIndをいれれる)

という裏技しかありません。
苦労しただろうな・・・


●MacOSXのリカバリ+Root権限
まずRoot権限を取れる必要があります。
つまりインストール時に設定したユーザーとパスワード。
これがないとrEFIndがインストール出来ません。
諦めてネットでリカバリディスクを入手しましょう。
そして再インストール。

Lbuntumacbook2.jpg

●rEFIndのマニュアルインストール
refind-installのスクリプトエラーが出るので
やむなくマニュアルインストールします。
しかしそのやり方はrEFIndのHPに書いてありますので
コピペでOKです。

http://www.rodsbooks.com/refind/installing.html#osx

まず公式rEFIndのHPから別のPCでBinary ZIPをダウンロードします。
え?内蔵Safariは?
ブラウザが古すぎて繋がりません。
で、USBメモリ経由か何かでMacOSXにコピー。
その後、端末から

mkdir /Volumes/ESP
sudo mount -t msdos /dev/disk0s1 /Volumes/ESP
sudo mkdir -p /Volumes/ESP/efi/refind
sudo cp -r (rEFIndのフォルダ)/refind/* /Volumes/ESP/efi/refind/
sudo rm /Volumes/ESP/efi/refind/refind_x64.efi Volumes/esp/efi/refind/refind_aa64.efi
sudo mv /Volumes/ESP/efi/refind/refind.conf-sample /Volumes/ESP/efi/refind/refind.conf
sudo bless --mount /Volumes/ESP --setBoot --file /Volumes/ESP/efi/refind/refind_x64.efi --shortform

フォルダ名が変わっている場合は自分でオートコンプリートで
修正しながらPathを注意して入力してください。
僕の場合はrefind/refindとバイナリファイルが2つ下のフォルダにありました。
そこはオートコンプリートで各自修正して下さい。
で再起動。

sudo reboot

再起動するとHDDからrEFIndのディスクブートローダーが起動して、
MacOSXの他にUSBメモリのLinuxが自動認識しますので
そこから別のOSのセカンドブートローダーを起動できる様になります。
Grubとかアレです。

●MacOSXのパーティションリサイズ
GUIでは出来ませんのでコマンドラインから。
各自試してみて下さい。

http://ikeas.hatenablog.com/entry/20100219/1266602383

ディスクの確認
$ diskutil resizeVolume /dev/disk0s2 limits
パーティションリサイズ
$ diskutil resizeVoluem /dev/disk0s2 30G

で分割。APFSじゃなくなればLinuxでもパーティション操作出来ます。

●Lubuntuのインストール
rEFIndを入れるとUSBメモリに焼いたLinuxが起動できます。
まず本家よりLubutnu18.04.4LTS 32bit版のISOをダウンロードして
USBメモリにddコマンドかRufusで焼きます。
で起動前にMacbookに刺すとrEFIndで認識しますので
選択するとgrubブートローダーが起動して
Lubuntuが起動します。
でインストール。
まずインストール前にWifiにつなぎます。
MacOSXではWEPしか繋がりませんがLinuxの場合普通にWifiに繋がります。
LinuxではAPFSのりサイズに対応していないので「その他」を選び
MacOSXを消すかUSBメモリにインストールするか。
今回はUSBメモリにインストールします。

「その他」を選び、間違えないようにUSBメモリのパーティションを
200MB程度をESPパーティション
残り全部をEXT4で/を選びます。
まあrEFIndがある限りはBIOSエミュレーションでESP無くても起動できますがw
間違えてHDDとMacOSXを消さないようにw
で後は画面下が切れて見えないですが、Tabキーを4回程押して
カンでインストールを選ぶと次に進んで
インストールが開始します。
ここで注意なのが、USBメモリ間のコピーはものすごく時間がかかるので
スクリーンセーバーで画面が消えないようにしましょう。
操作出来ませんw
復旧しません。多分w

で再起動すればインストール完了。
rEFInd経由でLinuxが起動できます。

●まとめ
USBブートもできない、CD-Rブートも出来ない。
HDDのAPFSパーティションをLinuxでいじれない、ブートローダーが腐っている。
非常に危険な機種です。
幸い、Root権限を取れてrEFIndがマニュアルインストール出来たので
LinuxをUSBメモリから起動することが出来ましたが・・・
ぞっとします。
いやん。
でもちゃんとLinuxをブートしてインストール出来ましたので、
軽量Linuxを色々試してみて下さい。
個人的おすすめはAntiX。
Debian系ならまだまだ当分32bitが使えそうですね。
64bitOSはCoreDuoで起動しないので、32bit版を自己責任で。
posted by kapper at 23:03 | Comment(0) | Macbook

2020年06月04日

ジャンク4,500円 Core2Duo Macbook Lubuntu 20.04 デュアルブート インストール その1

Macbook1.jpg

今回はハードオフで売っていたCore2Duo Macbook 2008に
Lubuntu 20.04を入れてみました。
CPU速度は遅いものの、ちゃんとLinuxも使えます。
Core2Duo世代はMacといえど今はジャンク扱いなので
是非Linuxを入れてリサイクルしましょう。

●Core2Duo世代 Macbook
Macbookも古い世代はもう使われていません。
セキュリティーも問題あり、ブラウザも問題あり
ソフトも新しいのは入らない。
すべてがサポートアウトです。
無理に使う必要はありません。

ならばLinux、そして軽量Linuxでデュアルブート。
良いですね。
軽量Linux最強です。

https://wiki.archlinux.jp/index.php/MacBook

しかし壁がありまして、

・UEFI32bitのみ
・OS32bit、64bit対応
・内蔵Wifiが初期は使えない
・APFSパーティションはLinuxからリサイズ出来ない
・i915とNvidiaのGPUを両方持っている。
・爆熱、爆音

インストール時にブートローダーをダウンロードする必要がありますが、
内蔵Wifiが使えません。
有線LANかUSB無線LANが別途必要です。

ACアダプタは純正と互換品がヤフオクやAmazonに大量にありますので、
無くても調達は簡単に出来ます。
深く気にしないで本体を入手しましょう。
それ以外は特に大丈夫なはずです。



●Lubuntuのインストール
UEFI32bitなので、Rufusで焼いてbootia32.efiが必要です。
まずWindowsマシンにLubuntuのISOをダウンロードして
RufusのISOモードでUSBメモリに焼きます。
次にbootia32.efiをググってT100TA用のをGithubから

https://github.com/hirotakaster/baytail-bootia32.efi/blob/master/bootia32.efi

ダウンロードしてUSBメモリの/EFI/bootにコピーします。
それでMacbookで起動できるUSBメモリの完成です。

無事に焼いたらMacbookの電源を落とし「option」ボタンを
押しながら電源をONにします。
MAC HDDとは別にもう一つディスクが表示されるのでそちらを選びます。
Grub2の画面が表示されていませんが、ちゃんと動いています。
Returnキーを押せばそのまま起動できます。

後はそのままインストールすればLubuntuはインストール出来ますが、
諸般の事情でMacOSXが消される標準設計になっています。
LinuxはAPFSのリサイズに対応していないので、
標準設計が上書きインストールのみになります。
「Windowsの領域を変更しインストール」なども表示されません。
「それ以外」を選択してマニュアルインストールだけにしてください。

別のUSBメモリにLinuxを入れる場合はそれも刺して、
最初にネット通信用のUSB-LANカードも刺してください。
ネットに繋がないとgrub-efi-ia32 packageがありません、って出て
ブートローダーがインストールされないので起動できなくなります。
インストール作業のパーティションの選択で
一番下の「それ以外」を選び、
新しくパーティションを作ります。
まずGPTを選び、
・FAT32 GPT /boot/efi boot 200MB前後
・EXT4 GPT / root 残り全部
(追加でSWAP)
の最低2つのパーティション+SWAPを作ってください。
でOKを押すと、USBメモリがFAT32とUbuntuの2つのパーティションに表示されるので
そこにLubuntuがインストールされます。

●MacOSのHDDのパーティションを分割
LubuntuをHDDからデュアルブートしたい人は、
MacOSのパーティションをリサイズして小さくし
そこに
・FAT32 GPT /boot/efi boot 200MB前後
・EXT4 GPT / root 残り全部
の2つのパーティションを作る必要がありますが、
LinuxからAPFSのパーティションのリサイズは出来ません。

まずMacOSを立ち上げて
ディスクユーティリティを起動するんですが、
(「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ディスクユーティリティ」)
何故かパーティションリサイズが終了しません。
調べてみると、

https://medium.com/@genebean/dual-booting-macos-high-sierra-and-linux-mint-4bbc21b830ef

Disable Time Machine automatic backups
Delete local Time Machine snapshots
Shrink your macOS install
Re-enable automatic backups

TimeMachineが邪魔しているらしいです。
Root権限でコマンドラインから設定しないと駄目らしいです。
で、やろうとしましたがジャンクなのでRootパスワードが
わからなかったので保留しました。
関係サイトをみてやってみてください。

●インストール後の内蔵Wifi設定
インストール直後では内蔵Wifiがまだ使えません。
2つのドライバを入れる必要があります。

https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Hardware/HowToSetupBcm43xx

端末から

lspci -vvnn | grep 14e4

するとチップ名が出てきますので、ドライバを入れます。
今回はBCM4322でした。

sudo apt install firmware-b43-installer
sudo apt install bcmwl-kernel-source

それで再起動してください。
Wifiが掴む様になるはずです。
もし駄目ならソフトウェアソースからプロプラドライバを入れてください。

●Nvidia GPUドライバ
Macbookにはi915とNvidiaの2つのGPUがあります。
ソフトウェアソースからプロプラドライバにチェックを入れて
Nvidiaのドライバを入れてください。

●マウス操作
タッチパッドの挙動が少しブレブレなので微調整
設定→Keyboardとマウスで
AccelerationをFast、SensitivityをLowに設定

●爆熱、爆音?
本体が熱を持って、ファンの爆音がうるさいです。
仕方がありません。
まずtlpとPowertopを入れます。

sudo apt install tlp powertop
sudo tlp start
sudo powertop --auto-tune

少ししか変わりません(汗
cpufreq-info -p
で設定を見ると

1596000 1995000 ondemand

となっておりCPUクロックを大きく下げられない様子(涙
CPU設定を低めに設定するか、高めに設定するか。
ondemandを使い続けるか?
悩ましい所です。
CPUクロックが下がった段階で爆音は止まります(汗

●rEFInd
起動時にOptionを押しながら電源を入れれば、
USBメモリからLubuntuを起動できますが、
MacOS側のHDDにrEFIndを入れれば、
GUIで操作できます。
これはまだやっていませんので各Webを参考してみてください。
ブートの優先順位はMacOS側でしか変更出来ないのでご注意を。



●まとめ
ジャンクのCore2DuoのMacbookに
Lubuntuを入れてデュアルブートしてみました。
USBメモリにLinuxを入れるのが手頃でしょうか?
性能が古いのでLXQtが良いかもしれません。
メモリ不足に注意。
Wifiとブートローダーに注意してください。
運用は工夫が必要ですが、ちゃんとしっかり働いてくれます。
是非改造して遊んでみましょう。
posted by kapper at 23:47 | Comment(0) | Macbook
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