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2018年01月18日

開発版 Android-x86 8.1 Kernel4.15RC7テスト その3

Android-x86beta.jpeg

現行のAndroid-x86はKernel4.9LTSですが古いので、
Windowsタブレットのドライバが欲しくて、
ベータ版の最新版を探していました。
掲示板を見ていたら開発版を公開されていたので、
入れてみました。
何故かISOイメージのgrubブート画面が
先頭Debugになってます(ぇ

●Android-x86 Beta
本来は公開されていない開発版ベータですが、
Google+の掲示板のレスに公開されていました。
最新のKernel4.15RC7です。
自作ビルドでしょうか。
最新イメージのKernel4.9LTSはもうドライバが古いので
新しいのを使いたいですがもう少しだけ我慢です。
多分もう少ししたらリリースされるはずです。

でも我慢出来ない人にベータ版。
バグがあるかもしれませんが、自己責任で試してみましょう。
とりあえずノートPCのCF-NX2では起動しました。
他の機種はまだこれから。

ただし、Kernel4.15RC系列は何故か起動しないPCが多いです。
GPD-Pocketとか。
Kernel4.14まで問題なかったので
何か変化点が合ったのかもしれません。
そこは分かっていないのでご注意を。

問題点?
・DEBUGオプションの為、Grub2先頭はエラーが出るかも。
 2番目にして解像度は自分で選択。
・Kernel4.15.RC7が何故かATOMで起動しない。
 原因調査中。
・Corei系のノートPCなどでは動くはず。
 CF-NX2で起動確認。


●Android-x86 ブート
ここからISOファイルをダウンロードします。
後ろから4,5個めにある〜hwc1.isoです。
ATOMでは問題が出るかもしれません。

https://drive.google.com/drive/folders/0B_OFHiIqgpSFTFpkQWc1eXV3ME0

ISOをダウンロードしたらRufusでUSBメモリに焼いてPCに刺して起動。
Grub2の表示画面の2個めを起動。
ノートPCの場合は自分で解像度を指定する必要があります。
こうすればAndroid-x86のLive版が起動するはずです。
Debug版とInstall版はまだ起動確認できていません。


●まとめ
とりあえず起動しました。
grub2のオプションに注意で。
まだ他にも沢山問題があるかもしれません。
ただ、ATOM関係はまだ起動確認できていません。
Kernel4.15RC7側の理由です。
Ubunruは動作確認出来ている機種なので・・・
もう少しテストして様子を見ないと原因までは把握できていないです。
むむむ。
posted by kapper at 20:53 | Comment(0) | Android-x86

2014年03月16日

Android x86使ってみる 独自ビルド Monandroid-x86 テスト編 その2

今日はAndroid x86の独自ビルドのMonadroid-x86を使ってみました。
ライブCDです。


○Monandroid-x86とは
数あるAndroidの独自ビルド版です。
本家Androidx86の対応状況がやや残念な人にお勧めです。


 Conservadroid-x86 は,Android-x86 からの派生です.
 本家よりもオープンソース性や安定性に主眼を置いています.
 Conservadroid-x86 は,全ソースコードが公開され,
 各ライセンスに準拠する限りにおいて,誰でも自由に利活用できます.

 Monandroid-x86 は,Conservadroid-x86 から更に派生した版です.
 Conservadroid-x86 に,クローズドソースの製品を,
 再配布条件など法的問題をクリアにした上でバンドルしています.
 Monandroid-x86 は,(仮に無償版が存在したとしても)
 合同会社もなみ屋の製品として扱われます.
 Conservadroid-x86 に較べ,再配布に制限がかかる場合があります.

だそうです。
無線LANが使えるので困っている人は試してみましょう。

○Monandroid-x86のテスト
ライブCDイメージがありますので使ってみます。
こちらからダウンロードします。

 https://bitbucket.org/monaka/monandroid-x86/downloads

ISOイメージをダウンロードしましたら
インストールするなりLiveCDでも活用できます。
今回は実機で試してみました。
起動するとブートメニューが出ますので選択します。
OSをインストールする前に必ずLiveCDで試してみて下さい。
一回ディスプレイドライバが表示できませんでしたので
VESAモードでも試してみて下さい。


Androidが無事起動しましたら、無線LANの設定をしましょう。
ブラウザが使える様になるはずです。
後はアプリの関係ですがまだ良くわかりません。
うまく使えると良いですが。

VirtualBoxでも試してみました。
無事動作します。

○まとめ
一応動作しました。
実用には色々とまだ改良が必要かもしれませんが。
興味のある方は是非使ってみて下さい。
posted by kapper at 17:42 | Comment(0) | Android-x86

2011年11月25日

Android x86使ってみる インストール編 その1


Kapperです。
先日のFlashで作成しましたAndroid x86を
ベースにドキュメントとして文章で記録を残す事にします。
細かい所は此方のFlashを見て頂ければと。

 Android x86インストール

●Android x86とは
AndroidはLinuxカーネルベースで非常に軽量なGUIを持つ
スマートフォン向けOSとして開発されました。
96MBのメモリの最小スペックで動作し、
スペックの小さな端末でもそれなりに動作するのが特徴です。
ソースコードが公開されているのも特徴で、
x86用には2.3までが現在ISOファイルとして公開されております。

●Android x86の使い方
Android x86のHPでは、
CDイメージとして有名なISOファイルにて公開されており、
CDを焼き付けて起動させれば動作します。
下記のサイトからISOファイルをダウンロードしましょう。

 Android-x86 Project

今回の対象ファイルはandroid-x86-2.2-generic.iso です。
まずisoファイルをダウンロードしまして、CDに焼き付けます。
CDライターはImgBurnを使いました。
CDからブートしまして、メニューの上二つから起動させます。
上が低解像度で下が高解像度です。
下は何故かもっさりなのでまず上の低解像度で起動します。
で、日本語化します。

 Setting → Locale&Text → Japanese

にて日本語設定に切り替えます。
ついでにキーボードもJapaneseに変えておきましょう。

それで後はネットワークに接続。
問題なければ有線LAN、無線LANが繋がるはず。
LANが繋がるかどうかはドライバ次第なので環境によっては動作しません。
運よく繋がりましたらネットに繋いで見ましょう。
ひとまず一連動作するかどうか動作確認します。

●HDDへのインストール
再び再起動しまして、CDブートします。
今度は一番下を選びましてインストールします。
デュアルブートも可能なんですが、ここはHDDをExt3にフォーマットして
入れなおすのが確実かと思います。
で、ブートローダーにGLUBをインストール。
インストール終了の画面が出ましたらCDを抜いて再起動します。
多分無事Androidが起動したはずです。

●まとめ
インストールは簡単ですが、ドライバの動作是非がありますので
事前確認するべきかと思います。
後、ブラウザは高速ですがダイヤログとか出ると急に遅くなります。
Youtube動画もフレーム落ちします。
実用的に今ひとつでしょうか?
これからAndroid3や4のソースコードが開示されましたので
順次移植されるかと思います。
ゆっくり楽しんでみましょう。
posted by kapper at 04:30 | Comment(0) | Android-x86
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