にほんブログ村 IT技術ブログへ
にほんブログ村

Linux ブログランキングへ

2018年01月14日

1990円(税送料別)ジャンクWindowsタブレット #DG-D08IW Ubuntu17.10.1インストール その1

d08iw.jpeg

ドスパラで売られているDG-D08IWが
Windows10ドライバ不具合で格安ジャンクで
売られていましたのでUbuntu17.10.1を入れてみました。
Windows10上のドライバの問題なので
Linux上には影響がありませんでした。




●DG-D08IWとWindows10 Fall Creators Updateバグ
Windows10 Fall Creators Updateの際に
タッチスクリーンのドライバが動かなくなるらしく。
ジャンク扱いで格安で売られていました。
恐らくソフトウェアの問題でハードは影響ないかな、と。
Windowsをサポートする以上は商品にはならないかもしれません。
非公式とは言え動作するLinuxでリサイクルしましょう。
スペックはこちら

OS Windows 8.1 with Bing(32ビット)
CPU Atom Z3735F(1.33GHz)
GPU インテル HD グラフィックス(CPU内蔵)
メモリー 2GB
ストレージ 16GB eMMC
光学式ドライブ なし
カメラ フロント200万画素、リア200万画素
センサー GPS、加速度センサー
ディスプレー 10点マルチタッチ対応8型ディスプレー
 (1280×800ドット)
インターフェース microUSB、microHDMI、microSD
 /SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドフォン×1
通信機能 IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0+HS
サイズ/重量 約幅213×奥行127.96×高さ8.6mm/約345g
連続駆動時間 約6.1時間

1990.png

元々Windows8.1の製品にサポート外で
Windows10を入れたのでしょうか。
まあそれなら仕方がないかな・・・
Windows10はローリング・リリースなので、
アップデートをした瞬間に突然死するリスクが
出てきたと言えるでしょう。怖いね。
まあこれはLinuxでも珍しくありません。
どこまでテストしてサポートするかが課題。

d08iw2.png

Linuxはドライバは主にMainlineKernelによりますので
ドライバやバグがあったり無かったりは日常茶飯事。
そのためにLTS Kernelがあって長期サポートしています。
選択の自由がある訳です。
自己責任で是非賢い選択を。

この機種の問題点はSSDが16GBしかない所です。
殆どがWindowsが占めています。
Windowsが12GBで
残り4GBが空き容量。
その他はブート領域でしょうか?
Ubuntuのインストーラーは標準5GBを要求しますので、
デュアルブートしたくてもWubiも標準ISOも使えません。
ギリギリ削って入れようとするとシステム容量まで食って
BIOSから両OSが起動しなくなります。
ほんの僅か開けておく必要があります。
やっちゃいました。危険です。

1.Windowsを全部消して15GBをLinuxに割り当てる
2.LiveイメージからGpartedを起動して、
 容量を3GB前後パーティションを確保する。
 その後、容量の少ないLubuntuなどをマニュアルで
 パーティションを設定していれる。
3.USBメモリなど外部ストレージに入れる

の3つの方法があります。
ご注意を。

●Ubuntu17.10インストール
まずは本家HPよりISOをダウンロード
USBメモリにRufusかddコマンドで焼きます。
その際、bootia32.efiのファイルを拾ってきて、
/EFI/boot/にコピーして保存しておきます。
こうしないとUEFIからUSBメモリが認識しないです。

で、MicroUSBにUSBHUB、キーボード、マウス、
USB-有線LANかUSB-無線LANとUSBメモリを繋いで
「ESC」キーを押しながら電源を入れると
UEFI画面が起動しますので、セキュアブートをOFFにします。
各パーティションからブートするか選択出来ます。
もちろん最初はUbuntuを入れたUSBを選択して起動します。

インストーラーが無事起動したら、USB-有線LANで
ネット接続確認。
その後はインストールは通常通り。
今回は不具合のあるWindows10は全部消しました。
ネットに繋がないとgrub-efi-ia32のパッケージはISOになく
インターネット経由からしか落とせません。
まあ後から入れる事も出来ますが、ブートローダーは
CUIで起動して手入力になります。面倒。

デュアルブートする際はOSを消さないよう注意。
容量が少ないのでマニュアルで設定しないと消されます。
アップデートなど細かい話はインストールした後でも大丈夫
再起動すればブートします。
簡単です。

●初期設定
まずタッチスクリーンの回転方向が180°逆になっています。
戻す必要があります。
今の所、キーボードとマウス必須です。
それ以外は良さそうな予感がしていますが、
まだ分かっていません。
一応一回ログアウトしてWaylandからXorgに切り替えておきます。

●Linuxドライバ情報

●まとめ
ジャンク格安で購入しましたが普通のWindowsタブレットです。
とりあえず動きました。
ジャンクにも色々ある訳で必ず動く訳ではありません。
ちゃんとテストして動作報告あって初めて動く訳です。
その動作チェックの為にあえて購入しました。
結果は超お買い得でした。
そのうちバレると無くなるかも。先駆者利益w
ハードウェアに支障が無ければWindows側に問題あっても
Linuxには関係ありませんでしたね。
容量が16GBと少ない機種はデュアルブート危険なので注意を。
どうせ格安なんで割り切ってWindows10は消しましょう。
過去のバージョンはともかくUbuntu17.10は良好です。
タッチスクリーンが使えないのが課題ですね。
是非Linuxでリサイクルしてみましょう。
posted by kapper at 11:31 | Comment(2) | DG-D08IW
にほんブログ村 IT技術ブログへ
にほんブログ村

Linux ブログランキングへ