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2018年02月08日

5980円OS無し中古 Cherry-Trail Windowsタブレット DELL Venue10PRO 5056 #openSUSE Leap15.0Beta インストール その3

Leap.jpeg

今日はCherry-TrailのWindowsタブレットに
openSUSEのLeap15.0Betaをインストールしてみました。
LTS Kernelの安定版狙いということで、
Tumbleweedにあった強烈なバグが無くなって
無事起動できる様になっています。
タブレットではATOMの仕様上でKernelが
新しい方が良いのでそちらを使ってみましょう。

●openSUSE Leap15.0 Beta
やっと出たKernel4.14LTSのopenSUSEです。
ベータ版ですが、Tumbleweedより安定しています。
ATOMで使う場合、バグの問題でKernel4.14を使うと良いです。
デバイスに強いです。
注意点を下記に。

・重量級ディストリです。
・安定版のベータです。まだバグはあるかも。
・ダウンロードが本家のサーバに集中しているため遅い
 インストールに相当時間がかかる
・USBブートした際にデバイスのチェックで時間がかかる。
・Kernelが新しいので色々なデバイスでも使える
・openSUSEのGUIツールが使える
・USBメモリの/EFI/bootパーティションの容量が少なすぎて
 bootia32.efiがコピー出来ない。何かを消さないと
 UEFI32bitのデバイスで起動できない(怒
・openSUSEのインストーラーは確実(嘘)に他のOSを消しに来ます(怒
 WindowsやUbuntuなどを消すように要求してきますので
 まずopenSUSEをインストールしてからUbuntuなどを入れましょう。
・UEFI32bit機には基本サポート外です。
・まだリスクありますので自己責任で

インストールにやや時間がかかるので
回線切れと電池切れに注意です。
まあWindowsタブレットでopenSUSEを使おうと思ったら
選択肢がないので諦めるしかありません。
是非使ってみましょう。

●openSUSE Leapインストール
サポートされているのは本家のHPリンクだけです。
ISO全体ファイル、ネットインストールISO、
Kubic DVD/USB Stickの3種類あるけど
どれもとても容量が大きい上に、本家サーバに集中しているので
ミラーサーバを使いましょう。

まずISOをダウンロードしたら、WindowsならRufusで
USBメモリに焼いてタブレットに刺して起動させます。
で、MicroUSBかUSBににUSBHUB、キーボード、マウス、
USB-有線LANとUSBメモリを繋いで
「ESC」キーを押しながら電源を入れると
UEFI画面が起動しますので、セキュアブートをOFFにします。
設定出来る所が殆ど無いので、
再起動したら「F12」を長押しすると、
各パーティションからブートするか選択出来ます。
もちろん最初はopenSUSEを入れたUSBを選択して起動します。

Grubが起動したら特にオプションを付けずに起動。
とても時間がかかるが放置で。
インストーラーが起動したら、
インストールは通常通り。
インストール前に一応無線LANもしくはUSB有線LAN設定して
インターネット出来る様にしておきましょう。

インストーラーでブートローダーまで入れてエラーなければ再起動。
ここまで進んで初めてタブレットだけでopenSUSEが起動します。
ここまでではエラーはありません。すごいね。
最近のKernelは驚きです。

●初期設定その他
色々と初期設定

・ユーザー設定で自動ログイン
・PowertopやTLP設定

●不具合
openSUSEではなく主にMainline Kernelからみ

・BluetoothはNG
・SoundはNG
・画面回転は一応
・GPUはOK
・タッチスクリーンはOK
・バッテリーセンサーはOK
・カメラはNG

●まとめ
いつかは即死するTumbleweedと比べるとLeapは良いです。
クリティカルなバグが無くなりました。
もうTumbleweedは使いません。
Kernelさえ新しければopenSUSEでもタブレットで動きます。
今の所、大きな問題はないです。
是非使ってみましょう。

しかし、UEFI32bitの方をなんとかしないと
安いタブレットでは動けません。
CUIコマンド入力でなんとかなるんですけど慣れるまで手間。
重量級ディストリです。
Kernelが新しくなってCherry-Trailでも
やっと実用的になりつつあります。
是非使ってみましょう。
posted by kapper at 23:33 | Comment(0) | Dell Venue10pro 5056

2017年11月04日

5980円OS無し中古 Cherry-Trail Windowsタブレット DELL Venue10PRO 5056 #openSUSE Tumbleweedインストール その2

OT.jpeg

今日はCherry-TrailのWindowsタブレットに
openSUSEのTumbleweedをインストールしてみました。
夏頃まであったバグが無くなって
起動できる様になっています。
タブレットではATOMの仕様上でKernelが
新しい方が良いのでそちらを使ってみましょう。

●openSUSE Tumbleweed
ローリング・リリースのopenSUSEです。
たまに不具合が出ます。
最新のMainline Kernelを持っているので
デバイスに強いです。
注意点を下記に。

・重量級ディストリです。
・ローリング・リリースの為、バグを拾いやすい
・ダウンロードが本家のサーバに集中しているため遅い
 インストールに相当時間がかかる
・USBブートした際にデバイスのチェックで何故か一時間以上かかる。
 フリーズしていないかEnterキーを押してチェックしながらゆっくり待つこと
・Kernelが新しいので色々なデバイスでも使える
・openSUSEのGUIツールが使える
・USBメモリの/EFI/bootパーティションの容量が少なすぎて
 bootia32.efiがコピー出来ない。何かを消さないと
 UEFI32bitのデバイスで起動できない(怒
・openSUSEのインストーラーは確実(嘘)に他のOSを消しに来ます(怒
 WindowsやUbuntuなどを消すように要求してきますので
 まずopenSUSEをインストールしてからUbuntuなどを入れましょう。
・UEFI32bit機には基本サポート外です。
・リスクありますので自己責任で

Debian Sid相当でしょうか。
回線切れと電池切れに注意です。
色々な理由があってインストールにとても時間がかかりますが
フリーズしていませんので気長に待つしか。
まあWindowsタブレットでopenSUSEを使おうと思ったら
選択肢がないので諦めるしかありません。
是非使ってみましょう。

●openSUSE Tumbleweedインストール
サポートされているのは本家のHPリンクだけです。
ISO全体ファイル、ネットインストールISO、
Kubic DVD/USB Stickの3種類あるけど
どれもとても容量が大きい上に、本家サーバに集中しているので
ミラーサーバを使いましょう。
今回はローリング・リリースなので
ネットインストールISOを使いました。

まずISOをダウンロードしたら、WindowsならRufusで
USBメモリに焼いてタブレットに刺して起動させます。
で、MicroUSBかUSBににUSBHUB、キーボード、マウス、
USB-有線LANとUSBメモリを繋いで
「ESC」キーを押しながら電源を入れると
UEFI画面が起動しますので、セキュアブートをOFFにします。
設定出来る所が殆ど無いので、
再起動したら「F12」を長押しすると、
各パーティションからブートするか選択出来ます。
もちろん最初はopenSUSEを入れたUSBを選択して起動します。

Grubが起動したら特にオプションを付けずに起動。
とても時間がかかるが放置で。
インストーラーかLiveDVDが起動したら、
インストールは通常通り。
インストール前に一応無線LANもしくはUSB有線LAN設定して
インターネット出来る様にしておきましょう。

インストーラーでブートローダーまで入れてエラーなければ再起動。
ここまで進んで初めてタブレットだけでopenSUSEが起動します。
ここまでではエラーはありません。すごいね。
最近のKernelは驚きです。

●初期設定その他
色々と初期設定

・ユーザー設定で自動ログイン
・PowertopやTLP設定

●不具合
openSUSEではなく主にMainline Kernelからみ

・BluetoothはNG
・SoundはNG
・画面回転は一応
・GPUはOK
・タッチスクリーンはインストール後はOK
・バッテリーセンサーはOK

●まとめ
クリティカルなバグが無くなりました。
Kernelさえ新しければopenSUSEでもタブレットで動きます。
しかし、UEFI32bitの方をなんとかしないと
安いタブレットでは動けません。
CUIコマンド入力でなんとかなるんですけど慣れるまで手間。
後、GNOMEやKDE使うと4GB以上で2000パッケージ以上もあり
ダウンロードに果てしない時間がかかります。
もうちょっと配慮があっても・・・。
重量級ディストリです。
Kernelが新しくなってCherry-Trailでも
やっと実用的になりつつあります。
是非使ってみましょう。
posted by kapper at 07:02 | Comment(0) | Dell Venue10pro 5056

2017年10月24日

5980円OS無し中古 Cherry-Trail Windowsタブレット DELL Venue10PRO 5056 Ubuntu17.10インストール その1

Venue505_Ubuntu.jpg
4980円タブレットの次は5980円Windowsタブレットです。
Yahooショップで買いました企業リースアップ品と推定される
Venue10PRO 5056にUbuntu17.10をインストールしましたので
ブログのネタにします。
一応後継機のCherry-Trailです。凄いです。
こちらもopenSUSEを頑張っていたのですが、
インストール後の起動で動きませんでしたので
ひとまず断念して仕切り直しする事にしました。
もう売り切れで売っていませんので問い合わせしないで下さいね。
そちらは返信しません。

●Venue10PRO 5056
中古のOS無しでした。
多分、リースアップ品かと。
Cherry-Trailはまだ現役機種なので超お得でした。
速攻で売り切れてなくなりましたw
Surface3やGPD-Pocketに相当品です。
仕様は似ている様に見えますが、
UEFI64bitなので前回とは中身が根本的に異なります。
企業リースアップが3年間なので、この手のはこれから
出てくるかと思っています。
OS無しでWindowsが使えなくても、Linuxを入れれば問題ない
ので是非使いこなしていきましょう。

スペックは

CPU:Atom x5-Z8700
GPU:HD Graphics
UEFI:64bit
ディスプレイ仕様:10.1インチ液晶パネル
ディスプレイ解像度:1920×1200ドット
Wacomタッチスクリーン
メインメモリ容量:4GB
ストレージ:容量64GB,128GB
3G/LTE通信機能:非搭載
無線LAN:IEEE 802.11ac対応
Bluetooth:4.1
センサー:未公開
外側カメラ:800万画素
内側カメラ:200万画素
バッテリー容量:32WHr
サイズ:262.6(W)×175.8(D)×9.85(H)mm
重量:約662.1g

キーボードは無しでした。
CPUがCherry-TrailのUEFI64bitですが、
Ubuntuなど最近のKernel4.13以降なら問題ないかと。
タッチスクリーンなど問題なく動作しています。

●Ubuntu17.10インストール
今回はまっさらにUSBメモリからインストールします。
まずUbuntu17.10のISOをWindowsならRufusかなにかで
USBメモリに焼きます。
UEFI64bitなのでどんなディストリもKernelバージョンに
気をつければなんとかなりそうな。

で、MicroUSBかUSBににUSBHUB、キーボード、マウス、
USB-LANとUSBメモリを繋いで
「ESC」キーを押しながら電源を入れると
UEFI画面が起動しますので、セキュアブートをOFFにします。
設定出来る所が殆ど無いので、
再起動したら「F12」を長押しすると、
各パーティションからブートするか選択出来ます。
もちろん最初はUbuntuを入れたUSBを選択して起動します。

Grubが起動したら特にオプションを付けずに起動。
インストーラーかLiveDVDが起動したら、
インストールは通常通り。
インストール前に一応無線LANもしくはUSB有線LAN設定して
インターネット出来る様にしておきましょう。

インストーラーでブートローダーまで入れてエラーなければ再起動。
ここまで進んで初めてタブレットだけでUbuntuが起動します。
ここまでではエラーはありません。すごいね。
最近のKernelは驚きです。

●Ubuntuドライバなど?
一応ログを取ってみました。

Linux_Dmesg
http://kapper1224.sakura.ne.jp/dmesg_venue10pro5056.txt

Linux_lshw -sanitize
http://kapper1224.sakura.ne.jp/lshw_venue10pro5056.txt

Linux_xinput
http://kapper1224.sakura.ne.jp/xinput_venue10pro5056.txt


●openSUSEはどうだった?
とりあえずコメントまで。
UEFI64bitなので一応起動してインストールまで進みます。
WacomタッチスクリーンはKernel4.4から対応
内蔵無線LANなどはもちろん起動しないので、USB-LAN。
でGPUはnomodesetでOFFに。
で一応インストール終了しましたが、
再起動すると途中でエラーが出てログイン出来なく
立ち上がらなくなったので断念。
Cherry-Trailの関係上、Kernelが古くて
Kernelが4.4なので機能的に殆ど対応していないのかも。
まあ、一旦保留します。

●まとめ
こんな良いものは中々入手難しいですね。
Wacomのペンタブレット対応がポイント高いかもしれません。
Kernelのバージョンに注意ですが、
ubuntu17.10のKernel4.13なら問題なく使えています。
流石にCherry-TrailはopenSUSEのKernelでは無理だったか
Surface3とGPD-WINのKernelパッチの影響で
この機種もKernel4.13で完成に近いです。凄い。
現在は中古は入手出来ませんので
まあSurface3やPhonon2とかが代替えになるかと。
ちょっと高いかもしれませんがそちらをどうぞ。
posted by kapper at 01:21 | Comment(0) | Dell Venue10pro 5056
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