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2018年09月26日

ATOMスライドキーボード #Portabook XMC10 バグ対策 openSUSE tumbleweed 180924 テスト その5

Portabook180926.jpg

PortabookでopenSUSEが無事動いていますのでブログにします。
GPD-Pocketでもそうですが、Z8700シリーズで
まともにLinuxが映らなくて困っています。
GPU関係のBlackscreen問題ですが、
この機種だけはnomodesetにしても映らないので、
操作しようがないのでどうしよう、
という所でopenSUSEを一旦使用しています。
難しいね、この機種は。



●PortabookとopenSUSE Tumbleweed 180924
上記に書いた通り、PortabookはBlackscreenのバグで
殆どのディストリの画面が表示されない状態です。
困っています。
仕方がないので、探していると
openSUSEのTumbleweedが普通に起動しました。
Live版を使っています。
インストールする際にはWindows毎削除されるのでご注意を。

既存の問題としては

・液晶画面が映らない
・GPUをOFFにしても映らない
・ディストリのバーションを変えても映らない
・原因が特定出来ていない

という所の機種限定の状況です。
GPD-Pocket用のRespinを使ってもNGです。
困ったな。
openSUSEだけはGPU-Pocketでも普通に表示されるので
何らかの微調整が入っていると思います。
Portabookで今の所、唯一安定しています。

Live USB版をダウンロードして試しています。
RufusかddコマンドでUSBメモリに焼きましょう。
Wifiも繋がります。
アプリを追加する課題はあれどサブOSとしては問題ないかと。
Portabookは内蔵ストレージの余裕が全く無いので・・・
一応動作確認。

●まとめ
少しづつ調べていますが、Blackscreenの原因が分かっていません。
動くディストリがあるという事は、手段はあるはずですが。
Portabookは容量が少ないので小さく入れられるOSが
運用の鍵にもなるのでまだ調査が必要です。
ううん、良く分からない。



posted by kapper at 06:39 | Comment(0) | PortaBook

2018年06月09日

ATOMスライドキーボード #Portabook XMC10 バグ対策 Xubuntu18.04+安定化インストール設定 その4

Portabook2.jpg

Xubuntu18.04をクリーンインストールしました。
ポータブックでUbuntuがやっと安定化しましたので
ブログにネタにします。
Atom関係の複合バグ祭りで大変でした・・・
これ安いんでユーザー多いかも。

●PortabookとUbuntu
細かい事は前回までのブログで記載しましたので割愛。
今回は削除出来る事を前提にWubi for Ubuntuを使いました。
まあ「nomodeset」にしてGPUをOFFにすれば起動出来るので
最悪の状態はなんとか出来るはず。
確認出来ている不具合が、

・Kernel4.13、4.16関係blackscreenバグ
・GDMのGPUバグ⇒grubの「quiet,splash」削除
・GnomeのGPUバグ⇒Gnome以外のWM
・Gnomeの5秒レジュームバグ⇒最悪GPUをOFF
・Waylandのバグ
・Generic 105キーアサインのバグ
 ⇒ひとまずGeneric 101−Key。
  fcitxもかなり怪しいのでibusにしましょう
  念の為、キーボードアプリケーションショートカットを削除
・Bluetooth、音声はドライバNG。Wifiは使える
・Windowsとのデュアルブートで容量が最大6GBまで。
 ⇒sudo apt upgradeなどすると容量オーバーで起動せず
・sudo apt upgradeするとバグ復活?
 ⇒対策案が思いつきません。
  ひとまず蓋を締めてレジュームして画面をOFFにしてから
  蓋を開けて電源を軽くONに2回ほど繰り返すと表示できています。
  つまりGDMログインマネージャーのGPUバグ?

これマジで辛いっす。
Ubuntu17.10と18.04で再発します。
Ubuntu17.04ではバグ出なかったはず?
環境は非GnomeのXubuntuかLubuntuを推奨します。
Windowsとデュアルブートすると容量が厳しいので、
apt upgradeで容量オーバーして死にます。
小さいWMにしましょう。

●インストール
死んだときにすぐ戻せる様にWubiを使いました。
環境が安定するのを確認するまではapt upgradeしないように。
HakunaさんのGitからwubi for Ubuntuをダウンロード。
ISOファイルはLubuntuかXubuntuを選びます。
容量は最大6GBまでしか確保出来ていません。
USBメモリにWubiとISOを置いてダブルクリックでインストール。

再起動したらそのままブートせずに必ず
「ESC」してIntel Graphics Modeを選択します。
「i915.modeset=0」オプションです。
これでGPUをオフにしないとなんと5秒レジューム+ブラックスクリーンバグが
インストール作業中にヒットして最悪Ubuntuが壊れますw
なんて恐ろしい現象。
実際になりました。

インストールが完了しましたら再起動。
i915.modeset=0かnomodesetすれば普通に起動するはず。
ここ要注意。
GPUオプションは簡単に変更できます。

まず起動したら、
自動ログインに設定。
メニュー⇒設定⇒ユーザーとグループで
ログイン時にパスワードを設定しないにします。
これでバグってもenterキーだけでXFCE4がログイン出来ます。

次はキーアサインの変更。
メニュー⇒設定⇒キーボード⇒レイアウト
で「システムデフォルトを使用する」を外して
キーボードモデルをGeneric 101−Key PCに設定。
念の為、キーボードアプリケーションショートカットを全部削除。
コレ重要。
次にNumLockの状態を記憶するを外します。
NumLockキー無いんだよね。

次にGrubブートローダー
GDMのGPUバグ⇒grubの「quiet,splash」削除します

sudo nano /etc/default/grub

で「quiet,splash」削除します。
保存したら

sudo update-grub

で更新。
一応

日本語環境が入っていないので、入れます。
メニュー⇒言語サポート⇒キーボード入力に使うIMシステム
⇒fcitx
個人的にはiBusを使います。

●まとめ
バグが復活するのでapt upgradeは止めましょう。
当面様子見しましょう。危険。
まあ最悪i915.modeset=0で起動できますけど。
Kernelのバージョンチェックはこれから行いますかな?
どこからバグを拾っているのかまだ特定出来ていませんが、
バグの範囲が広すぎてUbuntuだけでなくLinux全体の問題です。
ご注意を。
まだ分かっていないです。
posted by kapper at 23:23 | Comment(0) | PortaBook

2018年06月07日

ATOMスライドキーボード #Portabook XMC10 Blackscreenバグ対策 Xubuntu+Kernel4.15.18 その3

Potabook.jpeg

PortabookでLinuxが動作しないの続きです。
先日のLiveイメージでおおよその当たりが付きました。
Ubuntuをアップデートして動作確認しました。
大変でした・・・

●PortabookとLinuxバグ
色々な人から報告ありましたblackscreenバグを
攻略しました・・・辛かった。
画面が真っ白になるアレです。
GPUの画面表示だけが問題で中ではちゃんと起動していますw

・Kernel4.13、4.16関係blackscreenバグ
・GDMのGPUバグ
・GnomeのGPUバグ⇒Gnome以外のWM
・Gnomeの5秒レジュームバグ
・Waylandのバグ

が重複してヒットしておりとんでもない状態w
まずgrub画面で「nomodeset」すると普通に起動するので
Intel AtomのGPU関係バグであることは間違いありません。
まずnomodesetで起動して設定し直します。

1.kernel4.13、4.16のバグ
MainlineKernelから4.15.18をインストールします。
詳細は割愛しますが、ここからAmd64のgenericをダウンロード

http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/v4.15.18/

ホームフォルダなどへファイラーでコピーしたら

sudo dpkg -i linux-*

でインストールします。

2.GDMのバグ
grub2のブート画面で「quiet splash」を外します。
端末から

sudo nano /etc/default/grub

で「quiet splash」を削除して保存

3.GnomeのGPUバグ
Gnome以外のWMを入れます。
XubuntuとかLubuntuとか推奨
端末から

sudo apt install xubuntu-desktop

でログアウトしてxubuntuに切り替えます。
もちろんWaylandは外しておきましょう。
Gnome以外ならOKなはず。


多分コレだけで動くはず。
他にも設定ありますが、効果無かった気がしています。

それでも画面が真っ白になる人は、
一回蓋を締めてキーボードに軽く押し付けたあとに
数十秒待ってレジュームで画面のバックライトが消えたら
蓋を開けて電源ボタンを軽く押して
再稼働すると映ります。2回位?


●まとめ
とても大変でした。
Liveイメージで当たりを付けたので予想できましたが・・・
GPD-WINみたいにKernel4.9LTSを入れてみましたが、
ポインターが動かないのでKernel4.15.18にしました。
Kernel4.16と4.17は各自でテストしてみて下さい。
その際にはlibssl1.1が必要になるのでググって下さい。
Gnomeを外してKernelを変えれば動くはずです。
Ubuntu17.10とか使っている人は特に注意。死版ですw
posted by kapper at 22:58 | Comment(0) | PortaBook

2018年06月06日

ATOMスライドキーボード #Portabook XMC10 Android-x86 各種Linux Liveイメージ動作テスト その2

PORTABOOK1 .jpg

PortabookでLinuxが動作しないという情報が相次いだので
Liveイメージで動作チェックしてみました。
「nomodeset」では普通に起動します(一部起動しない)ので、
Kernel関係のGPUのバグと推定します。
あくまでLiveイメージのテストなので
インストール後の環境はテストしていません。

●PortabookとLinux
GPD-Winと類似した構成でそこそこ安定していますが
Atomのバグは存在します。
動作確認です。

・公式Android-x86 × kernel 4.9
・EXTON Android-x86 2017年1月 ◎ kernel 4.4.40
・Ubuntu17.10 ◎ kernel4.13
・Ubuntu18.04 ◎ kernel4.15
・openSUSE Leap 15.0 beta ◎ kernel4.12
・openSUSE Leap 15.0 gnome × kernel 4.12
・openSUSE Tumblweed gnome 18/2/25 ◎ Kernel4.15.6
・openSUSE Tumblweed gnome 18/5/23 × Kernel4.16
・Fedora 27 Gnome × kernel4.13
・Fedora 28 KDE × Kernel4.16

AtomのGnomeバグ?を除けば何か共通点が見えてくるでしょうか?
それにしてもUbuntuは優秀だなぁ。流石・・・
posted by kapper at 22:02 | Comment(0) | PortaBook

2017年10月09日

ATOMスライドキーボード #Portabook XMC10 Wubi+Ubuntu17.10 インストール その1

Portabook.jpg

突然ですが、ホタブックを購入しました。
じゃんぱらで14,800円+送料でした。
キングジムの例のアレです。
ATOMでCherry-Trailで心配でしたが、
Surface3とGPD-WIN,GPD-Pocket相当のスペックです。
Ubuntu17.10ならドライバ等も問題なく動作します。
意外と良品でした。



●Portabook
キングジムから発売された入力パソコンです。
中華タブレットにキーボードを付けただけ
みたいなローエンドながらも10万円の定価で失敗した機種です。
今なら中古で14800円前後と安いのでおすすめ。

・8インチ液晶(画質悪い)
・A5サイズ
・キーボード、トラックポイント
・UEFI64bit
・メモリ2G、ストレージ32GB
・HDMI、VGA付き
・MicroUSB 5V電源
・重量830g
・Windows10 HOME
・Atom X7-8700 1.6GHz

まさに中華パッド(違
商業的には失敗しましたが僕はこのサイズ大好きです。
ストレージが厳しいんで、Linuxデュアルブートには手強いです。
UEFI64bitなのでどんなLinuxディストリでも一応対応。
ディストリのKernelのバージョン次第ですが。
価格設定で無茶しなければ、売れたかもしれません。

●Wubi for Ubuntu17.10
Ubuntu17.10は64bitOSのみ対応です。
つい先程、HakunaさんがWubiの
最新バージョンをリリースして頂きました。
本家Ubuntuには無いですが、かなり高機能です。
Windowsを消したくない人は使ってみましょう。

https://github.com/hakuna-m/wubiuefi/releases

Supported features:

Version 17.10 with automatic download.
Ubuntu (64 bit only), Kubuntu (*), Lubuntu, Ubuntu Studio, Ubuntu MATE, Xubuntu, Ubuntu Kylin, Ubuntu Budgie
various distros/versions with manual download (desktop environments "Wubi", "Wubi EFI", "Wubi MD5", "Wubi gz", "Wubi SHA256")
UEFI (64 bit + 32 bit), legacy BIOS
Fast Startup and Hibernate
Secure Boot
Parted 3.2
MMC + NVMe devices
package lupin-support (for Lubuntu and Ubuntu Studio)
disk sizes > 30 GB

まずは起動時に「ESC」を押してUEFI画面を表示し
セキュアブートをOFFにします。
次にWubiページから、wubi1710r326.exeをダウンロードします。
その後、Ubuntu本家から好きな17.10 ISOファイルをダウンロードして
同じフォルダーにコピーして置いておきます。
あとは、EXEファイルを実行するだけです。
必要な項目は各自選択します。
容量が11GBまでしか確保出来ないので注意。

再起動するとUbuntuのインストーラーが自動起動します。
UEFI64bitなので変更は不要です。ありがたい。
そのままインストール。
一瞬画面が乱れますが、トラブルなどはありません。

インストールが終わりますと、再起動。
この際にUEFIのデフォルトのブートがWindowsになっているので
このままだとUbuntuが起動しません。
起動時に「ESC」を押してブートローダーを
Ubuntuを先頭にするか、Ubuntuから起動します。
するとGrubが起動してUbuntuが動作します。
Bluetoothが動いていないかな?
動作には問題なさそうです。

●動作状況
・CPU関係:問題なし
・無線LAN:自動認識
・GPU:自動認識
・Bluetooth:認識せず
・バッテリーセンサー:自動認識

●Android-x86
Android-x86も問題なく動作しました。
マルチブートするとこれも便利です。

Android-portabook.jpg

●lshw
まとはらさんからご依頼がありましたので、
sudo lshw -sanitize
してログをテキストファイルで保存してみました。

http://kapper1224.sakura.ne.jp/portabook-lshw.txt


●まとめ
Ubuntu17.10だと問題なく起動します。
Kernelの進化はすごいですね。
ちょっと前までCherry-TrailはGPD-WINで大変だったのに・・・
タッチスクリーンがなければUbuntuも侮れません。
コンパクトなミニノートです。
でもこれは中身は中華パッド(ぉぃ
Andorid−x86も問題なく動作しますので、
是非色々なOSを動かして遊んでみましょう。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

キングジム ポータブック XMC10
価格:28500円(税込、送料無料) (2017/10/10時点)


posted by kapper at 19:14 | Comment(0) | PortaBook
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