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2020年04月02日
Android 改造に失敗して文鎮化してしまったスマホ、タブレットの復旧方法 その3
今回は文鎮化したAndroidタブレット、スマホの
復旧方法をブログにします。
主に改造に失敗して焼いてしまった場合です。
良くやりますね。
この前、フリックさんから質問があったのでブログに残しておきます。
●文鎮化の復旧
度合いにもよりますが、Android焼きミスした場合に
復旧する方法をブログに残しておきます。
色々な人がブログに書いて公開されていますので
そちらをググって調べてみても良いです。
まず調べるしかありません。
事例として、
・ROMを焼きミスった
・起動しなくなった
・カスタムBootloaderを消してしまった。
・TWRPでストレージを消してしまった。
・焼いている途中で固まった。
などなど
直る場合と直らない場合があります。
直る場合として、Androidの電源を入れる際に
音声小の下側ボタン+電源ボタンを押しながら起動すると
いつものドロイド君の画面のFastbootモードで起動するか否かです。
この画面が起動出来ればなんとか復旧出来ます。
何故ならfastbootコマンドがここから使えるからです。
●USB通信ケーブル
まずは新品のUSB通信ケーブルを複数買って用意します。
だいたい8割位のトラブルがケーブル起因です。
充電は出来るけど通信出来ない、
通信は出来るけど画面に表示されないレベルでプチプチ切れる
ケーブルが沢山あります。
機能的に使えてしまっているので普通に販売されていますが、
Androidを焼く時に失敗しますので危険。
100円均一のUSBケーブルは特に危険です。
各種メーカー純正品を強くお勧めします。
新品を数、買ってキープしておきましょう。
●fastbootコマンドとadbコマンド
予習になりますが、2種類の通信コマンドがあります。
fastboot:Androidで標準的に使われている、ファームウェアの書き込みツール
fastbootブート画面以降で使用可能
adb:Android Debug Bridge
デバイスと通信するための多用途コマンドライン ツール
Unixシェルから様々な操作が可能
Recoveryモード以降で使用可能
でまずfastbootコマンドが使える様になって、
TWRPの様なカスタムリカバリを起動させてadbコマンドが使える感じ。
●/etc/udev/rules.d/51-android.rulesの設定
USBで認識させる為にはAndroid-toolsのインストールなどと共に
/etc/udev/rules.d/51-android.rulesの設定が必要です。
sudo gedit /etc/udev/rules.d/51-android.rules
で下を一旦貼り付けて保存。
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0502", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Acer
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0b05", MODE="0666", GROUP="plugdev" #ASUS
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="413c", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Dell
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0489", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Foxconn
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="04c5", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Fujitsu
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="04c5", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Fujitsu Toshiba
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="091e", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Garmin-Asus
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="18d1", MODE="0600", GROUP="plugdev" #Google
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="201E", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Haier
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="109b", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Hisense
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0bb4", MODE="0666", GROUP="plugdev" #HTC
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="12d1", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Huawei
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="24e3", MODE="0666", GROUP="plugdev" #K-Touch
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="2116", MODE="0666", GROUP="plugdev" #KT Tech
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0482", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Kyocera
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="17ef", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Lenovo
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="1004", MODE="0666", GROUP="plugdev" #LG
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="22b8", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Motorola
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0e8d", MODE="0666", GROUP="plugdev" #MTK
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0409", MODE="0666", GROUP="plugdev" #NEC
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="2080", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Nook
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0955", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Nvidia
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="2257", MODE="0666", GROUP="plugdev" #OTGV
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="10a9", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Pantech
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="1d4d", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Pegatron
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0471", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Philips
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="04da", MODE="0666", GROUP="plugdev" #PMC-Sierra
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="05c6", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Qualcomm
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="1f53", MODE="0666", GROUP="plugdev" #SK Telesys
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="04e8", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Samsung
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="04dd", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Sharp
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="054c", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Sony
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0fce", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Sony Ericsson
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="2340", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Teleepoch
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0930", MODE="0666", GROUP="plugdev" #Toshiba
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="19d2", MODE="0666", GROUP="plugdev" #ZTE
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="18d1", ATTR{idProduct}=="4e40", MODE="0666", GROUP="plugdev"
で、一旦再起動。
ここで注意なのがATTR{idProduct}=="4e40"の内容は機種毎で
毎回ころころ変わる必要がありますのでlsusbで都度確認します。
●lsusbでベンダーIDとプロダクトID確認
lsusbでベンダーIDとプロダクトIDを確認。
ちゃんとUSBケーブル経由で認識していれば表示されますが、
されていない場合や、時々切れる場合はUSBケーブルを交換しましょう。
多分焼いている途中で落ちます。
[kapper@kapper pmbootstrap]$ lsusb
Bus 001 Device 002: ID 8087:8001 Intel Corp.
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 003 Device 001: ID 1d6b:0003 Linux Foundation 3.0 root hub
Bus 002 Device 002: ID 8087:0a2a Intel Corp.
Bus 002 Device 116: ID 2717:ff40 Xiaomi Inc. Mi/Redmi series (MTP)
Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
この2717が例えばXiaomiのベンダーIDで
ff40が例えばMi/RedmiのプロダクトIDです。
プロダクトIDは焼くとコロコロ変わるので都度確認して51-android.rules
を修正必要。
●fastbootコマンドでTWRPをインストール
まずfastbootコマンドで認識を確認
fastboot devices
lsusbで認識、51-android.rulesに記入、ケーブルもチェック、
fastboot画面まで起動したらたいていfastbootで繋がるはずです。
出来なかったら上の4つを確認し変更。
fastboot devicesで表示されたらfastbootコマンドが使えます。
sudo fastboot flash recovery twrp-3.1.1-0-grouper.img
みたいな感じで本家TWRPのHPからダウンロードした
その機種専用のTWRPのimgをインストールして焼きます。
エラーが出たらやり直ししましょう。
無事入ったら、Recoveryで起動すると
TWRPが起動します。
またこの時点でgoogle純正のリカバリー
flash-all.shが使えるはずです。復旧できます。
●TWRP起動し、adbコマンド
TWRPを起動するのはadbコマンドを使うためです。
で
adb push aosp_grouper-7.1.2-ota-eng-20170811.ds.zip /sdcard
みたいにROMイメージを/sdcardにコピーして、
ホーム画面から「Wipe」を選択し,Factory Resetの画面になるのでスワイプ
TWRPのInstallからカスタムROMなどを焼く事が出来ます。
これでAndroidが起動するはずです。
起動しない場合はkernelが問題なのでKernelを焼き直しましょう。
なおGoogleデバイス以外は純正ROMが公開されていないので
復旧は当然むずかしくなります。
ご注意を。
●まとめ
こんな感じで一つ一つチェックして復旧させれば
なんとか直るかもしれません。
それ以外の異常が出たらググってください。
posted by kapper at 07:28
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| Android
2019年02月17日
Android 980円 USBビデオキャプチャ EasyCap DC60(FS-VC200) USB Camera - Connect EasyCap or USB WebCam その2

久しぶりにAndroidのレビュー。
最近ネタにしているEasyCapをAndroidでも使います。
まあこちらの方は昔からあって健在なんですが、
知名度は低いです。
タブレットをモニタ代わりにしましょう。
●EasyCapとAndroid
EasyCapは旧来型USBキャプチャですが、
転送速度がUSB2.0にマッチしていて、遅延が比較的少ないです。
余っているAndroidタブレットやスマホがあればモニタ代わりに出来ます。
コンポジットとS端子ですが、
RaspberryPiとかIchigoJamとかゲーム機などに使えます。
アプリはGoogleストアを検索すると沢山出てきますが、
どれが良いかまでは分かりません。有料のが多いから。
今回は、
・USB Camera - Connect EasyCap or USB WebCam
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.shenyaocn.android.usbcamera
このアプリはちょっと不安定ですが、ちゃんと使えます。
Android4.3以降対応です。広告あり。
USB3.0対応していればHDMIキャプチャも動くそうな。
長所としては、沢山のチップに対応しています。
これ凄いんですよ。
EasyCapって中華のまがい物が多すぎて数十種類あるらしいんです。
しかし中身のチップは全く別のドライバが必要で
Linuxでは正直厳しいものもあります。
しかしこのアプリはLinuxで動かないものも普通に動くんです。
驚きました。
Supports following devices:
1) UVC WebCam with microphone (Supports H.264, MJPG, YUY2 and so on)
2) UVC video grabber with audio input (Up to 1080p via HDMI, Supports H.264, MJPG, YUY2 and so on)
3) EasyCap including audio with UTV007 / HTV600 / HTV800 chipsets
4) EasyCap including audio with STK1160 + SAA7113/GM7113 + AC97 chipsets (Audio 48kHz stereo version)
5) EasyCap including audio with STK1160 + SAA7113/GM7113 (Audio 8kHz mono version)
6) EasyCap including audio with EM2860 + SAA7113/GM7113 + AC97 chipsets
7) EasyCap including audio with SMI2021 + SAA7113/GM7113 + ES7240/CS5340 chipsets
UbuntuやArchで動かない中華安物が普通に動きます。
勿論全部動く訳ではありません。上のチップだけです。ご注意を。
それだけでこのアプリの価値は高いです。
残念なのが、Android4.3以降。
ジャンクタブレットはAndroid4.0〜が多いので意外と動かないのが多いです。
その場合は諦めて他のアプリを使いましょう。
●使い方
アプリをインストールして起動します。
セリアなどで100円均一で売っているUSB TypeA⇒MicroUSBケーブルを
EasyCapに挿すと自動的に認識して音が出ます。
画面はPAL⇒NTSCに設定を変更します。
運が良いと映るはず。
で外す時はUSBを抜かずにオプションから外します。
そうしないと次に画面が出ないので、
他のPCなどに挿してリセットとか必要かもしれません。
注意点として
・画面をNTSCに設定
・オプションは極力変更しない(不安定)
・MicroUSBケーブルは外れないように注意
・音声はノイズが激しいのでうるさいです。
ボリュームを極力下げて使いましょう。
・保存する時はファイルサイズに注意。FAT32は4GBまで制限。
などでしょうか。
まあとりあえず使えます。驚き。
●まとめ
簡単かつ沢山のドライバが内蔵。
もちろん問題点も多数ですが、注意すれば普通に使えます。
EasyCapはGearBestとかAliexpressとかで超格安で買えますので
そちらから入手を。
基本コンポジットですが、
ダウンスキャンコンバータと併用しても良いです。
USB3.0のHDMIキャプチャも市販されていますが、
転送量が多いのでフレーム落ち多数です。音声OFF。
Androidは殆どUSB2.0なので贅沢を言わずEasyCapを使うのが
フレーム落ちの関係上、バランスが良いかと思います。
色々と試してみましょう。
posted by kapper at 05:37
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| Android
2017年01月01日
Android 困り事レビュー 「提供元不明のアプリ」のインストールが押せない問題 その1
Androidで艦これ DMMゲームストアのアプリをインストール
しようと思ったら、インストールのボタンが押せなかったので
ちょっとブログに書いてみます。分かりませんでした。
こちらのサイト様の内容そのままです。
大変感謝です。
「提供元不明のアプリ」のインストールボタンが押せない場合の対処
●インストールを押せないトラブル
上のサイト様の情報によると、
「常時、画面に何かを表示する常駐系アプリでは
同様の症状が出る場合があります。」
だそうです。
色変更のアプリを入れている場合は発生する様です。
気付きませんでした。
多分、ブルーライト低減アプリを入れているのが問題だろうと、
停止してみると、DMMゲームアプリをインストールする事が出来ました。
セキュリティー関係の問題だそうな。
何もエラーが画面に表示されないので分かりません。
なるほど、と思いつつも分かってよかったです。
頻繁にアップデートするアプリの場合、面倒なことになりますな。
しようと思ったら、インストールのボタンが押せなかったので
ちょっとブログに書いてみます。分かりませんでした。
こちらのサイト様の内容そのままです。
大変感謝です。
「提供元不明のアプリ」のインストールボタンが押せない場合の対処
●インストールを押せないトラブル
上のサイト様の情報によると、
「常時、画面に何かを表示する常駐系アプリでは
同様の症状が出る場合があります。」
だそうです。
色変更のアプリを入れている場合は発生する様です。
気付きませんでした。
多分、ブルーライト低減アプリを入れているのが問題だろうと、
停止してみると、DMMゲームアプリをインストールする事が出来ました。
セキュリティー関係の問題だそうな。
何もエラーが画面に表示されないので分かりません。
なるほど、と思いつつも分かってよかったです。
頻繁にアップデートするアプリの場合、面倒なことになりますな。
posted by kapper at 10:42
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