
一部の人たちに人気のArchLinuxを使ってみたくて
全自動インストールのManjaroLinuxを入れてみました。
簡単インストールして使える手軽さが長所です。
是非ArchLinuxの世界へ旅してみましょう。
●ArchLinuxとManjaroLinux
ArchLinuxはシンプルさを売りにしたローリングリリースの
ディストリで革新的な新しさとコンパクトさが売りです。
反面、インストールと初期設定が面倒で初心者には難しいです。
その為、全自動でインストールしてすぐに使えるディストリが
ManjaroLinuxです。
・長所
・短所
●ManjaroLinuxインストール
本家HPからイメージファイルをダウンロードして
CD-ROMかUSBにインストールします。
後はイメージディスクから起動すると、
全自動でライブCDイメージが起動します。
標準のWMはXFCE4ベースで一部日本語化済。
動作確認しておきます。
インストールはインストールボタンをクリック。ほぼ全自動。
●初期設定
日本語表示はできるのですが、日本語入力が出来ません。
ibusかFcitxを入れる必要があります。
その前にPacmanパッケージャーでアップグレード出来ないと
色々と動きません。
まずそちらを設定します。
●Pacmanの使い方
・sudo pacman -Syu
⇒全パッケージのアップグレード
・sudo pacman -Sy
⇒リポジトリだけをアップグレード
・sudo pacman -S (パッケージ名)
⇒パッケージのインストール
・sudo pacman -Ss (パッケージ名)
⇒パッケージの検索
・sudo pacman -Rsn (パッケージ名)
⇒パッケージの削除
・sudo paccache -r
⇒パッケージキャッシュの削除
●GPGキーイング設定とアップグレード
パッケージが古くなってしまうと不具合が出るので
アップグレードしますが、GPGキーイング設定が必要です。
端末から
sudo pacman -S archlinux-keying manjaro-keyring
sudo pacman-key --populate archlinux manjaro
sudo pacman-key --refresh
sudo pacman -Syyu
●Fcitx-mozcの設定
まずパッケージを全部アップグレードしておきましょう。
バージョン間に差異があると動作しません。
sudo pacman -S fcitx-im fcitx-configtool fcitx-mozc
mousepad .xprofile
下記を入れて保存します
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=”@im=fcitx”
再起動すれば起動するはずです。
●まとめ
まだまだ色々と動かない所がありますが、
ググって見てください。
一応動くはずです。
ManjaroLinuxは便利ですが、
まだまだ設定しなければいけない所が沢山ありそうです。
Ubuntuと同じような感じですかね?
初心者にはバグと仕様の区別がつかないのが
ローリングリリースのディストリの一番の厄介なポイントかもしれません。
不具合か仕様異常が不定期に発生します。
是非ArchLinuxを使ってみましょう。