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2015年10月04日

デュアルOS 中華タブレット ChuiWi Hi8 980円安価キーボードケース TK001BK編 No4 #ChuwiHi8

CQcXLGDUYAESR-O (1).jpg

今日は安価キーボード付きケースであるTK001BKとChuwiHi8を
組み合わせて使ってみました。
結構便利です。
Windows10にしろDebian Norootにしろ
キーボードがあると便利です。
USB接続ですが、問題ありません。
是非使ってみてください。

○TK001BKと中華タブレット
TK001BKはUSBキーボード付きカバーケースで
〜7インチまでのタブレットに対応しています。
Micro USBホスト対応機種ならキーボートとしても使えるので
結構便利です。Bluetoothではありませんが。
さすがに旧機種なので格安980円で買えます。
英語配列キーボードです。色がいくつかありまして型番で検索する際には注意。

今回はEdionで買いました

 7インチ型 キーボード(英語キー配列)付ケース (調整機能付)

8インチのChuwiHi8でもギリギリ入って使えました。
サイズ的に無理かな?と思ったのですがなんとか。
これ以上大きいサイズは無理そうです。注意。

○TK001BKの使い勝手
MicroUSBのキーボードなので充電できません。
充電したい時はハブが必要でしょうか?

取り付けは開いて固定する部分をスライドさせるだけです。
8インチなのでギリギリですが入りました。
キーボードはUSB端子を差すだけで使えます。

○まとめ
旧型なのですがゴツい形態が特徴です。
スリムケースに押されて使われる事が少なくなっていますか?
お世話になった方も沢山いるはずです。
Bluetoothを常時ONにするのとUSBでどちらが電源を食うのでしょうか。
気になりますが、USBもそんなに電池を食いません。
8インチタブレットサイズだとギリギリなのでこの大きさも全く気になりません。
ベストフィットです。
posted by kapper at 14:21 | Comment(0) | Chuwi Hi8

2015年09月23日

デュアルOS 中華タブレット ChuiWi Hi8 Windows フリーUNIX環境 Cygwin編 No3 #ChuwiHi8

今度はWindows側にフリーのUnix環境であるCygwinを入れてみました。
Windows上でのUnixでは代表的です。
最近の64bit化に合わせて対応しているUnix環境は
はcygwinとエミュレータだけで限られています。
中華WinタブレットでUnix使いたい人にはお勧めでしょうか。
もちろん、Windows10 64bit環境でも動作しました。
下記の文章は、以前のブログを流用しています。

◯Cygwinとは
CygwinとはWindows上で動作するUnixライクな環境で、
1アプリとしてインストール、起動出来ますので全てのWindows環境で
誰でも簡単にUnix環境を構築出来る手軽さが強みです。
勿論消すのも入れ直すのも簡単。
最近流行りのWindowsタブレットにUnix環境を構築するのに最適です。
 
強みはインストールの容易さと専用ドライバを気にしなくても良い点
弱みは容量を食う所とパッケージマネージャの弱さ、gccのビルドが何故か少し遅い

でしょうか。
UTF-8対応していますので日本語も問題ありません。
Windows機をお持ちの方は是非使ってみましょう。

◯Cygwinのインストール
cygwinのインストールは本家HPからインストーラーをダウンロードして
実行するだけです。
こちらをご参考に。

 Cygwinのインストール&設定方法
 いますぐコマンドプロンプトを捨てて、Cygwinを使うべき10+の理由
 Cygwinのインストールとapt-cygのインストール

本家HPから実行ファイルをダウンロードしましたらクリックしてインストールします。

◯パッケージの選択
インストール作業で重要なのがパッケージの選択です。
標準状態では殆どツール関係は入れられない様になっています。
追加しましょう。

あると便利なパッケージ
・Base
 ⇒基本ファイルです。あった方が良いです。
・LXDE
 ⇒全部入れましょう。X関係が一通りで軽量です。
・wget
 ⇒最初は無いと辛いです。最初に入れておけば後でダウンローダーとして使えます。
・editor,vim,emacs関連
 ⇒入れないとテキスト編集出来ません。重要。
・ブラウザ、epiphany、w3m他
 ⇒ブラウザを入れておくととりあえず動作出来ます。最初は入れておきましょう

・gcc
・Fortran compiler
 ⇒後でpkgsrcを使う際には必須です。libtoolを入れるために
  Fortran compilerもセットで入れておきます。

実は最初にダウンロードしたインストーラーファイルを実行すれば、
パッケージはいつでも追加出来ます。
あれがない、これが出来ないということは沢山ありますので、
忘れずに再度インストールすれば大丈夫です。
またapt-cygを使えばaptコマンドも使えますので便利です。

◯ cygwin起動
インストール後にcygwinを起動させれば、ブートしてログイン出来るはずです。
CUI画面でコマンドを実行してアプリ起動できます。
Unixに詳しくない方は何をして良いか分からないかもしれませんので、
LXDEを入れた後、端末から

 startx

でLXDEを起動させればいつもの画面。
後は色々と。

〇resource temporarily unavailable問題
X上などでターミナルを開こうとすると、

 「resource temporarily unavailable」

と出てきてエラーが出ます。
これは同時プロセス数の制限がある様でして
同時に動いているWindowsアプリ含めて落として減らす必要があります。
止められるアプリを全部終了させてから再度起動させてみてください。
それでも駄目な場合はCygwinを一度落としてからアプリを減らして再起動で動くはず。

〇apt-cyg
apt-getライクなテキストパッケージインストーラーが
apt-cygです。便利です。
参考サイトを見て真似してみます。感謝。

 wget https://raw.githubusercontent.com/transcode-open/apt-cyg/master/apt-cyg
 chmod 755 apt-cyg
 mv apt-cyg /usr/local/bin/

これでapt-cygが使える様になったはずです。
使ってみましょう。

 apt-cyg install nano

みたいな感じです。
リポジトリをアップデートする際は

 apt-cyg -m ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/cygwin/ update

みたいな感じです。
パッケージ名を探すのが大変なんだよ!って人はこちらに一覧

 Cygwin Package List

〇X上での日本語フォント
Xを立ち上げた際に日本語が豆腐になる場合があります。
フォントを追加しましょう。

 apt-cyg install font-unifont-misc
 apt-cyg install font-unifont-ttf

たぶん表示されたかと。
lxappearance.exeなどでフォントを切り替えて試してみてください。

〇日本語入力 ibus関連
このままではXで日本語入力が出来ませんので設定します。
まずibus,ibus-anthyをインストール

 apt-cyg install ibus ibus-anthy

無事インストールされましたら次は起動時設定
実はこれを端末から実行すれば良いのですが、折角なのでLXDEで自動起動します。
エディタは何でも良いです。

 leafpad .config/lxsession/LXDE/autostat

下記を追記します。

@ibus-daemon -d -x
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus


保存してXを起動するとibusが立ち上がるはずです。
初期設定はibus-setupを使います。

 ibus-setup

細かい設定を修正します。
日本語入力をibus-anthyに設定します。
IMEの起動ボタンがSUPERキーになっていますので他のキーを追加。
これでanthyが使える様になったはず。
ちなみに.bashrcなどに登録しますと、デーモンが複数常駐して
大変なことになりますので要注意。


◯まとめ
GUIで全て設定出来るので便利です。
WindowsタブレットでUnix環境を使いたい人には手軽で便利かと。
パッケージマネージャーは、 ひとまずapt-cygを使うと便利です。
初心者の方でもLXDEを使えば何とかなるかも?
サーバやsshなど色々な使い方があるので是非持ち運びましょう。
posted by kapper at 17:16 | Comment(0) | Chuwi Hi8

デュアルOS 中華タブレット ChuiWi Hi8 Android Debian Noroot編 No2 #ChuwiHi8

次はAndroidでDebian Norootを動かしてみました。
まあx86版もあるので問題なく動作しましたが・・・
一応Linuxとしても使えるということで。

○Debian Noroot
Debian norootとはAndroid上のXserver SDLを用いて
Debian環境をchrootで構築してXを直接Android上に立ち上げます。
他の環境と比べroot化しなくても良いので便利です。
またapkファイルがSourceforgeにありますので、
GooglePlayとかなくても手動インストールできます。
ARM版とx86版の両方がある様で、インストールするだけで簡単運用出来る
手軽さが長所です。容量結構食いますので注意。


○Debian norootインストール
インストール方法はGoogleplayか
Sourceforgeからapkファイル経由でダウンロードします。

 libsdl-android

アプリをインストールしますと、自動的にDebian rootfsファイルを
ダウンロードしてXSDLが起動します。
いきなり大量にダウンロード開始しますので回線と容量には注意が必要です。
レジュームがかかりますので一旦止めても大丈夫です。

起動しましたら、解像度とフォントサイズをボタンで指定します。
フォントサイズはもちろん解像度で変化しますので画面サイズで変化します。
後でも変更できますが、高解像度の場合は
出来るだけ大きいフォントにした方が楽です。

初期設定が終了しますとXFCE環境が立ち上がります。
Root対応の端末アイコンがデスクトップにありますので
aptとか使いたい場合は実行します。
マウスはタップ移動か重心移動で
キーボードはBluetoothか何か別途用意した方が良いです。
バイナリをAndroidと並行して複数起動させるのでちょっと動作が重くなります。

○まとめ
非常に簡単なので助かります。
x86環境も整備されているようなので、ARMと同様に使えます。
多分Wineとかも。他のアプリも動くはず。
デュアルブートでない機種なら
Googleplay非対応な機種でも入れられるので
Android電子辞書とか旧スマホでも使えます。
個人的に遊ぶには便利です。
posted by kapper at 08:18 | Comment(0) | Chuwi Hi8

2015年09月21日

デュアルOS 中華タブレット ChuiWi Hi8 購入編 No1 #ChuwiHi8

ちまたでネタになりつつあるが今一盛り上がらない
中華タブレットWindows10のChuiWi Hi8を購入しました。
まあIntel系はあまり使わないのですが、
中華タブレットをUnixとして使うネタとして利用します。

◯CHuiWi Hi8とは
数あるWindows中華タブレットの一つで、
Windows10とAndroid4.4のデュアルOSに対応。
メモリ2GBある中ではそこそこに安く
贅沢を言わなければ多少は使えそうなスペックです。

購入はAmazonとかで15,000円程度で買えます。
中華タブレットでは高めですがメモリ2GBと多いので
安いもの、中堅スペック、公式メーカー品と選別しましょう。

バッテリが短い問題があり、解消難しそうなので
まともに使いたい人にはあまりお勧めしません。
安いので割り切って使う人向けです。

◯Windows10とAndroid
電源を入れるとAndroid4.4が起動します。
中国語ですが、Androidは設定画面で簡単に日本語に切り替えできます。
日本語キーボードはGoogleplayからダウンロードしましょう。
メニューバーにOS SwicherがありますのでWindowsと切り替え出来ます。
勿論Windows10にもデスクトップにAndroidショートカットがあって
再起動してOSを切り替える仕組みです。

◯Antutuベンチマーク
まずはAndroidのAntutuでベンチマーク

 34978

あまり速くないですね。
Nexus5と同等程度です。
速度面を期待してはダメそう。

◯Windows10の日本語化
Languageから日本語設定します。
IMEも日本語に切り替えないと入力出来ません.
言語パックもダウンロード必要です。
ちょっと面倒です。

◯使ってみて第一印象
デスクトップ面ではWindows10、モバイルではAndroidの方が使いやすいです。
Officeを使う際にはWindowsに譲ります。
液晶はアレですが高解像度です。
Android的にはモバイル8インチタブレットとして普通に使えます。
こちらの方が起動と動作が軽快なのでさっくり使う分には便利です。
もちろんRoot化されているのでChrootでLinux使う分にも
特に問題ない?かな。

◯まとめ
速度、バッテリ、液晶、モバイル性など
どれをとっても今ひとつですが、逆にそれなりのスペックで統一されています。
持ち運んで使う人には実可動3時間は厳しそうなので
機種選定を注意した方が良さそうです。

実は買った理由がWindowsでして、
OSCの感想で「Windowsアプリの開発者がいない〜」と書いた割に
自分であまりWindowsのネタをやっていないな、と気がつきましたw
我が身を振り返り、そういうユーザー向けのネタも自分の視点を広げる意味で
ありかなと思いました。
是非使ってみましょう。
posted by kapper at 12:46 | Comment(0) | Chuwi Hi8
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