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2022年01月01日

Ubuntu改造日記 20.04〜 ランダムフリーズ対策 その116



新年あけましておめでとうございます。
今日はUbuntuおよび他のLinuxのランダムフリーズ対策。
実はKernel5.10でフリーズするバグが入ったらしく
Kernel5.10.16でFixされたそうですがまだ問題になっていて
あちこち世界中で騒動があります。
Intelグラフィックドライバ関係です。
一部のディストリでは現在進行系です。
ブログにまとめてみます。

●ランダムフリーズ
GUIが起動した後から原因が特定できないフリーズが発生しています。
最初はUSBメモリ起因だと思ったのですがSSDでも発生するので
実際は違った様子です。

Arch linux randomly freezes after updating to kernel 5.10
https://unix.stackexchange.com/questions/627513/arch-linux-randomly-freezes-after-updating-to-kernel-5-10

Ubuntu 20.04 freeze since kernel 5.11
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/linux/+bug/1939347

Xorg freeze / hang / process D-state with kernel 5.10.1+
https://gitlab.freedesktop.org/drm/intel/-/issues/2905


大きめのニュースサイトが報道しないので、知らない人は多い
のではないでしょうか?
Linuxコミュニティーが機能していません。


●修復法?
Kernel5.10.16で改善されたそうです。それ以降のKernelを。
Ubuntuの場合はMainline KernelからFixされていません。
まだ検証中ですが、動作確認を続けていきます。

sudo nano /etc/default/grub

下記のi915.enable_guc=2を " "内に追加。

GRUB_CMDLINE_LINUX="i915.enable_guc=2"

でupdate-grub

sudo update-grub

gucオプションを i915 moduleに追加。

sudo nano /etc/modprobe.d/i915.conf

下記を追記して保存

options i915 enable_guc=2

下記のi915を追加(不要?)

sudo nano /etc/mkinitcpio.conf

追記して保存(不要?)

MODULES=(i915)

で再起動。
ランダムフリーズが起きなければOK


●まとめ
1年前の話ですが、
ArchLinux他のMainlineKernelベースではFixされているはず。
Ubuntu 20.04はまだ治っていないはずです。
これほど大きな問題をメディアが報じていないのは
ちょっと大問題ですね。機能していません。
コミュニティー側も猛反省して下さい。
致命的なバグです。
もし直らなかったらMainlineKernelを使います。
ご注意を。
posted by kapper at 09:24 | Comment(0) | Ubuntu

2021年12月31日

Ubuntu改造日記 節電設定 TLPのもう少しキツめの設定変更 その115

スクリーンショット_2021-12-31_13-20-48.png

こんにちは。
今日はLinuxの節電ツールで有名なTLPで
もう少しキツめの設定にして節電率を上げようと言うネタです。
TLPの初期設定はかなり優秀なのですが、それでも不満のある方は
是非ご検討の程を。

●TLP
TLPとはLinuxの節電ツールでAC接続とBattery駆動時で
設定を自由に切り替えれます。
もちろん、初期設定もかなり優秀でそのまま使っても問題ないです。
しかしWindowsに節電で負けているのも実情で、
苦しい所ですが更に機能を止めて節電設定にしてみました。
効果検証は後日
設定方法はこちらを参考に

https://linrunner.de/tlp/settings/index.html

Operation
Audio
Battery Care
Drive Bay
Disks and Controllers
File System
Graphics
Kernel
Networking
Platform
Processor
Radio Device Switching
Radio Device Wizard
Runtime Power Management and ASPM
USB
Trace Mode


●設定方法
まずはTLPを入れて設定ファイルをテキストエディタで編集

sudo apt install tlp
sudo systemctl enable tlp.service
sudo systemctl start tlp.service

で設定

sudo nano /etc/tlp.conf

エディタが開いたら下記をコピペ貼り付け

DISK_APM_LEVEL_ON_BAT="1 1"
AHCI_RUNTIME_PM_TIMEOUT=5
BAY_POWEROFF_ON_BAT=1
DISK_SPINDOWN_TIMEOUT_ON_BAT="15 15"
MAX_LOST_WORK_SECS_ON_BAT=180
CPU_MAX_PERF_ON_BAT=15
DEVICES_TO_DISABLE_ON_BAT="bluetooth wwan"

説明は割愛しますが、
保存間隔やCPUクロック、BAT時のBluetoothやBayなどなど。
その後、再起動。
ついでにPowertopも入れましょう

sudo apt install powertop
sudo powertop --auto-tune

後はモニタの輝度をマニュアルで好みのレベルまで手動で暗くします。
他には使わなければBluetoothとWWANをOFFにしましょう。

バッテリーインジケーターを見ると
残り78%で13時間53分。
フル充電で17.8時間相当。もう少しいけるかな?

●まとめ
簡単ですが、TLPをキツめの設定にして節電を。
BAT設定のみです。AC時には反映されません。
色々とOFFにしているので、機能を使いたい人は微調整してみて下さい。

当然ですが動画再生やゲームなどは最大CPUクロック周波数を落としているので
パフォーマンスが大幅に落ちます。結構よく忘れますw
PSエミュレータなど遅いです。
設定をACモードにしてTLPを動作させましょう。
節電最高。
posted by kapper at 13:26 | Comment(0) | Ubuntu

2021年12月24日

Ubuntu改造日記 省メモリ Firefoxのメモリキャッシュを制限する その114



こんばんは。今日はFirefoxのメモリ。
初期設定ではメモリキャッシュの制限がなく、
どんどん貯め続けて食いつぶす設定になっています。
簡単ですが、これに上限を付けてメモリを食わないようにするだけです。
Swapの発生を抑制させます事で高速化します。

●Firefoxの省メモリ
基本ですがabout::configを使います。
こちらを参考にしました。

https://www.reddit.com/r/firefox/comments/ostou3/how_to_limit_size_of_firefox_cache_and_to_what/

もう高速化はいらないから今度は省メモリで安定性重視の時代です。
PCが進化したらブラウザに速度を求める時代じゃないんですよ。
だからメモリを食いまくるFirefoxに制限をかけます。

・browser.cache.disk.enable to enable/disable disk cache,
・browser.cache.disk.smart_size.first_run to control
 whether the maximum disk cache size is automatically set
 (I disabled this just to be safe, may no longer be relevant?),
・browser.cache.memory.enable to enable/disable memory cache,
・browser.cache.memory.capacity to set the maximum memory cache size.


●about:config
まずURLバーにabout:configを入力してエンター

Browser.cache.memory.capacity

を入力して容量を決めます。メモリ量に合わせて設定を入力します。

Physical RAM Memory Cache (in KB)
32 MB      2048
64 MB      4096
128 MB      6144
256 MB      10240
512 MB      14336
1 GB      18432
2 GB      24576
4 GB      30720
8 GB and up  32768

http://kb.mozillazine.org/Browser.cache.memory.capacity

こんな設定になっていますので2GB〜4GBの設定にして使用を止めておきましょう。
俺は遅くても良いからメモリキャッシュいらないぜ、という強者は

browser.cache.memory.enable false

にするとガッチリディスクにキャッシュを書き込むのでめっさり重くなります。
良いじゃん。
他の用途にメモリを回しても。
同じようにディスクキャッシュを規定出来ます。

browser.cache.disk.enable
browser.cache.disk.smart_size.first_run

ここを設定します。


●まとめ
メモリを使えば確かに速いし、ディスクに書き込むと遅いです。
しかし最近はSSDの時代ですしPCの速度も速くなりました。
メモリキャッシュに頼る必要はそんなに無いのかもしれません。
ので2GB前後で上限値を決めましょう。
その方がSwapやDiskキャッシュより速くて適当です。
Firefoxがストレージにキャッシュを読み書きすると重くなるのはFirefoxだけですが、
メモリを食い尽くすとLinux OS全体がSwapを使って重くなりフリーズします。
初期設定だとメモリを上限なしに食いまくって
Swapを食い尽くして固まります。本当にご注意を。
posted by kapper at 21:44 | Comment(0) | Ubuntu

2021年12月23日

Ubuntu改造日記 22.04〜 Grub画面を表示して他のOSを表示するOS-prober その113


こんばんは。
Ubuntuも22.04からついにGrubでOSの選択がデフォルトで出来なくなりました。
とはいえ設定変更でいつでも元のgrubに戻せます。
Windowsや他のOSとデュアルブートしている人はご注意を。

●OS-prober設定
grubの設定一つだけですがOSのブートが変わりました。
気が付かないと大変ですねw
他のディストリも同じなのでご注意を。
ここを参考にしました。ありがとうございます。

https://www.fixes.pub/linux/357802.html

まずはgrub設定変更

sudo nano /etc/default/grub

テキストエディタで編集

GRUB_TIMEOUT_STYLE=hidden

この行を下記に編集して追加

GRUB_TIMEOUT_STYLE=menu
GRUB_DISABLE_OS_PROBER=false

で保存したらupdate-grub

sudo update-grub

これだけです。後は再起動したら普通のMenu画面になって
他のOSを選択出来るようになります。
Kernelも自動認識します。
簡単です。


●まとめ
簡単ですが、ご注意を。
Grubのブート画面はテキストファイルで変更できますが、
結構マイナーな知識なので困る人が多発するかも。
Windowsが起動できない、ってw
22年4月リリース時に大騒ぎしそうな予感。
記憶の片隅にでも覚えておいていただければ、と。
posted by kapper at 21:21 | Comment(0) | Ubuntu

2021年12月10日

Ubuntu改造日記 メモリ+スワップ満杯フリーズ対策 EarlyOOM その112


こんにちは。
今日はメモリとスワップが一杯になった時に固まって動かなくなる対策
としてEarlyOOMを使用します。
メモリが一杯になるとスワップをガリガリし始めて
そのうち固まって動かなくなる最近のLinux。
そうなる前に内部プロセスを落としてフリーズしないようにします。
Fedoraでは標準でWorkstationに採用されています。
もちろんサーバでは使用しないように・・・w

●EarlyOOM
EarlyOOMとはメモリが足りなくなると、内部プロセスを
優先順位に基づき落としてメモリを開放し、フリーズを防ぐアプリです。
OOM Killerがその機能をしていましたが、コントロール性が悪いです。
それを先に制御しようというアプリです。

https://github.com/rfjakob/earlyoom

翻訳エンジンで訳すとこんな感じ

 Earlyoomは使用可能なメモリの量と空きスワップを1秒間に最大10回チェックします
 (空きメモリが多い場合はそれほど頻繁ではありません)。
 デフォルトでは両方が10%未満の場合、最大のプロセス(最大oom_score)
 を強制終了します。パーセンテージ値はコマンドライン引数を使用して構成できます。

という事で指定したもしくは大きいプロセスを
あるメモリ量の所で強制的に落としてフリーズを助けます。
主にサーバやエミュレータ、VMそしてブラウザです。
設定ファイルで自由に追加したり出来ます。

このアプリの良い所はフリーズ回避です。
Swapを使い尽くすとメモリが足りなくなりHDDの読み書き多発でフリーズ
する現象を回避します。SSDの延命にも良いかもしれません。
しかしOS内部でプロセスが死ぬので、再起動をおすすめします。
もちろんサーバには使えません。


●EarlyOOMのインストール
Ubuntuの場合は簡単です。

sudo apt install earlyoom
sudo systemctl enable earlyoom
sudo systemctl start earlyoom

手動で実行する際には

earlyoom

を端末で実行してください。
systemdに一応登録しておきます。
設定ファイルに落としたい

sudo nano /etc/default/earlyoom

編集します。
例えばこちらを読んで。

https://github.com/rfjakob/earlyoom/issues/57

設定ファイルに記載します。
Firefoxとかなら下記を、--preferオプションで落とす設定
--avoidオプションで落とさない設定に出来ます。
ーmが最小メモリ、ーsが最小スワップ、

EARLYOOM_ARGS="-m 15 -s 100 -r 0 --prefer '(firefox|Web\sContent)'

などを付けて保存します。
で再起動。
設定がちゃんと生きていて、systemdで起動できればOKです。

●まとめ
少ないメモリPC用です。
これを入れてからフリーズしにくくなりました。
が応急処置です。
OOM killerが起動する前に落としてメモリを確保する、設定出来る
そんな使い方が出来ます。
まあ問題はブラウザの使用メモリ量が多すぎる事でメモリリークしてませんかね?
異常を察知して落としてメモリを開ける、
そんなアプリです。
posted by kapper at 22:57 | Comment(0) | Ubuntu

2021年11月29日

Ubuntu改造日記 Swap圧縮 zwap 初期設定 その111



こんばんは。
今日はUbuntuでSwapを圧縮するZswapの設定。
メモリが足りないマシンではSwap領域が必要になりますが、
圧縮して容量を節約するZswapです。
おすすめ機種はSSDの容量が特に少ないPCです。
重くなるのでSwapを拡張する余裕のあるストレージには不要かもしれません。
標準のKernelでそのまま対応出来ます。

●Zswap
Swapを圧縮して節約するZswapです。
Zramと違うのは、RAMを圧縮するZramとストレージを圧縮するZswapの違いです。
つまりSwapファイルか領域が必ず必要になります。
長所としてはメモリ領域を圧縮しない事ですが、速度的にはZramに負けます。
しかしストレージ領域に大量にSwapを確保出来ますので固まらない、落ちない
圧縮RAM環境を作りたい時にZswapは役にたちます。

Ubuntuの場合、Kernelが標準で対応しているので
ブートパラメータに追加するだけで使えます。

sudo nano /etc/default/grub

10行目あたりを下記に修正します。
quit splashの後に追記。

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash zswap.enabled=1 zswap.compressor=lzo"

保存したらgrubをアップデート。
圧縮方式を変えたい時はlz4を変更してみてください。

sudo update-grub

grubファイルをアップデートしたら再起動。
それだけでOKです。
動作確認は下記のコマンドを実行

sudo dmesg | grep "zswap: "

●まとめ
設定は簡単ですが、重くなります。ガリガリです。
しかしメモリが少なくてもアプリが落ちにくくなります。
使っていないキャッシュなどもZswapに送って圧縮しますので
ややメモリを空けられます。
WindowsタブレットやChromebookの様なSSD容量の小さいPCにオススメ。

ZramとZswapを併用すると安定化しますが重くなります。
それでも良い人にはとても役に立ちます。
逆に重くしたくない人には要注意かも。
posted by kapper at 19:21 | Comment(0) | Ubuntu

2021年11月23日

Ubuntu改造日記 wubi for UbuntuのSwapfile容量変更 その110



今日は笠松競馬場でブログを書いています。
平日は仕事なので祝日しか行けないのです。
それはさておき、LinuxネタとしてWubiのSwap
標準容量が小さくて困っている人向け。

●WubiのSwap容量
WubiのSwapは確か2GBでしたっけ?小さいです。
元々本体容量がコンパクト目に作られているので
Swapもそれに合わせているのでしょうか?
Windowsタブレットとか。
しかしやはり使いにくい。Swapが埋まると固まります。
ので容量を変更します。参考はこちら。感謝。

https://www.webdevqa.jp.net/ja/wubi/wubi%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%99%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%82%88%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F/957241030/amp/

じゃあやってみます。
まずSwapが空の状態、つまり再起動して直後で

sudo su
swapoff -a
cd /Host/ubuntu/disks/
mv swap.disk swap.disk.bak
dd if=/dev/zero of=swap.disk bs=1024 count=((1024 * 1024 * 4))
mkswap swap.disk
swapon -a
free -m

ここで注意なのはfallocateコマンドではエラーが出ますのでddコマンドを。
Swapを未使用の状態じゃないと固まる。
zramやzswapを使っている人は一旦再起動した方が良いです。
/etc/fstabではswapの場所が固定されているので、
名前と場所を変更しなければOK。
無事Swapサイズが変更されていればOK。
簡単ですよね。

●まとめ
目的はハイバネーションしたかったからですがエラーが出てます。
あまりSSDでSwapを使いたくはないですが。
メモリが少ない機種はどうしてもSwapを使わざるを得ないので
古い機種では多めに確保しましょうか。



posted by kapper at 21:07 | Comment(0) | Ubuntu

2021年11月22日

Ubuntu改造日記 コマンドラインでSuspend Hibernate 自動化 その109



今日はUbuntuを含めたLinuxディストリでコマンドライン。
特別な内容ではありませんが、あると便利な感じ。
主に電車の中でコマンドで落としてそのまま待機という感じが。
シェルスクリプトの最後に入れても良いかも。

●コマンドラインSuspend Hibernate
特に特別な内容ではありませんが、WMのメニューを開いてちょっと待たされて
シャットダウン画面をポチするよりそちらの方が待ち時間は短いな、とw
意外と面倒で不便なのよ、コレ・・・

サスペンドスリープ
sudo systemctl suspend

ハイバネーション
sudo systemctl hibernate


Ubuntuの場合、標準で装備されています。
ハイバネーションを使うときはメモリ容量以上のSwap容量が必要なので注意。

これをシェルスクリプトの最後に入れておくと、移動中にも作業しながら最後に勝手に落ちるので便利です。
もちろんノートパソコンの蓋を閉じる時の自動サスペンドはOFFにする必要がありますが。

・一例:サーバにファイルをアップデートしてからサスペンド
・一例:RPA(SikuliX)が終わったら落とす
・一例:wgetでダウンロードが終わったら落とす

使い方一つですね。
もちろんシャットダウンする時は何時もどおりshutdown -h nowで・・・
節電節電
posted by kapper at 12:18 | Comment(0) | Ubuntu

2021年11月20日

Ubuntu改造日記 省メモリ キャッシュ開放 drop_caches書き戻し その108



今回は少ないメモリのPCを有効活用させようと
省メモリ化を考えてみます。
ただしdrop_cachesの書き戻しは本来なら、有効活用しなくても
良いものであり常用する必要がない事を前もってご一報しておきます。
ブラウザ限定などで。


●メモリ4GBの苦悩と省メモリ
メモリ4GB以下のPCではブラウザを使うとメモリが足りなくなって
Swap多発して固まります。非常にイライラします。
ブラウザのメモリを少なく使うのは当然ですが、

Linuxはバッファとキャッシュを高速化させるためにどんどんメモリに
溜めていき、メモリが足りなくなると開放する仕組みです。
所が最近のブラウザ関係は完全には開放されず
僅かづつメモリに残っている気がしています(要計測
なので気がついたらSwapガリガリしていることが多く感じます。
なのでバッファとキャッシュを開放させます。
本質的には不要な作業です。
参考はこちら。

https://www.tecmint.com/clear-ram-memory-cache-buffer-and-swap-space-on-linux/

本来そんな作業はいらないだろう、と思っていたのでやっていませんでした。
まあブラシーボならいいんですけどね。


●バッファ、キャッシュの開放
やり方は簡単で、echo "echo 3 > /proc/sys/vm/drop_caches"を
crontabに登録して定期的に実行するだけです。
ただしこのコマンドはスーパーユーザー権限で無いと動かないのでご注意を。
まず適当にclearcache.shファイルを作成します。

sudo su
nano /opt/clearcache.sh

で下記をコピペ

#!/bin/bash
sync; sh -c "echo 3 > /proc/sys/vm/drop_caches"


保存したら、権限を変更します。

chmod 755 /opt/clearcache.sh

で動かしてみます。

/opt/clearchace.sh

で画面にエラーがでなければOK
エラーが出た場合権限をスーパーユーザー権限にしましょう。

(base) [root@kapper opt]# free -m
total used free shared buff/cache available
Mem: 7867 2095 1474 335 4297 5135
Swap: 5005 0 5005
(base) [root@kapper opt]# sync; sh -c "echo 3 > /proc/sys/vm/drop_caches"
(base) [root@kapper opt]# free -m
total used free shared buff/cache available
Mem: 7867 2212 4526 339 1127 5070
Swap: 5005 0 5005

基本的にあまり変わりませんが、メモリがちょこっと増えました。
これをcrontabで定期的に実行します。
もちろんスーパーユーザー権限で

crontab -e

でviの画面が出てきたら下記を書き込み保存。

0 * * * * /opt/clearcache.sh

まあ1時間に1回実行するコマンドです。
これで定期的にバッファやキャッシュを書き出します。

●まとめ
本来は不要なんですが、メモリが少ないPCでのみ使えます。
4GB以上のPCなら不要でしょう。
もともと高速読み出しのためのキャッシュです。

最近のブラウザのメモリの使い方が荒いんでしょうか。
Swapをいちいち使われるとうっとおしいです。
他にswapoff -a && swapon -aコマンドもありましたが、
メモリが無い状態で実行すると固まりますので止めましょう。
では快適なLinux生活を・・・
posted by kapper at 10:55 | Comment(0) | Ubuntu

2021年09月30日

Ubuntu改造日記 3,000円ジャンクiPad2+xrandr+x11vnc サブディスプレイ化 XFCE4編 その107

FAdLgbSUYAkEF2u.jpeg

今日は皆さんのご家庭で眠ってるジャンクiPad2を使って
定番のジャンクタブレットをサブディスプレイにするお遊びです。
前回はDeskreenを使いましたが今回はシンプルにX11vncです。
GnomeのVinoでやる方法はよく書かれていますが、
XFCE4でやる方法はあまり書かれていません。調べたらありましたが。

●ジャンクiPad2とサブディスプレイ化リサイクル
ジャンクiPad2は2011年発売でサポート切れ。iOS9.3.5で
ほとんどのアプリがAppleストアから更新されて入りません。
Androidと違ってJailbreakしないと古いバージョンのアプリは入りません。
のでほとんど使いみちが無い状態です。
かろうじてVNCとかブラウザでYoutubeが見られる程度です。
しかも超もっさりで遅いです。解像度も1024x768で狭いし。

初代iPadはOSが更に古いので論外にしても普通に考えて買ってはいけません。
しかしジャンクなので使わないと損です。
RealVNC ViewerがたまたまiOS9.0対応なので使えました。
これはやらねば、と

所がブログがGnomeのVinoをVNCサーバにした記事ばかりで
XFCE4環境でどうやろうか、とググっていた所それっぽい記事がありました。
ありがとうございます。
この3つの記事を合体させました。

・[Ubuntu 18.04] Android(やiPad)をサブモニターにする備忘録
https://qiita.com/hir-osechi/items/5a106f75ff1b9b8cd469

・VNC をセカンドディスプレイとして使う on Ubuntu 18.04
https://qiita.com/nanbuwks/items/d12a98c8d41630c31a55

・XMonadでiPhoneをディスプレイとして使う
https://mjhd.hatenablog.com/entry/2015/09/01/145537

●サブディスプレイ化
まずはx11vncを入れます

 sudo apt install x11vnc

次に拡張モニタ追加

 sudo nano /usr/share/X11/xorg.conf.d/30-virtscreen.conf

で下記をコピペして保存

Section "Device"
Identifier "intelgpu0"
Driver "intel"
EndSection

次にxrandrの設定
iPad2の解像度を入力

cvt 1024 768 60

するとこんな感じに出てくるのでコピー

# 1024x768 59.92 Hz (CVT 0.79M3) hsync: 47.82 kHz; pclk: 63.50 MHz
Modeline "1024x768_60.00" 63.50 1024 1072 1176 1328 768 771 775 798 -hsync +vsync

でこのModeline以降の文をコピーして後につけて貼り付け

xrandr --newmode "1024x768_60.00" 63.50 1024 1072 1176 1328 768 771 775 798 -hsync +vsync
xrandr --addmode VIRTUAL1 1024x768_60.00

その後データ確認

xrandr -q

で*がついていたらOK。
もしついていなかったら、一度再起動してからもう一度コマンドを実行

VIRTUAL1 connected 1024x768+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 0mm x 0mm
1024x768_60.00 59.92*
VIRTUAL2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)

で仮想ディスプレイを追加出来たら次はx11vncの設定

mkdir ~/.x11vnc
x11vnc -storepasswd (パスワード) ~/.x11vnc/passwd

で自分の好きなパスワードを登録して下さい。
でテキストエディタでチェック。文字化けしていたら自分で直して下さいw

nano ~/.x11vnc/passwd

でチェックして問題なければOK。
先にifconfigでIPアドレスを確認しておいて下さい

 sudo apt install net-tools
 ifconfig

。x11vncサーバを起動

x11vnc -clip 1024x768+1920+0

ここで後ろの+1920+0はサブディスプレイを配置する位置です。
+0+0だと重なります。
僕のCF-LX6だと解像度が1920X1080なので
+1920+0だと右隣の場所にしていする方法です。
後で修正出来ます。

で実行して端末内でヴァーって文字が出てきたらOK。
後はiPad2のRealVNCから接続します。

●RealVNC接続
App StoreからRealVNCをインストール
起動したら画面右上の+を押してIPアドレスと名前を入力
名前はログインするUbuntu側のユーザー名
IPアドレスは::を2つつけてポート番号。標準は5900

192.168.177.16::5900

みたいな感じで設定します。
すると画面左よりテレビマークのアイコンが追加されていくので
タップしてVNCを起動します。
ユーザー名とパスワードとIPアドレスが間違っていなかったら、
Encryption画面が出てConnectをクリックすると
サブディスプレイがVNCで表示されるはずです。

スクリーンショット_2021-09-30_19-51-06.png

最初は画面が重なっているかもしれません。
で、画面の位置を動かしたい時は
Ubnutu側のXFCE4のディスプレイ設定を変更します。
「メニュー」→「設定」→「ディスプレイ」
でディスプレイの設定画面を出してから
右側のモニタ指定を2.VIRTUAL_1に変更し
画面を好きな所にぐるぐると移動させます。
場所を決めたら「適用」を押してからRealVNCを接続すると
その位置にサブディスプレイの画面が移動します。


●まとめ
比較的簡単にxrandrとx11vncでジャンクiPad2をサブモニタにしました。
多分タブレット側はVNC viewerさえ起動できれば何でも良いはずですw
しかし解像度が合わないとどうも使いにくい。
そして不具合としてiPad2のVNC画面でUbuntuのマウスポインタが表示されていません。
iPad側のポインタだけです。何故かな。
後は不具合ではないですが遅延します。圧縮転送出来ません。
操作が不便です・・・

旧式のタブレットを使ってサブディスプレイにしてみました。
表示関係は便利です。
完璧とまでは言えませんがXFCE4上でも出来ました。
多分xrandrとx11vncが動けばNetBSDとか他のOSでも出来るはずです。
他に-clip出来るVNCサーバがあれば良いのですが。
特に特殊な設定はありませんので、
皆さんのジャンクタブレットをリサイクルしてみましょう。
posted by kapper at 20:03 | Comment(0) | Ubuntu

2021年09月20日

Ubuntu改造日記 簡易ファイルサーバ OepnSSH+SCP、SFTP+GFTPファイル転送 その106



今回はTermuxやUserLAndなどを入れて、OpenSSHで遠隔操作した際に、
ふと何に使おうコレ。と思った方は沢山いるのではないでしょうか?
普通です、普通。
とりあえずサーバにするか?FTPサーバ、SAMBA?面倒くさいな
そう思う人にはOpenSSHでファイル転送出来るSCPやSFTPをおすすめします。
ジャンクスマホが簡単にファイルサーバになります。

●OpenSSHとファイル転送
OpenSSHサーバにはファイル転送機能が付いていて、ファイルサーバになります。
有名な話ですが実はあまり使われていないのでは?と思ってしまいます。
OpenSSH公式HPよより


Remote operations are done using ssh, scp, and sftp.
Key management with ssh-add, ssh-keysign, ssh-keyscan, and ssh-keygen.
The service side consists of sshd, sftp-server, and ssh-agent.

もちろん、FTPクライアントのGFTPなどもsftp対応しているので
普通にFTPと同じ様にファイル転送が可能です。
ありとあらゆる端末がファイルサーバになってしまいます。
RaspberryPiやジャンクスマホ、ジャンクPCなど幅広い機種でも使えるので
初心者でも簡単に使えるサーバ機能は便利かと思います。
過去のブログはこちら

http://kapper1224.sblo.jp/article/174709223.html
http://kapper1224.sblo.jp/article/162020039.html

●scp、sftpファイルサーバ機能
まずOpenSSHサーバを建てます。

sudo apt install openssh-server

で接続する時は、

ssh (username)@(ip_address)

で接続します。
サーバ側でユーザー名とIPアドレスは前もって決めておきましょう。
まずはscpでファイル転送します。
scp 転送元 転送先
ユーザー名をたとえばpi,IPアドレスを適当に置くと
ローカルのtest.txtをサーバの/home/piに飛ばします。

scp test.txt pi@192.168.255.1:/home/pi/

逆にリモートからファイルを持ってくる場合は

scp pi@192.168.255.1:/home/pi/test.txt ./

みたいな形で逆になります。
簡単ですよね。
フォルダ毎コピーしたい時は -r オプションを前につけましょう。
圧縮して転送する時は -C オプションをつけます。
sftpですが、

sftp pi@192.168.255.1

で接続したらFTPコマンドで

get (ファイル名)

でダウンロード。アップロードは

put (ファイル名)

です。細かい所は専門のWebサイトをご確認を。
で面倒なのでGFTPを使います。
まず一回コマンドラインでログインしてsftp認証する必要があります。
sftpコマンドで同じ様にユーザー名、サーバアドレスを入力。
ログインしたら一度exitで出てから次にGFTPでログイン。

・HOST:IPアドレス
・ポート番号:初期設定は22
・ユーザー名
・パスワード
・接続設定:SSH2

でGFTPでもログイン出来ます。
一度ログイン認証しないとGFTPで操作出来ません。
あとは同じ様にFTP操作でファイルをやり取りできます。
非常に便利です。

●Windowsから接続したい。FFFTP+tunnelier、Winscp
テストしていませんがWindowsからは上2つなどなど
どうしてもFFFTPを使いたい人向け。

https://wadap.hatenablog.com/entry/20080202/1201921424


●まとめ
OpenSSHからGFTPでファイルサーバ操作まで。
簡単ですよね。
コマンドラインが苦手な人もGFTP使えば楽でしょう。
CRONに入れて定期的にバックアップを取るのも良いです。
OpenSSHは簡単にファイルサーバになります。
ぜひ、使っていないPCやVPSをファイルサーバにしましょう。
posted by kapper at 16:38 | Comment(0) | Ubuntu

2021年09月08日

Ubuntu改造日記 16bit x86 Linux like OS 「ELKS」qemuプレイ その105

スクリーンショット_2021-08-31_19-52-08.png

今回はいにしえのPCでよく使われた16bit CPU向けの
ELKSをQemuで動かしてみました。
Linux like OSです。
今までLinuxや*BSDは32bit OSなのでそれ以下の環境では動きませんが、
その隙間を埋めるOSになりそうです。期待

●ELKSとは
かなり昔から開発されております16bit対応のLinux like OSです。
8086, 8088, 80188, 80186, 80286, NEC V20, V30に対応。
本来16bitはMinix2.0.4まで対応していましたが既に古いバージョンです。
PC-98用にも移植されております。

https://github.com/jbruchon/elks
https://github.com/tyama501/elks?fbclid=IwAR1pSkG_g4r2_a-m4O_uO4V1b0bjBm4tGASwGNRFN2PNFgXU59iA6K-0hfY

実機用にFDDイメージとQemu用にエミュレータスクリプトがあります。
公式Gitにqemu.shというスクリプトファイルがありエミュレータ用に使えます。

https://github.com/jbruchon/elks/blob/master/qemu.sh


●ELKSをQemuで起動してみる
公式リリースからイメージファイルをダウンロードします。

https://github.com/jbruchon/elks/releases

物理デバイスならddコマンドで焼いて起動、
Qemuなら

qemu-system-i386 -hda hd32mbr-fat.bin

こんな感じでディスクイメージを-hdaで指定すれば起動できます。
ユーザーをrootでログイン。
するとELKSを起動できます。

スクリーンショット_2021-08-31_19-53-09.png

●ネットワーク
ネットワークはktcpでtelenetが使えるそうです。
細かい事はこちらの動画をご参考まで



●まとめ
Qemuですが普通に起動しました。
アプリが少ないので実用性が課題ですが、低スペックでもちゃんと動きます。
贅沢を言えばOpenSSHだけでも・・・無理かなぁ。
telnet PCや、いや厳しいかな。
OSは完璧なんですが・・・

posted by kapper at 20:01 | Comment(0) | Ubuntu

2021年08月30日

Ubuntu改造日記 OpenMSX+MegaFlashROM_SCC+_SD+FuzixOS 0.4Pre1 プレイ その104

スクリーンショット_2021-08-30_01-33-52.png


こんにちは。今日はOpenMSXでFuzixOS最新版を起動してみました。
イメージファイルは公開されているものそのままですが、
情報が少なくて悩みました。
BIOSはCBIOSでも起動しますが、動作速度的にTurbo-R推奨。

●FuzixOSとOpenMSX
FuzixOSはZ80など8bitOSでも動くように設計されたUNIZライクOSです。
過去にUZIXがありましたが、色々なCPUで動くように進化しています。
もっともアプリが殆どないので実用性は今ひとつです。
過去のブログはこちら

ARM Tegra K-1 Chromebook13 Ubuntu MSXエミュレータ+UNIX OpenMSXとUZIX動作 その54 #MSX #UZIX
http://kapper1224.sblo.jp/article/169827986.html

仕様は
・Turbo-R推奨 MSX2以上(C-BIOSでも遅いが一応起動できる)
・メモリ512KB〜1024KB推奨
・HDDイメージ使用。MegaFlashROM_SCC+_SD EXTENTION必須


●OpenMSXの設定
まずFS-A1GTのBIOSをどこかから入手。質問しないで下さいね。
遅いけど一応C−BIOSでも起動しましたので無くてもテスト出来ます。
入手したらチェックSUMを確認
端末から

 cp fs-a1gt_firmware.rom .openmsx/share/systemroms/
 sha256sum fs-a1gt_firmware.rom

出てきたチェックSUMをメモする
で公式サイトのPanasonic_FS-A1GT.xmlをダウンロードして
.openmsx/share/machine/に保存する

https://github.com/openMSX/openMSX/blob/master/share/machines/Panasonic_FS-A1GT.xml

 cp Panasonic_FS-A1GT.xml .openmsx/share/machine/

その後、編集して
<sha1>5fa3aa79aeba2c0441f349e78e9a16d9d64422ea</sha1>の一行をコピーして
先程調べたチェックSUMを入力。
同じ様にKanji.ROMを入手して設定する。

もちろん試すならC-BIOSでも出来るが遅いので注意
次に MegaFlashROM_SCC+_SDの設定。
MSXサイトから飛んでROMイメージを入手

MSXサイト
https://www.msx.org/wiki/Emulating_MegaFlashROM_SCC%2B_SD_with_openMSX

ROM
http://www.msxcartridgeshop.com/bin/mfrsd.zip

ROMイメージをダウンロードして展開したら、
.openMSX/persistent/MegaFlashROM_SCC+_SD/untitled1/
に保存。後は認識してくれるはず。
最後に/persistent/MegaFlashROM_SCC+_SD/untitled1/megaflashromsccplussd.sramを
削除して新しく自動作成させます。
そうしないと新しくROMイメージを認識しないです。

rm .openmsx/persistent/MegaFlashROM_SCC+_SD/untitled1/megaflashromsccplussd.sram

これでMegaFlashROM_SCC+_SDが認識してdisk.imgが認識するはずです。


●FuzixOSのダウンロード
下記サイトのリンクからdisk.imgとfuzix.ascii8.romをダウンロード

https://www.msx.org/forum/msx-talk/development/fuzix-msx2-port-adds-support-for-msxdos-boot
https://drive.google.com/drive/folders/0B04AUnNDtWnrRUU5WHdtUnZJZWM?resourcekey=0-D6endYU4s0AT6qRqtb16xg

後はコマンドラインで実行

openmsx -extb MegaFlashROM_SCC+_SD -extc debugdevice -machine Panasonic_FS-A1GT -hda disk.img fuzix.ascii8.rom

これでFuzixOSが起動できる。
Turbo-RのBIOSを使わずにC-BIOSだけで起動したければ途中を削除

openmsx -extb MegaFlashROM_SCC+_SD -extc debugdevice -hda disk.img fuzix.ascii8.rom

ブートしたら、bootdev:と表示されるので1を押すと起動。
もしエラーがでたらMegaFlashROM_SCC+_SDが認識されていませんので注意。
rootでログイン

シャットダウンする時は必ずshutdownコマンドを使う
そうしないと次起動時にエラーが出てチェックが必要。

●その他注意事項

- login as root
- you need to type "shutdown" before powering off the computer, otherwise the file system will need to be checked on the next boot.
- some things you can try running on this image:
# cd /usr/games
# ./startrek
# ./advent

- It is possible to have 4 terminals selectable using CTRL+F1 - F4 but those need to be configured in /etc/inittab
- in order to run VI you need to set the terminal type first
# TERM=vt52 vi

●まとめ
僕の勉強不足でしたが、OpenMSXからFuzixOSが起動しました。
起動はGUIツールを使わずにコマンドラインからにして下さい。
実機で起動させるには相当敷居が高そうなのでまずエミュレータで。
アプリさえあれば面白いOSにはなりそうですが・・・
ROM関係はお答えしませんので、僕に質問しないで下さい。

posted by kapper at 07:34 | Comment(0) | Ubuntu

2021年08月17日

Ubuntu改造日記 OpenMSX-catapult+MSXレトロダンパー プレイ その103

MSX2.jpeg

今回は昔に買ったMSXのカートリッジを実機の代わりに
MSXレトロダンパーを使い、ROMイメージをOpenMSXでプレイする内容です。
動作するハードウェアの入手が難しくなり、昔なつかしのゲームを
PCで遊ぼうという内容です。
エミュ機というよりも吸い出し機ですね・・・



●MSXレトロダンパー V3
MSXカセットの吸い出し機です。
Amazonで5,800円で購入しました。
MSXのハードウェアが厳しいのとこちらの方が安かったので。

https://www.amazon.co.jp/GAMEBANK-web-com-%E3%80%8CMSX%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC-V2-1%E3%80%8D%E3%80%90%E2%80%BB%E3%83%AC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E5%88%A5%E5%A3%B2%E3%82%8A%E3%80%91-%E3%83%AC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0-%E5%90%B8%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%97%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/B087GJGFRT/ref=sr_1_20?dchild=1&keywords=MSX&qid=1629201139&sr=8-20&th=1

汎用USBディスクとして認識するので、Linuxでもドライバ無しで使えます。
シンプルな基盤1枚の構造ですが、ちゃんと機能します。
原価相当安いんだろうな・・・

MSX1.jpeg

●MSXゲームダンパー
まず本体とカセットを書いてある向きに注意して接続。
当然接触部は清掃しないと認識しません。
次にUSB−Type Bケーブル。昔のプリンタなどで使われていた
角コネクタを刺してPCにつなぎます。
でマウントした際にMSX.ROMが表示されると認識しています。
DUMP.ROMだけで認識されていない場合は多分接触不良かと。

ROMカセットを外す時は一回USBをアンマウントして下さい。
でその後に清掃してUSBケーブルをつなぎ直して見て下さい。

MSX4.jpeg

●OpenMSX-catapult
OpenMSXとGUIのランチャーです。aptでインストールします。

 sudo apt install openmsx-catapult

でメニューからOpenMSXを立ち上げて、BIOS設定。
ROMカセットだけならオープンソースなC-BIOSで問題ありません。
OpenMSX-catapultのCART-Aに先程のMSX.ROMを開いて実行すると
普通にMSXとゲームが起動します。
特に問題なく遊べます。


●まとめ
昔のMSXのROMカセットでドライバ無しで普通に遊べました。
懐かしさのあまり驚きました。
中身はただの吸い出しきですが・・・・

実機のMSXがかなり厳しいので、ROMカセットがある人は
LinuxとOpenMSXで遊んでみては如何でしょうか?


posted by kapper at 20:17 | Comment(0) | Ubuntu

2021年08月14日

Ubuntu改造日記 キーボード故障対策 xmodmap キーバインド変更方法 その102



こんにちは
今日はxmodmapを使ってキーバインド変更方法。
キーボードを壊してしまい空いているキーに配列を置き換える
必要が出てしまいました。やるのは簡単ですがやり方を思い出せませんw

●xmodmap
昔からあるUNIX関係のキーバインド設定コマンドです。
Xubuntuでテストした限りにおいて、/home/(ユーザー名)/に.Xmodpmapファイルを
置けば自動的にキーバインドが変更される様です。
一部のWebサイトには機能しない、って書いてありますが
今でもちゃんと機能するようです。動作確認しました。
WayLandでは動かないかもしれません。


参考サイトはこちら。大変感謝

Ubuntuでキーボードのマッピングをxmodmapで変更する(Ubuntu18.04対応)
https://www.komee.org/entry/2018/10/24/150000

キーバインドの変更 Xmodmapの基本的な設定方法
https://qiita.com/macinjoke/items/746c0c0adb74cfdeb9e7


●xmodmapとxevでキーバインド設定
まずxevとxmodmapをインストール。
Xubuntuの場合、標準で入っていたので不要です。
次にxevをコマンドで立ち上げます。

 xev

すると、参考サイト通り四角のGUIアプリが起動しますので、
その上で動いているキーを押すと、
シリアルナンバーとキーコードなどが表示されます。
こうやって現在割り当てられているキーを表示させる事が出来ます。

KeyRelease event, serial 37, synthetic NO, window 0x3800001,
root 0x7a4, subw 0x0, time 251791, (58,84), root:(929,559),
state 0x0, keycode 58 (keysym 0x6d, m), same_screen YES,
XLookupString gives 1 bytes: (6d) "m"
XFilterEvent returns: False


でこれを読むと、Keycode 58でmキーが登録されている。
もちろんただのmキーである。
該当するキーのキーコードを探し、そしてキーを指定する方式。

で、変更するつまりいらないキーを押してキーコードを確認します。
まあ無変換キーやマウス右クリックキー、片側のCtrlやShiftなど
無くなっても問題ないキーを割り当てるつもりでキーコードを確認。
メモしておきます。

キーコードを確認したらエディタで.Xmodmapファイルを作成。

 nano .Xmodmap

エディタは何でも良いです。
CapsLockとかCtrlとか特殊なキーを登録する時は注意。
ロックを外す必要がある。
平たく言うとこんな感じで記載する。

 remove lock = Control_L
 keycode 102 = Control_L
 add control = Control_L


CrtlのLeft側のボタンをKeycode 102ボタンに指定する記載で、
Ctrlは特殊なキーなのでまずremove lockし
割り当てるkeycodeを次の行で指定する。
最後にaddと3行が必要になる。
もちろん普通の文字キーならkeycodeの2行目だけでOK。

保存したらテスト

 xmodmap .Xmodmap

これでキーが変わったらOK。変わらなかったらやり直し。
で再起動。
そうすればX起動時に.Xmodmapが読み込まれてキーコードが変化するはず。


●まとめ
難しくないんですけど直ぐ忘れますので注意。
各種ブログに.Xmodmapは機能しないって書いてありますが、
今回のXubuntuの場合はちゃんと動きました。

キーボードが破損したジャンク、配列を変えたいとき、
タブレットの様な特殊なハードキー、
などで好きなキーコードを割り当てると良いかもしれません。
100円均一の500円テンキーに好きなボタンを割り当てると面白いです。
特にマウスの右クリックキーなんて、普通は使わないですがタブレットの場合面白い。
また組み合わせても色々なキーコードを登録できます。

Xmodmapは伝統あるソフトなので沢山のWeb情報があります。
細かい情報を書けばキリがありませんが、
破損したキーを置き換えるなんて普通に便利です。 
今でも使えますのでどんどん使ってみましょう。
posted by kapper at 00:41 | Comment(0) | Ubuntu

2021年07月17日

Ubuntu改造日記 CF-SZ5でCUI Bluetoothctl 接続 & 「Serverless Bluetooth Keyboard & Mouse for PC/Phone」でスマホをKeyboard、Mouse その101

bluetoothkey1.jpeg

今回はLet's notのCF-SZ5内蔵のbluetoothを使って、
スマホとペアリングして
「Serverless Bluetooth Keyboard & Mouse for PC/Phone」で
スマホをbluetooth keyboardとMouseとして使おう
というネタです。簡単でした。
bluetoothネタはあまりやっていませんでした。反省。

●Bluetoothctlで接続
Let's noteにはbluetoothが内蔵して標準で使えますが、
今まであまりつかっていませんでした。もったいない。
というのも、何か掴みが悪かったからという印象でした。
ので使ってみようと思いました。

・LubuntuでBluetooth機器を扱う時は`bluetoothctl`を使う
https://arimasou16.com/blog/2021/04/10/00385/

・bluetoothctl のコマンド一覧と使い方をまとめてみた
https://qiita.com/noraworld/items/55c0cb1eb52cf8dccc12

・Bluetooth
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Bluetooth#Obex_.E3.82.92.E4.BD.BF.E3.81.A3.E3.81.A6.E3.83.95.E3.82.A1.E3.82.A4.E3.83.AB.E3.81.AE.E9.80.81.E5.8F.97.E4.BF.A1.E3.82.92.E8.A1.8C.E3.81.86

・BluetoothでUbuntu〜Androidスマートフォン間ファイル転送
https://applecom.blog.jp/archives/30999162.html

・遂にGeminiPDAを外付けBluetoothキーボードにする方法が見つかりました。
https://sinmoble.com/2020/05/14/post-5019/


ググると色々なサイトが出てくる。
やってみようと思いました。

●dmseg
まずドライバちゃんと動いているかな?
という事でdmesg

sudo dmesg | tee dmesg.txt

みたいな感じでdmesgをtxtで保存してエディタでbluetoothを検索。
適当にチェックして流し読みしてドライバあるねえ。という所まで。
ならば常駐して動いているなとわかった。

[ 7.005316] Bluetooth: Core ver 2.22
[ 7.005362] NET: Registered protocol family 31
[ 7.005365] Bluetooth: HCI device and connection manager initialized
[ 7.005371] Bluetooth: HCI socket layer initialized
[ 7.005375] Bluetooth: L2CAP socket layer initialized
[ 7.005383] Bluetooth: SCO socket layer initialized
[ 7.167859] Bluetooth: hci0: Bootloader revision 0.0 build 2 week 52 2014
[ 7.174071] Bluetooth: hci0: Device revision is 5
[ 7.174075] Bluetooth: hci0: Secure boot is enabled
[ 7.174077] Bluetooth: hci0: OTP lock is enabled
[ 7.174078] Bluetooth: hci0: API lock is enabled
[ 7.174080] Bluetooth: hci0: Debug lock is disabled
[ 7.174081] Bluetooth: hci0: Minimum firmware build 1 week 10 2014
[ 7.177479] Bluetooth: hci0: Found device firmware: intel/ibt-11-5.sfi


●bluetoothctl
でCUIでBluetoothとスマホをペアリング

sudo apt install bluez

多分最初から入っていると思うので、実行
参考サイトを見て設定方法は

scan on
trust [MAC Address]
pair [MAC Address]
connect

でペアリング出来る。
Mac Addressとは
Device 00:12:34:56:78:90 myPhone
の英数字部分である。コマンドで実行してみると

sudo bluetoothctl
scan on

とすると周囲のBluetoothデバイスがざっくり表示されるので、
自分のスマホの表示名をチェックして

trust 00:12:34:56:78:90
pair 00:12:34:56:78:90

スマホ側に「ペアリングしますか?」と出てきたらOKで接続

connect 00:12:34:56:78:90

これで接続完了である。
実に簡単でした・・・
で接続状況を確認

sudo hciconfig -a
hci0: Type: Primary Bus: USB
BD Address: 00:00:00:00:00:00 ACL MTU: 1021:4 SCO MTU: 96:6
UP RUNNING
RX bytes:123234 acl:894 sco:0 events:5640 errors:0
TX bytes:633979 acl:888 sco:0 commands:2868 errors:0
Features: 0xbf 0xfe 0x0f 0xfe 0xdb 0xff 0x7b 0x87
Packet type: DM1 DM3 DM5 DH1 DH3 DH5 HV1 HV2 HV3
Link policy: RSWITCH SNIFF
Link mode: SLAVE ACCEPT
Name: 'cfsz52'
Class: 0x3c010c
Service Classes: Rendering, Capturing, Object Transfer, Audio
Device Class: Computer, Laptop
HCI Version: 4.2 (0x8) Revision: 0x100
LMP Version: 4.2 (0x8) Subversion: 0x100
Manufacturer: Intel Corp. (2)

ちゃんとUP RUNNINGになって接続出来ています。

●Serverless Bluetooth Keyboard & Mouse for PC/Phone

https://play.google.com/store/apps/details?id=io.appground.blek

スマホ側にアプリをインストールして起動。
スマホ側の「ADD DEVICE」をクリックしてCF-SZ5をクリック
で後は自動でつながるはず・・・
中々繋がりません。何故でしょうか?
何回かやっていると繋がりました。ちょっと思い出せませんが、

・Lubuntuとスーパーユーザー権限でConnectされている
・Bluetooth通しがつながっている
・ソフトでPCを接続している

みたいな条件が重なると使えるらしいです。
コレ凄い高性能ですが、残念ながら日本語入力が使えません。
惜しいです。
しかしLubuntu側のFcitx-Mozcで日本語変換出来るのでよしとしましょうw

●まとめ
キーボード、マウスが死んでもBluetoothとスマホがあれば
なんとか操作できそうです。
タブレットなんかも良さそうです。
しかしこんなに簡単に出来るなんてw
しかしこのアプリ、母艦OS側のOS環境に依存しません。
WinでもLinuxでもMacでも。

モバイル環境では便利かと。
また故障したPCのリサイクルなど。
Android 要件5.0 以上なので古いAndroidでもKeyboard、Mouseになれます。
個人的にお気に入りになりました。
posted by kapper at 12:21 | Comment(0) | Ubuntu

2021年07月03日

Ubuntu改造日記 最近のSteam+Wineインストール方法 その100



SteamとWineはいつも入れますが、少しネットで調べてから。
Wine32bitが必要だったりとか。
面倒なのでブログにメモしておきます。

●Steam+Wine32bit
まずWine32bitが必要。
それからcurlとgdebi。
入れましょう。

 sudo dpkg --add-architecture i386
 sudo apt update
 sudo apt install curl gdebi wine wine32 winetricks

で本家Steamからdebをダウンロードして、

 sudo dpkg -i steam_latest.deb

パッケージのインストールエラーがもし出たら

 sudo apt install --fix-broken
 sudo apt update
 sudo apt upgrade
 sudo dpkg -i steam_latest.deb

みたいな感じでやり直して再インストールします。
あとは普通にSteamを立ち上げてログインするだけ。
そんなに難しくはないはずです。
steam_playを追加してWineゲームもOK

●まとめ
Wine32bitが必要ですが、入れるだけです。
意外と面倒なのでググって調べたりしますよね。
色々とゲーム入れて遊んでみましょう。
posted by kapper at 19:48 | Comment(0) | Ubuntu

2021年07月01日

Ubuntu改造日記 USBメモリ、SSDプチフリ対策 Btrfsのバッドセクタリペアー その99

screen_btrfs_cehck.jpg

今日はBtrfsのバッドセクタ リペアーをネタにします。
Btrfsは優れもので起動してマウントした状態でもセクタチェックできます。
コマンド一行です。
その代わりにfsckなどが使えません。


●バッドセクタのリペアー
USBメモリやSSDを使っている場合は定期的にリペアしましょう。
Btrfsの場合は下記コマンドで。詳しくはArchWikiを参考に。
/dev/sda1がFAT32のEFI領域なので外して、ROOTの/dev/sda2を実行。

sudo btrfs check -p --force --mode=lowmem /dev/sda2

するとこんな表示が。
定期的に行ってバッドセクタ対策を行いましょう。
放置すると不安定になって、いつか死にますかもしれません。


Opening filesystem to check...
WARNING: filesystem mounted, continuing because of --force
Checking filesystem on /dev/sda2
UUID: 37360a78-〇〇〇〇-△△△△-b29f-9fd3b23aa03d
[1/7] checking root items (0:00:00 elapsed, 117406 items checked)
[2/7] checking extents (0:00:00 elapsed, 1 items chec[2/7] checking extents (0:00:01 elapsed, 31 items che
[2/7] checking extents (0:00:02 elapsed, 73 items che[2/7] checking extents (0:00:03 elapsed, 185 items ch
[2/7] checking extents (0:00:04 elapsed, 509 items ch[2/7] checking extents (0:00:05 elapsed, 4996 items c
[2/7] checking extents (0:00:06 elapsed, 13869 items [2/7] checking extents (0:00:07 elapsed, 18651 items [2/7] checking extents (0:00:07 elapsed, 18737 items checked)
[3/7] checking free space cache (0:00:00 elapsed, 3 items chec[3/7] checking free space cache (0:00:00 elapsed, 23 items checked)
[4/7] checking fs roots (0:00:00 elapsed, 1 items chec[4/7] checking fs roots (0:00:01 elapsed, 134 items ch

(中略)

[4/7] checking fs roots (0:01:05 elapsed, 15070 items checked)
[5/7] checking csums (without verifying data) (0:00:00 elapsed, 10341 items checked)
[6/7] checking root refs done with fs roots in lowmem mode, skipping
[7/7] checking quota groups skipped (not enabled on this FS)
found 18780639232 bytes used, no error found
total csum bytes: 17303448
total tree bytes: 308051968
total fs tree bytes: 276529152
total extent tree bytes: 10321920
btree space waste bytes: 51573960
file data blocks allocated: 19384983552
referenced 18307563520


posted by kapper at 06:59 | Comment(0) | Ubuntu

2021年06月28日

Ubuntu改造日記 USBメモリ、SSDプチフリ対策 電源接続時サスペンド設定 その98

screen210628.jpg

こんにちは。
今回はUSBメモリ、SSDプチフリ応急対策をネタにします。
UbuntuやLinuxを入れるとどこかでプチフリします。
原因が特定できていませんが、AC電源をつないだ状態で
スクリーンセーバー稼働時にフリーズをしている現象が多いと思いました。
サスペンドを入れる事で応急的にプチフリをなくす事ができました。

●Lubuntuとプチフリ
Lubuntuは確か標準設定でAC電源接続時はサスペンドがかからない
設定になっていたはずと推定します。
しかし、USBメモリやSSDにLinuxを入れた場合に放置してしまうと
スクリーンセーバーが起動して最後にフリーズした画面が残ります。
物理的な接触不良を除くと、このパターンが多数をしめていると思いました。

仮説として、スクリーンセーバーが動いていても
OSは起動していてデータの読み書きが進んでいる。
ある時に何らかの現象が起きてOSごとフリーズする。
であれば、サスペンドにしてUSBメモリの電源供給を断っておけば
フリーズしないんじゃないか?という説です。

なので早速、AC電源時のサスペンド設定をONにします。
メニュー→設定→LXQT設定→電源管理をクリックし
アイドル→サスペンド 25分
などに設定します。
ハイバネーションはUSBメモリやSSDの寿命を縮めるので止めましょう。

すると電源つけっぱなし、寝落ちした際にサスペンドして
電源キーで普通に復帰できるようになりました。
サスペンドでプチフリを回避できました。
簡単な話ですが応急処置にはなりました。

●まとめ
当たり前の話ですが、使わない時はUSBメモリやSSDの電源をOFFにする
のが確実なプチフリやバッドセクタ対策です。
今回はサスペンド機能で代用しました。
電源が動いている限りデータの読み書きは無くならないはずです。
寿命を伸ばすには読み書き回数を極限にまで減らさないと損です。
デスクトップは応急処置として問題なさそうですが、
サーバとして使う場合は、どうしましょうね???
別案を考えるしかなさそうです。

posted by kapper at 19:56 | Comment(0) | Ubuntu

2021年04月18日

Ubuntu改造日記 オープンソース初代SIMCITY 「MicroPolics」日本語版プレイ その97

screen-2021-04-17-20-53-10.jpg


オープンソースの初代SIMCITYのMicroPolicsです。
フリーゲームのWikiに日本語版のJavaがあったので
遊んでみました。
多分、どんな環境でも動くはずです。
FreeBSDでもOpenBSDでもNetBSDでも。
是非遊んでみましょう。

●MicroPolics
オープンソース化された初代SIMCITYですが、
日本語版が無いので残念なんですが、
フリーゲームのWikiに独自翻訳したJava版がありました。
是非遊んでみましょう。

まずフリーゲームのWikiの下側にあるパスワードをチェックしてから
ダウンロードをクリックし、リンク先でパスワードを入力し
ダウンロードする。

https://w.atwiki.jp/free-gaming/pages/70.html

その後に、好きな場所に展開して保存。
で端末からJavaを入れます。

 sudo apt install default-jre

Javaを入れたら先程展開したファイルの中のJarを実行します。

 java -jar micropolisj.jar

JavaからMicroPolicsを起動したら、
日本語版になっているはずなのでそのまま遊べます。
いやあ良いですね。

●まとめ
日本語版があるなんて知りませんでした。
本家にマージしたいですよね。
でLinuxディストリでも遊べるように・・・

でもJavaに移植されているのは知りませんでした。
Javaならどんな環境でも遊べます。
是非日本語版も遊んでみましょう。
快適ですね。


posted by kapper at 19:02 | Comment(0) | Ubuntu
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