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2014年11月02日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 pkgsrc導入 Coreutils 最新版コンパイル編 その239

今日はCoreutilsの最新版コンパイルです。
CoreutilsはlsとかcpとかmvとかのUnixの基本パッケージで
基本あまり気にしませんが、メジャーアップグレードに対応できていないので
pkgsrcとか使う場合には重要です。
今まではLucidのパッケージを使用していましたが
パッケージ競合が大変なのでセルフコンパイルしてみました。

○Coreutilsとは
Coreutilsとは小さいコマンドの集大成の基本パッケージです。
いつもは気にする機会はありませんが、いろいろなアプリの
バックグラウンドで動作するときに大きく作用します。


○Coreutilsのコンパイル

 sudo apt-get build-dep coreutils

必要なパッケージを入れましたら本家HPからソースコードを入手します。
今なら8.23でしょうか。

 tar zxvf coreutils-8.23.tar.gz
 cd coreutils-8.23
 FORCE_UNSAFE_CONFIGURE=1 ./configure \
--prefix=/usr \
--enable-no-install-program=kill,uptime
 make
 sudo make install

もしインストールがうまく行かない場合は、下記の方法で
/tools/binにインストールしてPathを通して使います。

 ./configure --prefix=/tools
 make
 sudo make install

PATHを通します。

 gedit ~/.profile

最後の所に一行追加します。

 PATH=/tools/bin:/bin:/usr/bin

pkgsrcを使う場合はpkg/binとかも追加しておきましょう。
でないとpkgsrcでバイナリが動作せず不便です。

 PATH=/tools/bin:${HOME}/pkg/bin:${HOME}/pkg/sbin/${PATH}:/bin:/usr/bin


保存したら再起動しましょう。
多分--versionとかで確認すれば最新版になっているはずです。
バージョンが上がっているのを確認しましょう。
面倒くさがらずちゃんとアップデートしておきましょう。

○まとめ
普通に使う分には問題ないかと思いますが、
pkgsrcをJauntyで使う場合には要注意です。
面倒かも知れませんがバージョンを上げておきましょう。
posted by kapper at 17:26 | Comment(0) | Netwalker

2014年11月01日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 wgetシンボリックリンク脆弱性対策 最新版コンパイル編 その238

こちらはwgetのセキュリティ対策として
最新版をコンパイルしてみました。
先行したOpensslとlibidnも入れておきましょう。
wget使っている人は是非どうぞ。

○wgetのシンボリックリンク脆弱性
Slashdot.jpで詳細が書かれています。

 問題となる脆弱性は、FTPで再帰的にファイルをダウンロードする際、
 サーバから取得するディレクトリ一覧のなかに細工されたシンボリックリンクが
 仕込まれていると、wgetがローカルファイルシステム側の任意のファイルを
 作成したり上書きしたりする可能性があるというもの。
 これにより、wgetを実行しているユーザーの権限で任意のファイルが作成されたり、
 上書きされる可能性があるという。

思ったより恐ろしいですね。
10/27にセキュリティパッチ込でリリースされております。
wgetは皆使うはずなので面倒くさがらず是非入れてみましょう。

○wgetのコンパイル
前回のOpensslとlibidnは先に入れておきます。

 sudo apt-get build-dep wget

必要なパッケージを入れましたら本家HPからソースコードを入手します。
今なら1.16でしょうか。

 tar zxvf wget-1.16.tar.gz
 cd wget-1.16
 ./config --prefix=/usr --sysconfdir=/etc --with-ssl=openssl
 make
 sudo make install

後はバージョンが上がっているのを確認しましょう。
面倒くさがらずちゃんとアップデートしておきましょう。

○まとめ
個人的にはbashのバグについで破壊力は大きいですな。
簡単ですがセキュリティの基本なので
面倒くさがらずに、
使う人は入れておきましょう。
posted by kapper at 13:16 | Comment(0) | Netwalker

モバイルUbuntu、NetWalker登場 libidn 最新版コンパイル編 その237

こちらはwgetのセキュリティ対策として
libidnの最新版をコンパイルしてみました。
wgetからみなので使っている人は是非どうぞ。

○libidnのコンパイル
特別な事は必要ありません。

 sudo apt-get build-dep libidn

必要なパッケージを入れましたら本家HPからソースコードを入手します。
今なら1.29でしょうか。

 tar zxvf libidn-1.29.tar.gz
 cd libidn-1.29
 ./configure --prefix=/usr --disable-static
 make
 sudo make install

後はバージョンが上がっているのを確認しましょう。
次はwgetのコンパイルです。

○まとめ
wgetのアップデート対策でついでに入れておきましょう。
簡単ですがセキュリティの基本なので
使う人は入れておきましょう。
posted by kapper at 13:01 | Comment(2) | Netwalker

モバイルUbuntu、NetWalker登場 セキュリティ対策 Openssl最新版コンパイル編 その236

今日はネタが無いのでセキュリティ対策として
Opensslの最新版をコンパイルしてみました。
使っている人は是非どうぞ。

○Opensslのコンパイル
特別な事は必要ありません。

 sudo apt-get build-dep openssl

必要なパッケージを入れましたら本家HPからソースコードを入手します。
今なら1.0.1jでしょうか。

 tar zxvf openssl-1.0.1j.tar.gz
 cd openssl-1.0.1
 ./config --prefix=/usr zlib-dynamic --openssldir=/etc/ssl shared
 make
 sudo make install

後はman opensslか何かでバージョンが上がっているのを確認しましょう。

○まとめ
簡単ですがセキュリティの基本なので
使う人は入れておきましょう。
zlib-devが必要なので注意。
posted by kapper at 12:34 | Comment(0) | Netwalker

2014年10月09日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 Bash脆弱性対策 最新版コンパイル編 その235

Bashの脆弱性のニュースが出て大分時間が経ってしまいましたが
NetwalkerでもBashのチェックと最新版コンパイルを入れて
対策してみました。
記録としてブログにします。

○Bash脆弱性
Bashのバグ「Shellshock」と呼ばれているもので
環境変数を用いて侵入してコマンド実行できてしまうものらしく
外部公開サーバとかで運用していればクリティカルなダメージがあります。
折角なので修正します。
当然NetwalkerのJauntyもVer3.9〜なのでサポートアウトなので守られてません。
まとめサイト。

 bashの脆弱性(CVE-2014-6271) #ShellShock の関連リンクをまとめてみた

テストコードを試してみましょう。

 env x='() { :;}; echo vulnerable' bash -c "echo this is a test"

このコマンドを実行して
vulnerable
this is a test
と表示されたらNGです。

まずLucidのパッケージをバックポートしようかと思って
依存関係を見たところぐちゃぐちゃに絡み合っていて
面倒くさそう。
依存関係のないBashにそんなに苦労したくないので
本家Bashのソースコードをコンパイルしてみました。

○Netwalker上でのBash最新版コンパイル
特に複雑な方法ではありません。
まずコンパイルに必要なパッケージをインストールします。

 sudo apt-get build-dep bash

色々とインストールされましたら、Bash本家のサイトから
ソースコードをダウンロードします。
所がCurrent バージョンは4.3ですが古い奴でパッチ当たってません。
セキュリティ未対策なのでパッチ済みバージョンを落としましょう。
現時点では確か4.3-30です。

 http://tiswww.case.edu/php/chet/bash/bashtop.html

ここの行にある最後の文字のbash-master.tar.gzです。

 http://git.savannah.gnu.org/cgit/bash.git/snapshot/bash-master.tar.gz

ダウンロードしましたら展開してmake。
普通に./configureとかすると古いのが残ってしまうので
強制的に上書きしてしまいましょう。

 tar zxvf bash-master.tar.gz
 cd bash-4.3
 ./configure --prefix=/usr --bindir=/bin \
--htmldir=/usr/share/doc/bash-4.3 --without-bash-malloc \
--with-installed-readline
 make
 sudo make install

パッケージを作りたい人はcheckinstallなど。

 bash --version

で4.3-30とか表示されればOKです。
テストコードを実行して確認してみましょう。

○まとめ
コンパイル自体はそう難しくありません。
ネット外部に接続する人は是非Bashを更新しておきましょう。
Netwalkerはセキュリティ サポートアウトしているOSなので
真面目に使うなら脆弱性を全部当てなおす必要があるんですけど。
posted by kapper at 23:11 | Comment(0) | Netwalker

2014年09月15日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 ロードランナー クローンゲーム Kgoldrunner編 その234

久しぶりにゲームをネタにします。
実は本家LoadRunner作者が亡くなられたとニュースがあり
ご冥福をお祈りいたします。
久しぶりにLoadRunnerを遊んでみたくなりまして
クローンゲームを入れてみました。
多くの人はハドソンのファミコン版が多いかと思いますが、
僕はSEGA SG-1000II版で本家に似たスタイルを良く覚えています。
当時は良く遊びました。

○KGoldRunner
KGoldRunnerはKDEゲームに含まれるクローンゲームです。
シンプルなゲーム性はそのままに
移植度は他のクローンゲームより優れていると思います。
マウスやキーボードなど遊び方を選択できます。
ゲーム自体は説明不要ですよね。

Youtubeの動画としてはこんな感じですよね。


○KGoldRunnerインストール
KDEのゲームなので容量を175MBほど使うので注意が必要です。
端末などから普通にインストールします。

 sudo apt-get install kgoldrunner

後はランチャーなどから起動すればOK。
特別な事はありません。

○まとめ
マウスで操作するとやりにくいかな?
勝手に移動するのでドット単位での操作がやりにくいかと。
でも遊びやすいので暇つぶしには良いかも。
息の長いレトロゲームですが、今でも遊べます。
作者さんにはご冥福をお祈りします。

posted by kapper at 23:02 | Comment(0) | Netwalker

2014年08月10日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 CUI版Facebookクライアント fbcmd編 その233

お次はCUI版Facebookクライアントのfbcmdを試してみました。
こちらはphp5環境が必須ですが
NetwalkerのUbuntu9.04ではサポートされてますので一安心。
ブラウザでFacebookは激しく重いので
興味のある方は使ってみましょう。
軽いです。

○fbcmdとは
FacebookクライアントのCUI版です。
Facebookクライアントは日本ではあまり使われていませんが
ブラウザで開くとNetwalkerのスペックでも重いので
スペックのキツイPCでは大変です。

こちらで日本語で紹介されておりまして参考にしました。
非常に分かりやすいので感謝です。

 fbcmd - Facebook Command Line Interface Utility

○fbcmdの導入
まずphp5を導入します。
端末からざっくり実行します。

 sudo apt-get install php5-cli php5-curl
 
次にgitでファイルをダウンロードします。こちらです。

 dtompkins/fbcmd

ダウンロードしましたら展開して初期化実行します。

 cd fbcmd_master
 php fbcmd_update.php
 sudo php fbcmd_update.php
 sudo php fbcmd_update.php install

/usr/localに書き込む際にsudoが必要な様子です。
インストールが終了しましたら認証します。

  fbcmd go access

ブラウザが起動しますのでログインして認証。

 fbcmd go auth

ブラウザでワンタイムコードが表示されますので認証。

 fbcmd auth (ワンタイムコード6桁?) 

ブラウザでリクエスト承認

 fbcmd addperm

リクエスト承認しましたら実行。

 fbcmd

無事ユーザー名が出てきましたらOKです。
ではタイムラインなどを見てみましょう。

 fbcmd stream

他のコマンドはこちら。
fbcmdを付けて実行します。

ADDALBUM Create a new photo album
ADDPERM (Launch a website to) grant FBCMD extended permissions.
ADDPIC Upload (add) a photo to an album
ADDPICD Upload (add) all *.jpg files in a directory to an album
ALBUMS List all your photo albums (or for your friends)
ALLINFO List all available profile information for friend(s)
APICS List [and optionally save] all photos from an album
AUTH Sets your facebook authorization code
COMMENT Add a comment to a story that appears in the stream
DELPOST Deletes a post from your stream
DISPLAY Sets the content of your FBCMD profile box
EVENTS Display your upcoming events
FEED1 Add a one-line story to your news feed
FEED2 Add a short story to your news feed with optional picture
FEEDLINK Share a link in your news feed
FEEDNOTE Share a note in your news feed
FEVENTS List events for friend(s)
FGROUPS List groups that friend(s) are members of
FINBOX Display mail messages from specific friend(s)
FINFO List information fields for friend(s) (see UFIELDS)
FLAST Displays the last n status updates of friend(s)
FONLINE List any friends who are currently online
FPICS List [and optionally save] all photos where friend(s) are tagged
FQL Perform a custom FQL Query
FRIENDS Generate a list of all your friends
FSTATUS List current status of friend(s)
FSTREAM Show stream stories for friend(s)
FULLPOST Displays a stream post with all of the comments
GO Launches a web browser for the given destination
HELP Display a help message
HOME Launch a web browser to visit the FBCMD home page
INBOX Display the latest messages from your inbox
LIKE Like a story that appears in the stream
LIMITS Display current limits on FBCMD usage
LOADDISP Same as DISPLAY but loads the contents from a file
LOADINFO Sets the content of the FBCMD section on your Info Tab
LOADNOTE Same as FEEDNOTE but loads the contents from a file
MSG Displays a full message thread (e.g.: after an INBOX)
MUTUAL List friends in common with other friend(s)
MYWALL Show the posts from other users to your wall
NOTICES See notifications from facebook, applications & users
NOTIFY See (simple) notifications such as # of unread messages
NSEND Send a notification message to friend(s)
OPICS List [and optionally save] all photos owned by friend(s)
PINBOX Display the latest updates from pages you are a fan of
POST Post (share) a story in your stream
PPICS List [and optionally save] all profile photos of friend(s)
PPOST The POST command for page owners and administrators
RECENT Shows the n most recent friend status updates
RESET Reset any authorization codes set by AUTH
RESTATUS Replace your status (deletes your status and adds a new status)
RSVP RSVP to an event from the EVENTS command
SAVEDISP Saves the content of your FBCMD profile box to a file
SAVEINFO Saves the content of the FBCMD section on your Info Tab to a file
SAVEPREF Save your current preferences / switch settings to a file
SENTMAIL Display the latest messages from the sent mail folder
SFILTERS Display available stream filters for the STREAM command
SHOWPERM List all possible permissions and show if granted to FBCMD
SHOWPREF Show your current preferences (and optionally defaults too)
STATUS Sets (or Displays) the your status
STREAM Show stream stories (with optional filter)
TAGPIC Tag a photo
UFIELDS List the available fields for FINFO
UPDATE Update FBCMD to the latest version
VERSION Check to see the latest version available
WALLPOST Post a message on the wall of friend(s)
WHOAMI Display the currently authorized user

一応表示まで。

○まとめ
手順は面倒ですが一度動けば色々使えます。
ワンコマンドなら動作が軽いのが長所でしょうか。
Twitterの様に色々と動かせます。
Netwalkerに限らず色々なマシンで試してみましょう。
posted by kapper at 01:39 | Comment(0) | Netwalker

2014年08月09日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 CUI版Mikutterプラグイン Mikutterm編 その232

Twitterでネタ出てましたCUI版のMikuttermを試してみました。
通常のMikutterが動作するRuby1.9.x〜2.0環境が必須なので
NetwalkerのUbuntu9.04ではサポートされてませんので別に用意します。
まあ慣れていない人には注意が必要です。
個人的にはpkgsrcでの導入をお勧めします。

○Mikuttermとは
TwitterクライアントのMikutterのプラグインです。
OSC京都でNetBSDユーザーグループの筒井さんが68kのLuna68kで実演していました。
フレームバッファでカラーでmikutter。
実際見るとこのスペックでも動くんだなとビビりますが、
ある意味Mikutterのクライアントとしての可能性を示しております。
興味のある人は是非試してみて下さいな。

 「NetBSD/luna68kは mlterm-fbで Twitterの夢を見るか」

○mikuttermの導入
まずMikutterとRubyを導入します。
これは割愛しますがNetwalkerではpkgsrcを推奨しておきます。
次に再びmikutterとmikuttermのソースをダウンロードします。
別にpkgのを流用しても問題ありませんが、戻し忘れると面倒なので
今回は別に用意します。

 mikutterm : 端末でmikutterを使えるプラグイン

公式gitに書いてある方法はこちらです。

・使い方

 git cloneでこのリポジトリをクローン
 mikutterのplugin($HOME/.mikutter/plugin、mikutterのplugin)にcp -r mikuttermする。
 拾ってきたmikutterのcore/pluginのgtkを消す
 起動する

やってみます。
まずダウンロードして展開しましたら、
mikutterm.rbファイルがありますのでコピーします。

 mkdir /home/{user}/.mikutter/plugin
 cp mikutterm.rb ./mikutter/plugin
rm -r -f mikutter/core/plugin/gtk

gtkのrbファイル一式を削除しないとエラーが出ます。
後はmikutterを立ち上げてみます。

 cd mikutter
 ruby200 mikutter

Twitterへの認証が終わっていれば端末からmikutterが動作するはずです。
一応表示まで。

○まとめ
実は使い方が情報不足でまだ良く分かってません。
plugin次第で画像を表示したり色々出来る様ですが。
とりあえず使ってみて、色々なpluginを入れてみます。
Netwalkerに限らず色々なマシンで試してみましょう。
posted by kapper at 23:25 | Comment(0) | Netwalker

2014年08月02日

Netwalker実験所 OSC2014関西 講演資料 2日目10:00〜 1号館4F 会議室C #osckansai

8/2にオープンソースカンファレンス2014京都で
NetwalkerとARM Linux関連の講演を致します。
資料を公開致します。基本的に資料と内容はOSC名古屋と同じです。
セミナーとブースにて是非お話しましょう。
ブログやTwitterや巨大掲示板などで沢山批難ごうごう是非ご意見下さい。
今回もOSC浜名湖の延長上です。

○OSC2104京都の講演内容案
基本的にARMその他+Netwalkerですね。
色々批判がありましたがマニアック路線は時間的に変更が難しいので
今回はこのまま進めます。恥ずかしながら大変申し訳ありません。
説明的資料と図や表を追加しまして細かい所はばっさり削除しました。
後はベンチマークのデータを更新してます。
ご意見頂けましたら最優先で直したいです。

 Netwalker osc kyoto2014.pdf





1、中身は同じですがばっさり削除。
  資料に誤りや公開上問題がありましたら修正しますので
  Twitterやブログまで是非ご連絡頂けましたら大変助かります。

2、内容はNetwalkerに関係する内容とARM全般の内容が混在しています。
  もちろんNetwalkerで動作しない内容もあります。
  (主にArmhfのFlash関係が該当します。)

3、本文のフォントは20、24で一応統一しております。
  小さくて読みにくい場合はお教え頂けましたら大変助かります。


 Netwalker osc kyoto2014.pdf
posted by kapper at 01:13 | Comment(0) | Netwalker

2014年07月21日

Netwalker実験所 OSC2014関西 講演資料β版公開 #osckansai

8/2にオープンソースカンファレンス2014京都で
NetwalkerとARM Linux関連の講演を致します。
ベータ版資料を公開致します。基本的に資料と内容はOSC名古屋と同じです。
DynabookAZのカスタマイズに時間を使いすぎてこちらはかなり遅れています。
大変申し訳ありません。
ブログやTwitterや巨大掲示板などで沢山批難ごうごう是非ご意見下さい。
今回もOSC浜名湖の延長上です。

○OSC2104京都の講演内容案
基本的にARMその他+Netwalkerですね。
ごちゃごちゃしすぎていますので削る方針でいます。
色々批判がありましたがマニアック路線は時間的に変更が難しいので
今回はこのまま進めます。恥ずかしながら大変申し訳ありません。
ただ内容は少し修正する形にしたいですがキャパが足りなくて遅れ遅れ。
ご意見頂けましたら最優先で直したいです。

 Netwalker osc kyoto2014 beta.pdf

1、資料はまだ作成中で今後修正する可能性があります。
  細かい所は後日更新予定です。

2、資料に誤りや公開上問題がありましたら修正しますので
  Twitterやブログまで是非ご連絡頂けましたら大変助かります。

3、内容はNetwalkerに関係する内容とARM全般の内容が混在しています。
  もちろんNetwalkerで動作しない内容もあります。
  (主にArmhfのFlash関係が該当します。)

4、本文のフォントは20、24で一応統一しております。
  小さくて読みにくい場合はお教え頂けましたら大変助かります。

5、本pdfファイルは講演資料の最終版の公開と共にWebから削除致します。

 Netwalker osc kyoto2014 beta.pdf
posted by kapper at 20:45 | Comment(0) | Netwalker

2014年07月05日

Netwalker実験所 OSC2014名古屋 講演資料 完成版公開 #oscnagoya

7/5にOSC名古屋にARM Linux関連でNetwalker Ubuntuなどを
モチーフとして出展、講演致します。
現時点で出来た部分までで一応完成版として公開致します。
結局雑な作りになり申し訳ありません。
下記の点にご注意願います。
是非不具合点とご意見を
お教え頂きたく何卒宜しくお願い申し上げます。

 Netwalker osc nagoya2014.pdf

1、資料に誤りや公開上問題がありましたら修正しますので
  Twitterやブログまで是非ご連絡頂けましたら大変助かります。

2、内容はNetwalkerに関係する内容とARM全般の内容が混在しています。
  もちろんNetwalkerで動作しない内容もあります。
  (主にArmhfのFlash関係が該当します。)

3、本文のフォントは20、24で一応統一しております。
  小さくて読みにくい場合はお教え頂けましたら大変助かります。


 
posted by kapper at 02:43 | Comment(0) | Netwalker

2014年06月22日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 超軽量CUI Twitterクライアント Turses編 その231

Linux用の軽いTwitterクライアントが無いかな
と思いまして以前ご紹介したCUI用のTursesを試してみました。
Netwalkerみたいな低いスペックでも十分に使えます。
操作は慣れるまで大変かと思いますが、
Manを見ながら慣れていきましょう。

Twitterはブラウザ経由だと凄く重いので軽量環境でお薦めです。
操作性に癖があるので慣れるまでがんばりましょう。
ほかのクライアントもありますので
色々試してみて気に入った物を使うのが良いかと。

○Tursesとは
Unix汎用のCUI用Twitterクライアントです。
Python2.7で動かしています。
以前こちらでもご紹介いたしましたね。

 Ubuntu改造日記 CUI用Twitterクライアント Turses編 その4


Tursesの使用にはPython2.7が必要です。
Python2.7はJauntyでは標準で無いので
ソースからコンパイルするかバックポートするか
pkgsrcで入れる必要があります。
個人的にはpkgsrcをお勧めします。

 モバイルUbuntu、NetWalker登場 Python 2.7.3 最新版コンパイル編 その174
 モバイルUbuntu、NetWalker登場 Jaunty環境最新版パッケージ NetBSD pkgsrc導入完了2編 その222

python2.7を入れた後は本家サイトからソースを拾ってきます。

 turses

gitかzipでダウンロードして解凍します。
インストールは、

 cd turses-master
 python2.7 setup.py install

無事終われば後は端末から

 turses

で起動できます。


○操作方法
操作方法はキーボードで選択します。
良い紹介ページが無いのでManから頂いてきます。
上下左右の基本操作とツイート、タイムライン更新さえ覚えれば
とりあえず使えます。

MOTION
・ up (k) - scroll up.
・ down (j) - scroll down
・ left (h) - activate the timeline on the left
・ right (l) - activate the timeline on the right
・ scroll_to_top (g) - scroll to top
・ scroll_to_bottom (G) - scroll to bottom

TWEETS
・ tweet (t) - compose a tweet
・ delete_tweet (X) - delete focused status
・ reply (r) - reply to focused status
・ retweet (R) - retweet focused status
・ retweet_and_edit (E)
 - open a editor for manually retweeting the
focused status status
・ send_dm (D) - compose a direct message
・ update (u) - refresh the active timeline
・ update_all (S) - refresh all the timelines
・ tweet_hashtag (H)
 - compose a tweet with the same hashtags as the
focused status
・ fav (b) - mark focused tweet as favorite
・ delete_fav (ctrl b) - remove tweet from favorites
・ follow_selected (f) - follow selected status author
・ unfollow_selected (U) - unfollow selected status author

BUFFERS
・ activate_first_buffer (a) - activate first buffer
・ activate_last_buffer (e) - activate last buffer
・ shift_buffer_beggining (ctrl a shift)
 - active buffer to the begin‐ning
・ shift_buffer_end (ctrl e shift)
 - active buffer to the end
・ shift_buffer_left (< shift)
 - active buffer one position to the left
・ shift_buffer_right (> shift)
 - active buffer one position to the right
・ expand_visible_left (p)
 - expand visible timelines one column to the left
・ expand_visible_right (n)
 - expand visible timelines one column to the right
 ・ shrink_visible_left (P)
 - shrink visible timelines one column from the left
 ・ shrink_visible_right (N)
 - shrink visible timelines one column from the left
 ・ delete_buffer (d) - delete buffer
 ・ clear (c) - clear status bar
 ・ mark_all_as_read (A)
 - mark all tweets in the current timeline as read

TIMELINES
・ home (.) - open a home timeline
・ own_tweets (_) - open a timeline with your tweets
・ favorites (B) - open a timeline with your favorites
・ mentions (m) - open a mentions timeline
・ DMs (M) - open a direct message timeline
・ search (/)
 - search for term and show resulting timeline
・ search_user (@)
 - open a timeline with the tweets of the specified user
・ user_timeline (+)
 - open a timeline with the tweets of the focused status author
・ thread (T) - open the thread of the focused status
・ hashtags (L)
 - open a search timeline with the hashtags of the focused status

META
・ help (?) - show program help
・ reload_config (C) - reload configuration OTHER COMMANDS
・ quit (q) - exit program
・ openurl (o) - open URLs of the focused status in a browser
・ redraw (ctrl l) - redraw the screen

○操作方法の設定ファイル変更
操作方法はホームフォルダの.turses/configファイルにあります。
テキストファイルなので好きな様に変更しましょう。

 gedit /home/(ユーザー名)/.turses/config

見たいな感じでテキストエディタで編集します。

 [bindings]
 up = k
 down = j
 left = h
 right = l
 scroll_to_top = g
 scroll_to_bottom = G
 〜

こんな感じのファイルなのでキーボタンを割り当てます。
まあ比較的簡単に設定変更出来るのは助かります。

○CPU負荷
読み込み及び操作時に負荷が発生。
読み込み時に20〜30%、
カーソル操作時に50〜60%の負荷が発生します。
CUIアプリの割に重いという印象がありますかも。
もっと軽いアプリを探しても良いかもしれません。

○まとめ
慣れるまでが大変です。
UNIX汎用に作られたシンプルなキーボード操作性なので
どの環境でも使えると共に軽快な動作は助かります。
CUI環境でも問題な無いので端末からでも使えます。
覚えるのに苦労の無い方は是非使ってみてください。
スペックの低い機種で得にお勧めです。
posted by kapper at 07:47 | Comment(0) | Netwalker

2014年06月21日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 X68000エミュレータ px68k コンパイル編 その230

最近pkgsrcの快適さで楽してますが、
技量がだいぶ落ちてOSCの講演で心配になってきましたので
再びセルフコンパイルをテストしようと思います。
今回はX68000エミュのpx68kをコンパイルしました。
汎用的に作られている様なので様々な環境で動作します。
NetBSDとかゲームとかにも使えそうなので
興味のある方はどうぞ。

◯px68kとは
X68000汎用エミュレータとして各種環境に移植されております。
けろぴーの後継だそうです。
移植性が高いのが優れものでかなりの環境で動作します。
勿論、Netwalkerでも動作しました。

◯px68kのコンパイル
コンパイルは素直で難しくありません。
まず必須パッケージをインストールします。

 sudo aptitude install build-essential libsdl1.2-dev libsdl-gfx1.2-dev

本家gitからソースコードをダウンロードします。

 hissorii/px68k

ZIPファイルかgitでダウンロードしましたら展開。
このままコンパイルしても-m32のエラーが出ますのでMakefileを修正します。

 cd px68k-master
 gedit Makefile

72行目の-m32を削除して保存します。
あとはmakeするだけです。

 make

コンパイルが終了しましたらpx68kのバイナリがあるはずです。
後は、BIOSとイメージファイルを指定したフォルダに置きましょう。
px68kバイナリを実行すれば無事動作します。

◯まとめ
意外にあっさり起動できました。
kapperはx68000ユーザでなかったので
あまり細かいテストは出来ませんが一応動作しました。
是非試してみて下さいな。
posted by kapper at 17:30 | Comment(2) | Netwalker

2014年06月20日

Netwalker実験所 OSC2014名古屋 講演資料β版公開 #oscnagoya

7/5にOSC名古屋にARM Linux関連でNetwalker Ubuntuなどを
モチーフとして出展、講演致します。
まだ資料は作成途中ですが、現時点で出来た部分を公開致します。
下記の点にご注意願います。
是非不具合点とご意見を
お教え頂きたく何卒宜しくお願い申し上げます。
 
PS.ベータ版の配布は停止します。
 完成版がこちらにありますのでそちらをご一読願います。

 Netwalker osc nagoya2014.pdf

1、資料はまだ作成中で今後修正する可能性があります。
  特にスクリーンショットをとっていないので文字ばかりです。
  貼り直す可能性があります。
  まだ作成途中のページは本資料では削除してあります。
  後日更新予定です。

2、資料に誤りや公開上問題がありましたら修正しますので
  Twitterやブログまで是非ご連絡頂けましたら大変助かります。

3、内容はNetwalkerに関係する内容とARM全般の内容が混在しています。
  もちろんNetwalkerで動作しない内容もあります。
  (主にArmhfのFlash関係が該当します。)

4、本文のフォントは20、24で一応統一しております。
  小さくて読みにくい場合はお教え頂けましたら大変助かります。

5、本pdfファイルは講演資料の最終版の公開と共にWebから削除致します。

 

PS. pkgsrcの一部表記に誤りがありましたので修正致しました。
   不勉強なので申し訳ありません。
   ご指摘頂き誠にありがとうございます。
posted by kapper at 22:29 | Comment(0) | Netwalker

2014年06月16日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 デジタルオーディオエディタ Audacity編 その229

たまには普通のアプリのレビューでも。
今回はニコニコ動画の「歌ってみた」で有名になった
フリーのデジタルオーディオエディタのAudacityを使ってみました。
これだけ有名になってしまうとWindowsで使っている人も
多いかと思いますがGPLライセンスなので
Netwalkerでも使えます。

○Audacityとは
デジタルオーディオを編集できる凄いアプリです。
音声編集からノイズカット、複合までできる上、
しかもマルチトラック対応しているので
複数のトラックを処理出来ます。
UIも凄く使いやすく、まさに恐るべしアプリです。

ニコニコ動画の「歌ってみた」で紹介されよく使われております。
Linuxでも是非使ってみませんか。

○Audacityのインストール
バージョンは古いですが普通にapt-getでインストール出来ます。

 sudo apt-get install audacity


○Audacityの使い方
いきなりは難しいのでまず参考サイトから

 
Audacityの初心者お助け講座
 歌ってみたの作り方講座

・マイクを使った録音機能
・オーディオデータの取り込み
・タイムシフトツール
・音声レベル編集
・ノイズ除去
・書き出し機能

ここらへんをまず使ってみましょうと言うか使えば大抵の事は出来ます。
効果音なんかや音声抜き取りなんかも容易です。
気合があればプチ配信局なんかもやり方次第で。
もちろんカラオケ編集にも絶大な効果があります。

○まとめ
Windowsで使っている人もLinuxでも使ってみましょう。
Netwalkerなんかのポーダブルデバイスでも立派に活躍してくれます。
動画編集する際の音声部分をこのソフトで殆ど出来ます。
頑張れば録音+編集が一台でも出来るかもしれません。
とにかく優れものですよね。
posted by kapper at 22:07 | Comment(0) | Netwalker

モバイルUbuntu、NetWalker登場 Ubuntu 10.04 Lucid chroot導入編 その228

今回はNetwalkerのchrootでLucidを入れてみました。
ネットで情報を入手してテストしてます。
若干内容を変えてありますが基本は同じです。
感謝です。

○Netwalkerのchroot環境
Netwalkerでもchrootを使う事で様々なディストリを導入可能です。
サポートされているOSを使う事で一部分でも最新版を導入できます。
今回はLucidをテストしました。

○Ubuntu Lucidの導入
今回もこちらを参考にしました。

 打倒RaspberryPi!? NetWalkerはじめました(その9:Chrootでdebian)

まずはapt-getで関連パッケージを導入。

 sudo apt-get install debootstrap schroot

chrootを導入するディレクトリは~/ubuntuにします。

 mkdir ~/ubuntu

debootstrapの設定を変更。
ubuntuの設定は無いので書き換えます。

 cd /usr/share/debootstrap/scripts
 sudo cp jaunty lucid

debootstrapコマンドでlucidをインストールします。

 sudo debootstrap --arch armel lucid ~/lucid http://ports.ubuntu.com/ubuntu-ports/

インストールが終わったらrootでOSに入ります。

sudo chroot ~/ubuntu /bin/bash

chrootで、地域や言語の設定を行います。[ ] の中身が設定値。
ついでにapt-getで必要なアプリを追加します。

 apt-get install locales sudo

 dpkg-reconfigure tzdata [Asia -> Tokyo]
 dpkg-reconfigure locales [en_US.UTF-8 / ja_JP.UTF-8]

ユーザーを追加します。

 adduser (username)

ユーザーを追加します。
とまあ、ここまでやったら一旦親OSに戻ります。

 exit

戻ってきても管理者権限のままのはず…
その足で、子OSへ通常ユーザーで入るときの設定をします。

 sudo gedit /etc/schroot/schroot.conf

※[sarge]の設定を[lucid]に替えて、users=(username)にすればいいと思います。
書き換えます。


[lucid]
description=Debian lucid (stable)
location=/home/kapper1224/lucid
priority=2
groups=sbuild
aliases=stable
users=kapper1224


管理者権限から降りて

 exit

通常ユーザーで子OSに入ります。

 schroot -c lucid -p

多分動いたはずです。

○12.04 preciseアップグレードNG
12.04にアップグレードしてみましたが
libc6のエラーで動作しません。
kernel2.6.31以上の認証が必要らしいです。
そんな理由だったのか。

locale: /lib/libc.so.6: version `GLIBC_2.15' not found (required by locale)
Checking for services that may need to be restarted...
Checking init scripts...
Checking for services that may need to be restarted...
Checking init scripts...
Nothing to restart.
WARNING: this version of the GNU libc requires kernel version
2.6.31 or later. Please upgrade your kernel before installing
glibc.

The installation of a 2.6 kernel _could_ ask you to install a new libc
first, this is NOT a bug, and should *NOT* be reported. In that case,
please add lenny sources to your /etc/apt/sources.list and run:
apt-get install -t lenny linux-image-2.6
Then reboot into this new kernel, and proceed with your upgrade
dpkg: error processing /var/cache/apt/archives/libc6_2.15-0ubuntu10_armel.deb (--unpack):
subprocess new pre-installation script returned error exit status 1
Errors were encountered while processing:
/var/cache/apt/archives/libc6_2.15-0ubuntu10_armel.deb
E: Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)



○まとめ
細かい所に課題はありますが一応動作します。
実は12.04preciseの導入テストもやってみたんですが、
libc6のアップデートの際にkernelのバージョンエラーが出て
インストール出来ませんでした。
2.6.31以上が必要だそうです。
それで12.04がNetwalkerで動作しないんでした。
kapperはまだchroot勉強中です。
是非使ってみて下さい。
posted by kapper at 01:05 | Comment(2) | Netwalker

2014年06月15日

オープンソースカンファレンス2014名古屋 アジェンダ2 作成中

7/6と8/2にオープンソースカンファレンス2014名古屋、京都で
Netwalkerの講演を致します。
アジェンダ案を追加しました。
(仮)と付けてあるものはイメージでネタ修正予定です。
ブログやTwitterや巨大掲示板などで沢山批難ごうごう是非ご意見下さい。
今回もOSC浜名湖の延長上です。

内容を追加しました。
本来予定になかったAndroidやNetBSDとかも実験して動いたので追加です。
Netwalker以外のベンチマークとかも更新。
もうちょっとだけいけるかな。


○OSC2104名古屋の講演内容、アジェンダ案その2

ARMその他+Netwalkerですね。
書きやすい内容からごちゃごちゃ詰め込む方針に転換しましたw
資料はまだ人に見せられる内容になっていないのでもう少し更新します。
所々ボリュームに偏りがあり中身の薄い所もありますがご容赦を。
連日の資料作りって非常に疲れるし飽きるんですって。
そろそろ資料作りにも飽きてきたので
適当な所でクローズさせたいです。


注)メインは多分Pkgsrcです。
  2か月弱そのテストの試行錯誤で終わってしまいましたので


自分からみたら面白いな凄いな、と思った内容でも
他者からみたら特に意味のない事って良くあります。
視野搾取って避けられないのかなぁと。

その分展示物が遅れていますが減らしても良いかなと考えています。
ひとまず反応を伺って内容を最終アジェンダまでに
再調整したいなと思います。
反応が全く読めませんので、
ダメ出しして頂ければ大変助かります。

posted by kapper at 13:14 | Comment(0) | Netwalker

モバイルUbuntu、NetWalker登場 Android4.0.3イメージ MicroSDブート テスト1編 その227

今日は工学院大学 金丸研究室で移植されたAndroidイメージを
遅まきながら試してみました。
公開からかなり時間がかかっていますが記録をします。

○NetwalkerでのAndroid
Androidはオープンソースの為、自分でコンパイルすれば
一応動作できる様になっています。
工学院大学ではコンパイル方法とインストール方法まで
公開されているので非常に分かりやすくて助かります。

 android 4.0.3 (ICS: Icecream Sandwich) on NetWalker : 工学院大学 金丸研究室 


○Androidのインストール
基本的にはHPに書いてある内容そのままです。
丁寧な文章ありがとうございます。

まずNetwalkerにMicroSDを挿入して領域変更します。
NetWalker に gparted をインストールし、SD カードのパーティションを切ります。
gparted のインストールは

 sudo apt-get install gparted

そのままgpartedを実行してもMicroSDの領域が出てきませんので
コマンドラインで指定します。

 sudo gparted /dev/mmcblk0

を実行します。mmcblk0p1と間違えない様にしましょう。
パーティションは2つ必要で、

・ext3 領域 (kernel/android システム格納) : 1GB 程度, ラベルを rootfs
・FAT32 (LBA) 領域 (SDカード領域) : 残り, ラベルを media

のように設定します。
終わったら、一度SD カードを抜き差ししてマウントします。
そして、下記の手順でインストールしていきます。
http://mit.sharp.co.jp/os.tar.bz2 をダウンロードし、SDカードの ext3 領域に展開します。

 wget http://mit.sharp.co.jp/os.tar.bz2
 sudo tar xf os.tar.bz2 -C /media/rootfs

SD カードの ext3 領域の /media/rootfs/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules を編集し、
一行文の中身を全てコメントアウトします。
(無線 LAN デバイスを eth0 に固定するためです)
例えばgeditを使います。

 sudo gedit /media/rootfs/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules

SD カードの ext3 領域の etc/rc2.d/S01upfirm を etc/rc2.d/~S01upfirm とリネームします。

 sudo mv /media/rootfs/etc/rc2.d/S01upfirm /media/rootfs/etc/rc2.d/~S01upfirm

SD カードの ext3 領域の boot/boot.conf を編集し、コンソールのオプションを
に変更します。 例えばgeditを使います。

 sudo gedit /media/rootfs/boot/boot.conf

 console=tty1

カーネルイメージ zImage (ビルドした場合は $ANDROID_ROOT/jaunty-arm/arch/arm/boot/zImage)
をSD カードの ext3 領域の boot ディレクトリにコピーします。
(Gingerbread で使った kernel では起動しません)

 wget http://brain.cc.kogakuin.ac.jp/research/files/ics/zImage
 sudo cp zImage /media/rootfs/boot/

上でビルドしたandroid システム領域を例えば
SD カードの ext3 領域の android/ics などとコピーします。
圧縮済みのものをダウンロードした方は、展開して配置してください。
android/ics/init というファイルが存在する配置になっていればOKです。

 sudo mkdir /media/rootfs/android
 wget http://brain.cc.kogakuin.ac.jp/research/files/ics/ics4.0.3-20120102.tgz
 sudo tar zxf ics4.0.3-20120102.tgz -C /media/rootfs/android

SD カードの ext3 領域にて etc/rc.local を編集し、 「exit 0 」の手前に
と書きます。 例えば

 sudo gedit /media/rootfs/etc/rc.local
 
 /usr/sbin/chroot /android/ics /init


以上の準備が整ったら、SDカードをアンマウントします。

 sudo umount /media/*

そしてUbuntuをシャットダウンしますが、Ubuntu シャットダウン時は、
毎回このアンマウント処理を行った方が無難です。

 sudo poweroff

起動時は、 マウスボタンを2つと電源ボタンを長押しします。


○Androidを使ってみて
HPに書いてある内容そのままですが、
まず無線LANの認識が悪く、電波も弱いのでネットが安定しません。
後はエラー表示が多発してバックグラウンドでよく落ちている様です。
また挙動が不安定で動作がやや重い気がします。
省電力モードで動かなくなりますが液晶が表示されたままなので
電源ボタンで動かす必要があります。

○まとめ
移植と動作は問題ありません。
ただ安定動作は難しい気がします。
MicroSDをベースにする限り、SSDより速度面でハンディがあるのは止む終えないですが。
色々な使い方を模索していきましょう。
posted by kapper at 12:01 | Comment(0) | Netwalker

2014年06月14日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 NetBSD 2014-06-14RaspberryPiイメージ MicroSD+USBブート テスト1編 その226

Netwalker上でNetBSDをMicroSD+USBブートで起動させてみました。
解説はあるのですが、思ったほど簡単にはいかなかったので
ブログに一度まとめてみます。

興味のある方は是非。

○Netwalker上でのNetBSD
NetBSDは様々なプラットフォームに移植されているUnixで
Netwalkerにもarmhfで移植されました。
現在はドライバの開発が継続して続いております。

KernelはNetwalker専用に作られてまして、
実際のユーザーランド領域はRaspberryPiの
イメージファイルを共用して使える形になっております。
RaspberryPiのNetBSDとほぼ同一の環境で使える形です。


○NetBSD公式 インストール方法
NetBSDユーザーグループ会の報告ではNetBSDのインストール方法が
下記の内容でご報告されております。
こちらの内容は決して間違っている訳ではありませんでしたが、
ネット上ではNetBSDが起動しないという報告が上がってます。
僕も試してみましたが、一晩ずっと悩みました。夜も眠れませんw
結論としましては、情報が幾つか足りなかった事と
母艦をNetBSDを使うという事が前提になっており、
Ubuntuだけの知識では対応できない内容も重なっているというのが背景でした。

BSDユーザーグループ解説内容

Sharp NetWalker special kernel: (Thanx h_kenken@)
/boot/netbsd-NETWALKER.bin.gz is a kernel for Sharp NetWalker.
1. Make backup image on NetWalker ubuntu.
2. cp /boot/netbsd-netwalker.bin.gz [BackupImage]/boot/zImage
3. Set [BackupImage] MicroSD to NetWalker MicroSD port
4. Set RPI image to USB port via SD to USB dongle.
5. With pushing [L Mouse][R Mouse],push Power button in 5 seconds.
6. Pray for success in 5 seconds.
7. Typical NetBSD Boot message appears on your console.
8. Fail on single user mode,"mount /"
9. vi /etc/fstab and type :1,$s/ld0/sd0/g w q
10. reboot and login again.
11. startx and mouse can control with small touchpad.

記録の為、まず勝手に意訳して中身を変更して日本語に直してみます。
ただしこの方法では起動しませんのでKapperの起動方法は後で再度記入します。

Sharp NetWalker special kernel: (Thanx h_kenken@)
/boot/netbsd-NETWALKER.bin.gz が該当ファイルです。

1.MicroSDリカバリイメージをNetwalker上のUbuntuでシャープのサイトより
 ダウンロードして作成する。
2.ダウンロードしたnetbsd-netwalker.bin.gzファイルをzImageファイル名に
 置き換えて上書きする。
 cp /boot/netbsd-netwalker.bin.gz [リカバリディスク]/boot/zImage
3. MicroSDのリカバリディスクをNetWalkerのMicroSD portに挿入
4. RaspberryPiのNetBSD imageファイルをUSB portの SDカードアダプタに挿入する
5.[L Mouseボタン][R Mouseボタン]を押しながら5秒ほどPowerボタンを押して起動する。
6. 5秒間、成功を祈る?
7. MicroSDから起動して通常のNetBSDのブートメッセージがコンソール画面で表示される
8. シングルユーザーモードでの"/"のマウントに失敗するはず
9. vi /etc/fstab して入力 :1,$s/ld0/sd0/g w q
10. rebootして再度ログイン
11. startxすればマウスがsmall touchpadで動作します。


NetBSD独自のルールで理解できない所が幾つかあります。
いつか方法ご教授願えたらと思います。


○実際のNetBSD起動方法
下記のKapperの知識はUbuntu Linuxで動作させる前提と
NetBSD起動後はNetBSD操作方法の知識を前提とします。
ただし出来る限りUbuntuユーザーでもわかる内容に書き換えますので
もし分からない内容があればブログやtwitter、某巨大掲示板へ書き込み下さい。
申し訳ありませんが回答するかどうかは確約できませんが。

まず動作確認に必要な機器を下記に纏めます。

・Netwalker本体
・リカバリディスク、Kernel置き換え用の4GB以上のMicroSDカード一枚
・RaspberryPiディスクイメージ用2GB以上のSDカード一枚
 (もしくはMicroSD+SD変換カードアダプタ)
・USB-MicroSD変換アダプタ
・イメージファイル動作確認+/etc/fstab書き換え確認用のRaspberryPi本体
・RaspberryPi周辺機種のUSBキーボード、マウス、HDMIモニタ、電源MicroSDケーブル

まずはこれだけ必要です。
慣れればRaspberryPi一式はいらないかもしれませんが、
初めて起動させる際には無いと難しいかと。
MicroSDカードは合計2枚必要なので要注意。

大まかな流れはこちらになります。
RaspberryPiのイメージSD作成方法はPidoraでの作成方法を参考にしました。
こちらは結構詳しく書いてありましたので助かります。

 Pidora Installation

1.NetBSD本家ftpサーバよりKernelファイルのnetbsd-netwalker.bin.gzと
 RaspberryPiイメージファイルをダウンロードします。
 
 母艦を他のPCを使うのであれば良いですが、
 Netwalker本体で操作する場合、容量とメモリが足りなくなるので
 別途USBメモリか何かにRaspberryPiイメージファイルを一度解凍します。
 解凍すると容量は1.8GBになりますので要注意。

2.MicroSDリカバリイメージをNetwalker上のUbuntuでシャープのサイトより
 ダウンロードして作成する。

3.ダウンロードしたnetbsd-netwalker.bin.gzファイルをリカバリディスクのzImageファイル名に
 置き換えて上書きする。
 /media/diskの場所はUSBを指すとdisk-1とかに変わりますので注意。

 sudo cp netbsd-netwalker.bin.gz /media/disk/boot/zImage

4.RaspberryPi用のイメージSDカードを作成する。
 まずはUSBにコピーしたRaspberryPiイメージファイルを置いてNetWalkerに挿します。
 次に本体のMicroSDポートに新品のMicroSDカードを挿入。
 先程作成したリカバリディスクと間違えない様に注意。
 また操作方法を間違えると確実に壊しますので自己責任で注意。
 Kapperも一度母艦OSを壊しました。

 参考
 Pidora Installation

 ddコマンドでイメージファイルをMicroSDに書き込みます。
 10分位でしょうか。結構かかりますので気長に待ちます。
 
 sudo dd if=2014-06-14-netbsd-raspi.img of=/dev/mmcblk0 bs=1M

 ここで注意が必要なのが、いつも/etc/fstabとかで使っている
 /dev/sda1 とか /dev/mmcblk0p1 でなくて、
 /dev/sda とか /dev/mmcblk0 を指定する必要がある事です。
 /dev/mmcblk0p1を指定してしまうと認識できなくなるので母艦で再フォーマット必要です。

5.RaspberryPiでブートイメージの動作確認

 書き換えたブートイメージをRaspberryPiで動作確認。
 無事起動すれば初期設定しログイン画面まで行きます。
 ログイン画面まで出ず、

 boot device:
 root device:

 みたいに出てイメージがマウント出来なければ作成失敗です。

 ログイン画面が出ましたらrootでログインします。
 startxと入力してxが起動出来ましたら尚問題ないかと。

6.RaspberryPiイメージの/etc/fstabの書き換え
 NetBSDでデバイス指定はUSBがld0、SDカードがsd0で決められています。
 /etc/fstabの設定はUSBのld0で標準設定されていますのですが
 Netwalkerではマウント出来ないのでld0⇒sd0に書き換えます。
 実はこれを行うとRaspberyPiで逆にマウント出来なくなりますw
 RaspberryPiで使う場合は面倒なのでもう一枚SDカードが必要でしょうね。

 RaspberryPiを起動させた後で、
 エディタは特になんでも良いですが、初期設定ならviで

 vi /etc/fstab

 ここで確か4行目と5行目をld0⇒sd0に書き換えて保存します。
 RaspberryPiをシャットダウンさせてNetwalkerのUSBポートにSDカードをつなぎます。

7.NetwalkerでNetBSDの起動

 MicroSDのリカバリディスクをNetWalkerのMicroSD portに挿入
 書き換えたRaspberryPiのNetBSD imageファイルをUSB portの SDカードアダプタに挿入する
 [L Mouseボタン][R Mouseボタン]を押しながら5秒ほどPowerボタンを押して起動する。

 まず初期設定のKernelだけが起動してきます。

 boot device:
 root device:

 と出てくるはずなのでsd0と入力して後はenterキーを連打します。
 ちゃんとRaspberryPiイメージと/etc/fstabの書き換えまで出来ていれば
 マウントしてログイン画面に表示されるはずです。
 失敗した場合はイメージの作成からやり直しましょう。
 また

 /: replaying log to disk

 と表示されたまま止まる場合がありますので
 その際は電源を落として再起動させましょう。
 本来なら放置しておけばそのうちNetBSDが起動します。


8.rootでログイン、Xの起動確認

 まだユーザー登録していないのでrootでログインして
 startxしてXorgの起動確認します。
 ここまで動けばとりあえずOKです。


○まとめ
何故かXで無線LANとタッチパッドが機能しません。
これはかなり昔のKernelでお聞きした状態で、今はドライバが更新されて動作するはずです。
原因まではわかってません。
古いカーネルかな?昨日落としたばかりですが。
ifconfig -aしてもネットワークアダプタが出てきません。
ちゃんと動作すれば後はpkgsrcすればアプリは問題ないはず?
RaspberryPiみたいにMicroSD一枚で完結出来る様になればなとも思いますけど。
今の段階では起動させるだけで精一杯かもしれませんが
色々と試してみてくださいな。
posted by kapper at 09:15 | Comment(0) | Netwalker

2014年05月22日

オープンソースカンファレンス2014名古屋 アジェンダ作成中

7/6と8/2にオープンソースカンファレンス2014名古屋、京都で
Netwalkerの講演を致します。
アジェンダ案を適当に考えてみました。
(仮)と付けてあるものはイメージでネタ修正予定です。
ブログやTwitterや巨大掲示板などで沢山批難ごうごう是非ご意見下さい。
今回もOSC浜名湖の延長上です。
まだ講演時間とスケジュールの連絡頂いておりませんので適当です。

いざ作り始めると、
中々良いテーマが思いつきません。
いざ資料を作ろうとするとどうしても知識範囲と先入観で何故かネタが偏ってしまいます。
文章に出てしまいます。思った以上に頭が堅い日常です。


○OSC2104名古屋の講演内容、アジェンダ案その1

どういう内容にしようかなと未だに悩んでいます。
ざっくりな初心者向けにしてさらっと流す程度にしようかなと
思っておりますが、知りたいことが沢山いる方々には
どうしても物足りないかなと思います。
エキスパートな人からみたら、「知ってる事ばっかり」ですね。
自分のスキルの低さは十分自覚しております。

プレゼンにして30分だと一枚2分と換算して
普通に説明するとおおよそ16枚位が時間的に精一杯な感じです。
ブースにはLibreOfficeのスライドショー機能で資料を展示します。
今回はユーストリームが無いはずなので実況中継無しかと。
多分前日までに作って公開したいですが、
会社の月初会議でそれ所ではないかもしれません。


注)メインは多分Pkgsrcです。
  2か月弱そのテストの試行錯誤で終わってしまいましたので


内容についてはNetwalker以外も触る程度にお話しします。
カスタマイズはUNIX汎用な内容なので実はARMに拘りません。
本音はゲーム一本ネタで暴走してみたいですw
誰も興味ありませんが。
自分からみたら面白いな凄いな、と思った内容でも
他者からみたら特に意味のない事って良くあります。
視野搾取って避けられないのかなぁと。


ひとまず反応を伺って内容をアジェンダ2までに再調整したいなと思います。
反応が全く読めませんので、
ダメ出しして頂ければ大変助かります。

posted by kapper at 00:48 | Comment(0) | Netwalker
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