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2014年04月12日

Ubuntu改造日記 wubiイメージ バックアップLiveCDアクセス編 その23

WubiはWindowsとのデュアルブートに特化した
Ubuntuのインストーラーですが、イマイチ情報がまとまってない。
イメージファイルをマウントする方式で
運用されているのですが、
トラブルが発生した際の処置を考えるのも大変です。
Ubuntuが動作しなくなった際に
イメージファイルを外部からアクセスする方法を
試してみました。

○Wubiとは
WubiはUbuntuのHDDイメージをWindows上で作成し
ブートローダーでマウントする事でUbuntuを起動
運用する仕組みです。
UbuntuをWindows上で入れたり消したり出来るので
意外に重宝します。

ただUbuntuが起動しなくなった際や
イメージファイルを変更したりする際には
手法が異なります。
過去のブログはこちら。

 Ubuntu改造日記 簡単デュアルブート Wubiインストール編 その3

○WubiのHDDイメージマウント方法
一例ですがUbuntuのLiveCDからHDDやイメージファイルを
マウントする方法がこちらで公開されています。
やり方はそのままです。
先人たちの情報に感謝いたします。

 wubiでエラーになって、データ救出したいとき

まずLiveCDでUbuntuをブートさせます。
後は端末から実行
HDDが/dev/sda1にあるという前提です。
複数のドライブを繋いでいる方は要注意。

 $ sudo mkdir /win
 $ sudo mount /dev/sda1 /win
 $ sudo mkdir /vdisk
 $ sudo mount -o loop /win/ubuntu/disks/root.disk /vdisk

これでマウントできたはずです。
後はファイラーなり端末からなりアクセスできます。
ファイラーを使ってバックアップする際にはroot権限がいりますので注意。
端末から

 sudo nautilus

などでroot権限で実行してコピーして下さい。

○まとめ
意外に便利です。
ただ単にマウントするだけですが、分かりにくいです。
Wubiの設計が思ったよりシンプルで優秀なのが分かりました。
これで何か問題があってもバックアップを取り、
イメージファイルは好きな様に入れ替え出来ます。
これからの時代に環境設定用のXPを残しておいて、ネットをWubiで
Ubuntuを使いバックアップする使い方が良いのではないでしょうか。
Linuxに慣れていない方にお勧めです。
posted by kapper at 22:00 | Comment(0) | Ubuntu
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