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2014年01月21日

Google無償OSのChromeBookがアメリカで大人気な件

今日はプチネタとしてChromeBookをネタにします。
まだ持ってませんがw
WindowsXPのサポート終了間近と急にタブレット並みに
値段が下がった事が理由となりましてアメリカで売れてます。
ここまで上位にランキングされるとウィンテルも苦しくなります。
日本にも近日Acerから上陸するそうなので
期待してネタにしてみます。

○ChromeOS、Chromebookとは
Gentoo LinuxベースのGoogleの無償クラウドOSがChromeOSです。
ブラウザにアプリ全てを置いてデータをGoogleにクラウドするネット専用OSです。
100GBまで無償でGoogleのサーバを借りて置いておけます。
アメリカでは結構前からありましたが、
最近まではあまり見向きされていませんでした。
日本では未発売です。Windowsの人気が高いからでしょうか。
一応試したい人はこちらから落とせます。

 Download Google OS (0.9.570 Release Canditate)


ChromeBookとWindows8ノートと急速に価格差が開いたのはAcerの戦略的価格かと。
なんと200$を切る値段で売られています。
Windows8は400$前後と考えると価格差が大きいです。
原因として考えるとOS代は勿論の事、CPUとストレージが小さい事でしょうか。
必要な費用が小さいとしても価格差がありすぎる。


サムスンのARM ChromeBookはタブレット用とスペックはほぼ同じです。
参考スペックはこちら。
ChromeOSはもっと低いスペックでも動くはずだと思うのですけど。


推奨スペック

・Windows8
      32 ビット 64 ビット
 プロセッサー 1.0 GHz 以上
 物理メモリー 1 GB 以上 2 GB 以上
 グラフィック WDDM 1.0 以上の対応ドライバが提供されている DirectX 9.0 以上の GPU
 HDD 空き容量 16 GB 以上 20 GB 以上
 その他 PAE、NX、SSE2 をサポートするプロセッサーである事


・ChromeOS

 プロセッサー 1.0GHz以上
 物理メモリー 512MB以上

意外にも数字上はそんなに差はありません。
実際に売れ始めたのはIntel Celeron 2955U登場以降かと思います。
Intel Celeron 2955Uの登場で4時間しか持たなかったバッテリが
9時間まで持つようになりましてモバイルPCとして一線級のスペックになりました。
“Haswell”アーキテクチャの影響力恐るべしですね。

○メディアのニュース、売れ行き
メディアが騒ぎ始めたのは2013年12月の冬シーズンから。
Amazonの上位ランキングでChromeOSが占めているとか、
Chromebook、アメリカでは全ノートPCに占める販売シェアが21%に─NPD調査
見た感じではそんなに間違ってはいなさそうです。



 3万円を切る低価格ノートPC「Chromebook」新機種を東芝が発売予定
 Chromebookが日本上陸 「Acer 720」がGoogle Playで「近日発売」

アメリカでの人気を受けて続々参入のニュースが届き始めました。
さあ迎え撃つMicroSoftの次の手を期待しましょう。

○まとめ
ここまで数字が伸びてきたのは価格差だと思います。
Androidノートブックが売れない状況でChromebookが売れるのは意外です。
昔ネットブックが出てきた頃を思い出します。
あの時はWindowsXPでしたが価格はここまで安くなかった。
MSも第2次ネットブックを出してシェアを押さえないとまずいでしょうね。
Androidの二の舞です。
SurfaceRTが盛大にこけたので厳しいかもしれませんが。
でも1年前のRTの中古よりChromeBookの新品の方が安いのは脅威かと。

AcerのChromeBookの近日発売予定はHPから削除されたそうです。残念。
posted by kapper at 00:48 | Comment(0) | Linux
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