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2013年08月04日

軽量WMレポートを読んでみて

今日は実験ネタではなくWMのレポートを読んだ感想です。
海外の方が星の数ほどありWMをテストしてデータを作っています。
流石にこんなに沢山の実験は出来ません。感謝です。


○Window Manager Report
WMはXorgとデスクトップを形成するGUIです。
軽いものから重いものまで機能面含め沢山ありまして
現在では誰も把握できない程の数になってしまいました。
Netwalker使いをはじめとしてとにかく軽くて使いやすい物を求めますが
どれがどんなのか誰も把握できなくなってしまいました。
そんな中テストして頂いている世界的に珍しい方が下記のサイトです。

 The Window Manager Report

まず見てみましょう。
こちらのサイトがWMのメモリ消費量を比較しています。
psコマンドでデータを取ってます。
(ps -ao comm,size,rss,vsize)
実際の消費量に近いrssでソートを掛けてみましょう。
仮想メモリも含めるとそこそこの大きさになります。

 Window Managers 32-bit Memory Usage

上位陣はマニアックなのが集合していますね。
50行WMとして有名なTinyWMは752kbです。
テキストベースのコンソールタイル型のdvtmとか。
逆にfvwm-crystalやAfterStepがこんなにメモリを食うのは意外と言いますか。

○WMの分類
WMは大きく見てタイル型と基本型、混合型の3つがあります。
ArchLinuxWikiではこんな感じに分類されております。

Category:Stacking WMs
Category:Tiling WMs
Category:Dynamic WMs

Wikipediaにも分類があります。
 
 Comparison of X window managers

もはや何が何だか。


○まとめ
全体から見ますとシンプル無機能型やタイル型が軽いです。
端末やランチャーで対応すれば良いですかね。
Windows型はfvwm95、qvwm、jwm、icewmとかですが。
テキストで設定するのをあきらめず頑張れば十分軽くなります。
頑張ってトライしてみて下さい。
posted by kapper at 21:34 | Comment(0) | Linux
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