世界でも珍しい乾電池電子ブックリーダーのjetbook miniをE-Bayで入手しました。
折角なので感想などをブログにします。
残念ながら日本語は文字では表示出来ませんが
画像専用と考えたら素晴らしい機種である事に変わりはありません。
〇jetbook miniとは
jetbook miniは電子ブック端末で世界でも珍しい単4乾電池4本で動作します。
ベースにLinuxOSが入っております。
連続90時間で数か月〜1年はまともに使えます。
残念なのは日本語を表示出来ない点ですが、FB2データを加工して画像表示すれば。
欧米言語には一応対応しています。
特徴としては
・Multi-Language interface support for English, French, Italian, Portuguese, German, Spanish, Polish and Russian
・First and only eBook Reader in the world to run on 4 AAA batteries (Energizer batteries included)
・Full in-book picture support
・Up to 90 hours of reading time
・All-way reading rotation for right handed and left handed use
・5" TFT screen and smaller size for ultra portability
・Adjustable font sizes
・Text alignment, spacing, breaking, and encoding options
・Clock and date functions
・Support: TXT, FB2 (use Calibre to convert LIT, MOBI, EPUB, HTML, PRC, RTF, PDB, PDF)
・SD/SDHC Card expandability up to 16 GB directly and microSD Card compatibility through an adapter.
・Size - 116mm x 126mm x 20(10)mm (WxHxT) - 4.5"x4.9"x0.75"(0.4")
・Package Components - Gift box with Energizer Ultimate Lithium batteries, Quick start and USB cable.
・Recent readings folder
・Bookmarks
・Page search
・Games: Brick Game and Sudoku
・Settings for:
Interface language,
360 degree screen view rotation,
6 font sizes,
Multiple language encoding,
Page alignment,
Line spacing, Line break,
Date format, Time format, Auto power off time, Clock
という所でしょうか。
意外にもテトリスと数独が入ってます。操作しにくいですがw
対応フォーマットは実は生txtとFB2フォーマットだけで
画像表示は出来ますが埋め込みフォントは対応しておりません。
つまり内臓フォントに無い言語は豆腐で表示出来ません。
〇使ってみて第一印象
外観おもちゃのプラスチックタイプで非常に安っぽいです。
5インチモニタは小さくシンプルで軽量です。乾電池の部分が出っ張ってます。
サイズはCDのケースより片側1p程小さい程度です。
日本人風のまともな説明書は無く箱に書かれた表示と電子マニュアルだけです。
開いてみますと意外にTFT液晶が見やすくWikireaderとは比較になりません。
初期ではエドガーアランポーやコナンドイルの英文小説が9本入っていて
試し読みが出来る様になっております。
解像度が低いのでフォントサイズの調整が必要ですが6種類しかサイズがありません。
画像表示の際には急に読み込みが重くなるのは仕様ですねw
操作してみるとこの使い勝手を全く考慮されていないボタン配置と設定は全くNG。
勿論タッチパネル非対応。
また数独とテトリスが入っており暇つぶす事も一応可能です。
ゲームは追加出来ないんですよねw
内臓ディスクには容量が無いので基本的にSDカードを入手して
それに入れる形になっています。
何故か8GBのMicroSDが認識しませんw
標準のファイラーで操作してファイルを選択します。
日本語ファイル名を付けない様に注意します。
〇FB2ファイルのカスタマイズと画像表示
対応しているフォーマットはTXTとFB2のみ。
つまりFB2ファイルを加工せざるえない所があります。
・電子ブックコンバータ Calilbre
PC側のコンバータにはこれを使います。
Jetbook MINIもサポートされていて調整出来るので便利ですが、
画像のインポートが出来ません。jpgファイルでないとエラーでます。
まずFB2に変換してそちらはFBEditorを使います。
http://calibre-ebook.com/download
・画像サイズ調整
こいつの解像度は640×480なので片方でもそれ以上の解像度の画像は表示されません。
画像エディタでサイズ変更する必要があります。
特に指定はありませんので標準のペイントを使います。
ピクチャの指定で縦横が640×480を下回る様に設定して保存しましょう。
・FB2エディター FBEditor
変換したFB2データを編集加工できるソフトです。
FB2はXMLファイルなのでその気になれば他のエディタでも簡単に修正は可能です。
こちらはGUIで編集できるので見ながら出来ますから便利です。
真ん中のボタンにInsert inline imageというのがありまして、
そこをクリックして埋め込みます。
使用する為には MSXML 4.0が必要なのでこちらも入れておきます。
画像が表示されればOKです。
http://download.microsoft.com/download/A/2/D/A2D8587D-0027-4217-9DAD-38AFDB0A177E/msxml.msi
http://code.google.com/p/fictionbookeditor/
・端末SDカードに保存
これはコピーするだけです。
Calilbre使っても良いですし、エクスプローラーでも問題ありません。
ファイル名には日本語が入らない様にしましょう。
〇結論
・スマホ、タブレットユーザーならそちらの方が便利
・日本語表示には画像データ必須ですし、作成には母艦、SDカードが必須で
単独では使えません。勿論無線LANとかもありません。
1ファイルづつ画像加工する手間を惜しまない人には良いかもしれません。
・単4乾電池は小さくて軽いのでいざという時に便利です。
エネループを使うのも良し。マニア心をくすぐる逸品です。
・入手は国内にはありませんのでE-Bayから直輸入する必要あり。
・端末は安くて静止画はなんとかOK。自炊派オンリー端末。
〇まとめ
当然ですが単4乾電池が全てです。全世界で唯一です。
無理に入手する必要は無いとは思いますが日本人から見たら完全にマニア向け。
母体がLinuxですが改造できる情報が一切ないので手の付けようがありません。
改造は無理だから画像英文専門端末として使いましょう。
欲しい人は円高でE-Bayに在庫があるうちに入手しましょう。
他に日本に直接発送してくれるサービスがあれば良いのですが。
興味のある方はどうぞ。

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