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2013年01月09日

新世代タブレット Nexus7 KDE Plasma-Active OpenSLXテスト編 その17

Kapperです。
今回はLinuxのタブレット向けGUIであります
Plasma-Activeを試してみましたのでネタにします。
まだ開発中で課題は沢山ありますが、
ブラウザなどのタップスクロールに対応していたりと
Androidを除く他のディストリに比べ進んでいるのは間違いないです。
興味のある方は是非試してみましょう。

〇Plasma-Activeとは
Plasma-ActiveとはLinux2強のKDEプロジェクトの開発中のタブレットGUIで
他のディストリから先行してタップスクロールやキーボードレスGUIを実現しております。
中華PADを改造してvivldiという専用タブレットを海外で販売している実績が強みです。

Nexus7向けとしてKDE本家より専用イメージが公開されておりまして
Linux母艦を通してですがインストールが可能です。
ベースとなるディストリとしてOpenSLXが使われており
RPMベースのOpenSuseの亜流としてパッケージツールが使えます。

〇Plasma-Activeのインストール
今回はこちらを参考にしました。
分かりやすい解説感謝です。
Kapperから見ればかなり親切に書かれているのですが、
初めて使う人には分からん所も沢山ありましたので追記します。
細かい前段説明は割愛します。

Nexus 7でMer Plasma Activeを動かしてみる

・Nexus7改造用初期インストーラー
まずUbuntuのインストールの時にも設定しました初期インストールが必要です。
Ubuntuの端末から下記のPPAレポジトリ登録とインストーラーを入れます。
詳細は割愛します。

 sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-nexus7/ubuntu-nexus7-installer
 sudo apt-get update
 sudo apt-get install ubuntu-nexus7-installer

次にNexus7の電源ボタン長押しで電源をOFFにします。
電源が切れましたら右上あたりにあります
「電源ボタン」と「volume downボタン」を押しながら再起動します。
するとドロイド君の起動画面が出てくるはずです。
そうしたら、Nexus7とUbuntu PCをMicroUSB-USBケーブルで繋ぎます。
繋ぎましたらUbuntu PCの端末から下記コマンドを入力。

 $ sudo fastboot devices
 1234567891234567 fastboot

こんな感じに表示されましたらOK。
でNexus7をアンロックします。
こちらも端末から入力。

 sudo fastboot oem unlock

そうするとこんな感じの画面表示になりますので
YESを選択して「電源ボタン」を押します。
すると元のドロイド君画面に戻りましてアンロックされます。
で一度「電源ボタン」と「volume downボタン」を押しながら再起動します。
画面に赤文字で"LOCK STATE - UNLOCKED"と表示されていればOKです。

次にSetup ADB Udev Ruleの設定です。
これをしないとNexus7のリカバリモードでPermissionエラーが出て書き込めません。
Ubuntu側にUSBでNexus7つないだ状態で端末から、

# lsusb
...
Bus 002 Device 059: ID 18d1:4e42 Google Inc.

こんな感じで表示されればOKです。
その後に設定ファイルを書き換えます。

# sudo gedit /etc/udev/rules.d/99-android.rules

下記の文章をまるごとコピペして保存します。

# Google Nexus 7 16 Gb
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="18d1", ATTR{idProduct}=="4e42", MODE="0777" # MTP mode with USB debug on

保存したらudevを再起動。

# sudo service udev restart

次にAndroid toolsのインストール。
下記を端末から実行。

# sudo add-apt-repository ppa:nilarimogard/webupd8
# sudo apt-get update
# sudo apt-get install android-tools-adb android-tools-fastboot


・Plasma Activeのインストール
Plasma-ActiveのイメージファイルをLinux母艦にダウンロードします。
こいつのインストール方法で注意点なのがイメージファイルでなく
生ファイルが展開される所でNexus7のドライブに直接生ファイルを焼きこむスタイルです。
なので母艦をWindowsより専用コマンドを使えるLinuxを使いましょう。

 http://download.kde.org/unstable/active/3.0/images/nexus7/

Nexus 7を母艦LinuxとUSB接続しfastbootモードで起動し、ブートローダーアンロックします。
上記の形でドロイド君の画面が出ればOKです。
端末から下記のコマンドでNexus7が認識されているのを確認しましょう。

 $ sudo fastboot devices
 
moslo-nexus7-0.0.15.3.tar.gzを母艦で展開し、適当な展開先ディレクトリに移動します。
Ubuntuなどを使っている人は/home/(ユーザー名)/ダウンロード なんかでしょうか?
このイメージファイルは生ファイルでありまして展開したフォルダに移動して
以下のようにboot領域に焼きます。

 $ sudo fastboot erase boot
 $ sudo fastboot -c "ro console=tty1 rootwait rootfstype=ext4" flash:raw boot zImage-moslo initrd-moslo

bootイメージを焼いた後、Nexus 7をUSBで繋いだまま
電源ボタンを再起動するとカーネル起動後、Nexus 7がホストPCにUSBストレージとして認識されます。
ホストPCのdmesgコマンドでどのデバイス名で認識されたかを確認してください。
Ubuntuとか使っている場合は/dev/sdb として認識されるはずです。
以下では/dev/sdbとして記述しますが、自身の環境に合わせて修正してください。
USBストレージ上にEXT4ファイルシステムを作成し、任意の場所にマウントします。
ここでは/home/(ユーザー名)/mnt/とします。

 $ mkdir /home/(ユーザー名)/mnt/
 $ cd /home/(ユーザー名)/mnt/

 $ sudo mkfs.ext4 /dev/sdb
 $ sudo mount /dev/sdb /home/(ユーザー名)/mnt

マウントしたUSBストレージ上にダウンロードした
ルートファイルシステムのアーカイブを展開します。
マウント先へ移動後、以下の通り展開してください。
ルートファイルシステムのアーカイブはここでは/home/(ユーザー名)/Nexus7/Plasma/だとします。
展開後、マウントしたUSBストレージをアンマウントします。

 $ sudo tar xvf /home/(ユーザー名)/Nexus7/Plasma/plasma-active-nexus7-testing-mer-latest-2012-12-20.tar.bz2
 $ sync
 $ cd ~
 $ sudo umount ~/mnt

ここでUSBケーブルを抜くと再起動してPlasma Activeが起動します。
Kapperの場合は無事に起動しました。
母艦とUSBケーブルを指したままだとストレージ接続モードとな
Plasma-Activeが起動しないのでUSBを外したままにしましょう。
もしブートローダーでのエラー画面となった場合は
一度電源ボタン長押しで電源OFFし、fastbootモードで起動した後、
ブートイメージを以下のように焼き直すと良いそうです。

 $ sudo fastboot erase boot
 $ sudo fastboot -c "root=/dev/mmcblk0p9 ro console=tty1 rootwait rootfstype=ext4" flash:raw boot zImage-moslo
 $ sudo fastboot reboot

これで再起動後にPlasma Activeが起動します。
毎回使う際にはUSBケーブルを外しておきます。
起動しませんので。

〇Plasma-Activeを使ってみて
上のインストールはかなり文章を流用させて頂きましたが
Kapperのブログは一応ここらへんが本番です。

・とりあえず使ってみる
画面が表示されましたらまずは好きなアプリを開いてみましょう。
分かりにくいですが上のバーをタップして下方向にスライドさせますと
アプリケーションランチャーが出てきます。
まずブラウザとか使って簡単な操作方法を学びます。

・新規パッケージを追加する
実はこれにはGUIパッケージインストーラーが付いていません。
非常に不親切極まりないです。
多分タブレット用に移植できていないんでしょう。
yastとか欲しくなります。
まず端末を起動させましてコマンドで実行します。
パッケージャーはOpenSuseで使われておりますzypperです。
aptとかと使い方は一緒なのでマニュアルを見ながら操作しましょう。
当然スーパーユーザー権限が必要なのでsuします。

 su
 (パスワード:mer)

 zypper update
 zypper search (パッケージ名)
 zypper install (パッケージ名)

こんな感じでしょうか。
適当にパッケージ名を検索しますが何故かヒットしません。
実はこの公式リポジトリにはKDE関連のパッケージしかありません。
当然ヒットもしないしインストールも出来ません。
やらしい作りしてますなw
外部レポジトリを登録する必要があるそうです。

・アップデートする
ディストリのアップデートも出来ますが、ブラウザが起動しなくなるのでお勧めしません。

 su
 (パスワード:mer)

 zypper update
 zypper dist-upgrade

〇まとめ
まだまだ実用は遠そうですが何とか使えます。
OpenSLXもなれるのが大変そうです。
KubuntuでインストールしてもPlasma-Activeが起動しませんので我慢。
もう少し様子見が必要かもしれませんが
興味のある方は使ってみて下さい。
posted by kapper at 23:01 | Comment(0) | Nexus7
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