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2021年12月24日

Ubuntu改造日記 省メモリ Firefoxのメモリキャッシュを制限する その114



こんばんは。今日はFirefoxのメモリ。
初期設定ではメモリキャッシュの制限がなく、
どんどん貯め続けて食いつぶす設定になっています。
簡単ですが、これに上限を付けてメモリを食わないようにするだけです。
Swapの発生を抑制させます事で高速化します。

●Firefoxの省メモリ
基本ですがabout::configを使います。
こちらを参考にしました。

https://www.reddit.com/r/firefox/comments/ostou3/how_to_limit_size_of_firefox_cache_and_to_what/

もう高速化はいらないから今度は省メモリで安定性重視の時代です。
PCが進化したらブラウザに速度を求める時代じゃないんですよ。
だからメモリを食いまくるFirefoxに制限をかけます。

・browser.cache.disk.enable to enable/disable disk cache,
・browser.cache.disk.smart_size.first_run to control
 whether the maximum disk cache size is automatically set
 (I disabled this just to be safe, may no longer be relevant?),
・browser.cache.memory.enable to enable/disable memory cache,
・browser.cache.memory.capacity to set the maximum memory cache size.


●about:config
まずURLバーにabout:configを入力してエンター

Browser.cache.memory.capacity

を入力して容量を決めます。メモリ量に合わせて設定を入力します。

Physical RAM Memory Cache (in KB)
32 MB      2048
64 MB      4096
128 MB      6144
256 MB      10240
512 MB      14336
1 GB      18432
2 GB      24576
4 GB      30720
8 GB and up  32768

http://kb.mozillazine.org/Browser.cache.memory.capacity

こんな設定になっていますので2GB〜4GBの設定にして使用を止めておきましょう。
俺は遅くても良いからメモリキャッシュいらないぜ、という強者は

browser.cache.memory.enable false

にするとガッチリディスクにキャッシュを書き込むのでめっさり重くなります。
良いじゃん。
他の用途にメモリを回しても。
同じようにディスクキャッシュを規定出来ます。

browser.cache.disk.enable
browser.cache.disk.smart_size.first_run

ここを設定します。


●まとめ
メモリを使えば確かに速いし、ディスクに書き込むと遅いです。
しかし最近はSSDの時代ですしPCの速度も速くなりました。
メモリキャッシュに頼る必要はそんなに無いのかもしれません。
ので2GB前後で上限値を決めましょう。
その方がSwapやDiskキャッシュより速くて適当です。
Firefoxがストレージにキャッシュを読み書きすると重くなるのはFirefoxだけですが、
メモリを食い尽くすとLinux OS全体がSwapを使って重くなりフリーズします。
初期設定だとメモリを上限なしに食いまくって
Swapを食い尽くして固まります。本当にご注意を。
posted by kapper at 21:44 | Comment(0) | Ubuntu
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