にほんブログ村 IT技術ブログへ
にほんブログ村

Linux ブログランキングへ

2020年09月13日

改造リファレンス機種 Nexus5 Unofficial SailfishOS 3.0.3 インストール その9






SailfishOS1.jpeg


次は2,000円Nexus5にUnofficial SailfishOSをインストール。
もちろん英語版で日本語はコミュニティ対応のみです。
インストールは簡単です。
安くなったNexus5を改造して遊んでみましょう。

SailfishOS2.jpeg

●Nexus5とSailfishOS
Nexus5はMainlineKernelに入っているので
Linuxでは重宝される端末です。
それ故に沢山のOSから非公式サポートを受けて改造できます。
SailfishOSもUnofficialで対応していてイメージファイルが公開されています。
まあ継続サポートされている数少ない機種なので遊んでみましょう。

SailfishOS 2.0 Nexus5 based on CM13 alpha release
https://talk.maemo.org/showthread.php?t=99377

インストールは簡単で、PCにUSBケーブルで繋いだ後に
TWRPを入れる→CM13 Patchedを入れる→SailfishOSを入れる
だけです。
ROM焼きになれた人なら簡単ですが、
なれていない人は要注意。
とりえあず試してみましょう。

●インストール
まず上のサイトのさらにリンク先から、3つのファイルをダウンロード

TWRP_multirom_hammerhead_20150630.img
cm13_release.zip
sailfishos-hammerhead-release-3.0.3.9.zip

でこれを解凍せずにそのままNexus5にコピー
まず電源ON+音声下キーでブートローダーを表示させたら
USBケーブルをPCとNexus5に繋ぎ、Unlockします。

fastboot oem unlock

ここは定番なので良いでしょう。
細かい設定方法は割愛します。
カスタムリカバリのTWRPをNexus5のRecovery領域に焼きます。

fastboot flash recovery TWRP_multirom_hammerhead_20150630.img

上のリンク先に貼ってあるのは何故か古いバージョンです。
一応、機能的には十分です。
最新のTWRP3.4.0を入れた場合、何故か/dataがフォーマットされてなくて
パーティションが認識しなくなり
起動しないバグがありますので注意。
その時はfastboot boot twrp-3.4.0〜で起動させて
WIPEの所に表示される項目の/dataをFAT32か何かでフォーマットしましょう。
でブートローダーのRecoveryからTWRPを起動。

TWRPがRecoveryから起動したらInstallしますが、その前にファイルをコピーします。
PCにUSBケーブルで繋いで、

adb push cm13_release.zip /sdcard/

でNexus5にコピーを終わったら、画面をタップしInstall。
問題なければ再起動しますとCM13が普通に起動します。
動作確認が終わったらまた再起動し、RecoveryからTWRPを起動させ

adb push sailfishos-hammerhead-release-3.0.3.9.zip /sdcard/

でSailfishOSのZIPをそのままコピーして画面をタップしInstall
ファイル欠損がなければそのままインストールして
SailfishOSが起動できるはずです。


●まとめ
簡単にROM焼き出来ました。
SailfishOSの起動できますが、細かい設定があとで必要ですが割愛します。
2,000円でSailfishOSが簡単に遊べます。
木箱ジャンク恐るべし。
こんなに簡単に焼けるならもっと早く遊んでも良かったかもしれません。
どんどん改造しましょう。

posted by kapper at 18:47 | Comment(0) | Nexus5
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

にほんブログ村 IT技術ブログへ
にほんブログ村

Linux ブログランキングへ