
今回は秋葉原で6800円で買ってきたOS無しWindowsタブレット
Q506/MEにSerene Linux 19q1.6.0.2を動作テストしてみました。
まあUbuntu18.04LTSベースなので普通に起動しましたが、
マニアックな機種を使う場合にはドライバが古いので注意しましょう。

●Q506/MEとSerene Linux
Q506/MEは業務用向けの防水Windowsタブレットです。
まあ当然ですがLinuxで動作しました。
Serene LinuxはUbuntu18.04LTSベースのディストリで
日本人が開発している移植版ですかも。
詳細はまだ良くわかっていませんが
LinuxMINTの位置づけに近いかと思います。
Q506/MEのスペックはこちら
OS Windows10 Pro(64bit)
CPU Atom x5 Z8500
メモリ RAM4GB(DDR3)
容量 ROM64GB(eMMC)
ディスプレイ 10.1WUXGA(1920×1200)アンチグレア液晶
重さ 約685g
カメラ フロント200万画素 リア800万画素
Wi-Fi a,b,g,n,ac
防水防塵 IPX5/IPX7/IPX8、IP5X
イオシスで中古も売っています。
オーソドックスなCherry-Trailタブレットです。
USB-Aが2つ、MicroSDスロットが1つでSIMスロットが1つ。
ACアダプタは富士通タブレット向け共通の12Vの細いコネクタ専用。
多分放出品だろうと思うので、売り切ったら終わりです。
欲しい人は早めに入手しても良いかも。
●SereneLinux
ダウンロードはこちら。
ISOファイルがありますのでRufusかddコマンドで
USBメモリに焼きます。
UEFI64bitのみなので注意。
https://serenelinux.com/download/
ダウンロードして焼いたら、
セキュアブートをOFFにしてUSBメモリから起動するだけ。
後は普通のUbuntuと同じで起動します。
シンプルでカスタマイズされたXFCE4です。
起動時のメモリは500MB前後でしょうか。
ブラウザの消費メモリ注意です。
WifiとタッチスクリーンはOK
BluetoothとsoundはNG。
タッチペンは付いていないです。
Kernelをアップグレードすれば他のドライバも使えるはずかと。
LTSベースなので仕方がないですね。
●まとめ
普通にLinuxが動作しました。
最新のUbuntuやArchLinuxならドライバが動くと思います。
XFCE4ベースでマウスの右クリック注意。
USBハブで周辺機種繋いだ方が良いかもしれません。
専用キーボードが入手出来れば2in1として使えるかも。
一応Linuxとの相性は良さそうなので安ければ推奨。
【Q506の最新記事】
私も同様のQ506/MEを持っていてOpenSUSE twをインストールしたのですが、タッチスクリーンが機能しませんでした。OpenSUSEで試されたことはありますでしょうか。Zorin等では問題なく動いていましたが、やはりSuse使いたいなぁ、とおもいまして。
突然のコメント失礼いたしました。
コメントありがとうございます。
確かにopenSUSE tumbleweedだけはタッチスクリーンが動作しません。
バグ報告を出しておきました。
直るかは保証できませんが・・・
https://bugzilla.opensuse.org/show_bug.cgi?id=1141720