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2019年04月20日

5000円 OS無しWindowsタブレット Dynabook Tab S38 Mageia7 Gnome インストール その2

MageiaS38.jpg


今日はS38にMageia7 Gnomeを入れてみました。
MageiaはRPM系列でフランスのディストリです。
ブルーを基調にしてDrakeツールが特徴です。
Fedoraと同じくUEFI32bitとUEFI64bitの両方に対応しているので
Windowsタブレットでは初心者向けのディストリです。
ちょっとバグあってこなれていませんが、
Kernel5.0.0なのでまずまず。




●MageiaとS38
S38は初期のタブレットですが、Linuxで安定しています。
MageiaのUEFI32bitのテストとして使っています。
まだドライバ関係では他のディストリ程Fixされてなさそうですが、
一応使えました。

Mageiaの特徴として、

・RPM系列で青色を基調としたデスクトップ重視
 使いやすい独自のツール群を重視している設計
・UEFI32bit,64bitに標準対応。ISOをddで焼くだけ
・各種WMと一緒に何故かIceWMを標準実装w
 省メモリで結構使えます。古いPC向け。
 ログアウトして設定し直すと使えます。
・リリース間隔がやや長め。中途半端な設計。
・i586とx86-64bitの両対応

特筆する所がなさそうな感じもしますが、
FedoraやopenSUSEと比べると

注意点として

・インストール時に最初に入力を要求されるパスワードを入れると
 ブートローダー時にユーザーとパスワードを要求されるロックがかかりますw
 ブートするには「root」「指定したパスワード名」を入力します。
 解除するにはMageiaコントロールセンターのシステム起動時の設定で
 パスワードを空欄にすればOK

・Wifi、Sound、TouchscreenはOK。画面回転も手動
 Bluetoothは認識せず。

●Mageiaのインストール
ISOファイルをダウンロードしたらddコマンドでそのまま焼きます。
まずセキュアブートをOFFにしてUSBメモリをUSBハブに挿して起動。
F10かF12をキーボードで押しながら起動するとBoot切り替え出来ます。
そのままGnomeが起動するはず。楽です。
あとはインストーラーに従ってインストール。
パスワードを聞いてきますが空欄。
Windowsとデュアルブートする際には手動でパーティションを割りましょう。
要注意。

で再起動したらまたユーザー名とパスワードを入れます。
これは普通にWM上でのユーザー。
起動したらそのまま使います。
ドライバ関係はライブUSB起動した時に確かめましょう。

Kernelが最新なので簡単に起動できました。
KDE版とか古いバージョンはバグまるけです。
Atomにまだチューニングされていないのかも。

●まとめ
簡単ですがMageiaが起動しました。
まあ昔からAtomと相性が悪かったので・・・
2年前のSUSEと同じレベルかと。
ドライバがまだ一部アレですが、インストールが楽なのはありがたいですね。
Fedoraみたいにインストーラーにへんな縛りがないのが救いです。
ddコマンドで焼いてUEFI32bitが起動するディストリが増えてほしいですね。

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posted by kapper at 21:18 | Comment(0) | Dynabook Tab S38
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