
ちょっと早いですが、そろそろUbuntu19.04の季節なので
Beta版をインストールしてみました。
タッチスクリーンの画面回転以外は問題なさそうです。
マルチブートするなり、Linuxを遊んでみましょう。
●GPD-PocketとLinux
怪しい挙動はおおよそ収まっていまして、
ドライバも殆ど動いています。
昔は結構大変でしたが、最近のLinuxは良さげです。
使ってみましょう。
ドライバの不具合としては
タッチスクリーンの回転が180°反転しているだけです。
簡単に直せます。
後は多分使えます。
Wifi、Bluetooth、Sound、CPUFANなど。
●Ubuntuのインストール
公式HPからISOファイルを拾ってきて
USBメモリにddコマンドかRufusで焼いて
そのまま起動。
F2かESCなどを押しながら起動するとUEFIの画面が出るので
USBメモリを選択すれば起動します。
Windowsとマルチブートする方はWindowsを消さない様に注意。
インストールを終わりましたら画面設定。
まずxinputでデバイスidを確認します。
$ xinput
⎡ Virtual core pointer id=2 [master pointer (3)]
⎜ ↳ Virtual core XTEST pointer id=4 [slave pointer (2)]
⎜ ↳ SINO WEALTH Gaming Keyboard Mouse id=10 [slave pointer (2)]
⎜ ↳ SINO WEALTH Gaming Keyboard Consumer Control id=12 [slave pointer (2)]
⎜ ↳ Goodix Capacitive TouchScreen id=14 [slave pointer (2)]
⎣ Virtual core keyboard id=3 [master keyboard (2)]
↳ Virtual core XTEST keyboard id=5 [slave keyboard (3)]
↳ Power Button id=6 [slave keyboard (3)]
↳ Video Bus id=7 [slave keyboard (3)]
↳ Power Button id=8 [slave keyboard (3)]
↳ SINO WEALTH Gaming Keyboard id=9 [slave keyboard (3)]
↳ SINO WEALTH Gaming Keyboard System Control id=11 [slave keyboard (3)]
↳ SINO WEALTH Gaming Keyboard Wireless Radio Control id=13 [slave keyboard (3)]
↳ Intel HID events id=15 [slave keyboard (3)]
↳ gpio-keys id=16 [slave keyboard (3)]
↳ gpio-keys id=17 [slave keyboard (3)]
↳ SINO WEALTH Gaming Keyboard Consumer Control id=18 [slave keyboard (3)]
↳ Goodix Capacitive TouchScreen id=19 [slave keyboard (3)]
なんかDevice IDが複数出てきています。
このままいつものコマンドを入力しても重複エラーが出ますので
IDを指定しましょう。
$ xinput set-prop 14 --type=float "Coordinate Transformation Matrix" 0 1 0 -1 0 1 0 0 1
直りました。
後はこのコマンドを起動時に実行する様に自動実行に追加しましょう。
Gnomeのアクティビティ画面の検索バーから自動実行で検索すると
「自動実行するアプリケーションの設定」アプリを起動して追加しましょう。
●まとめ
とりあえず使えています。
大きな問題はなさそう。
音もちゃんと鳴ります。
もうGPD-PocketでLinuxは問題なさそうです。
Blackscreenなどの問題もありません。
すべてのLinuxで使えるはずかと。