
今回ハードオフでジャンクのLoox U50X/Vを
4320円で購入しまして、なんとか使えないかな
と思って「Debian with Raspberry Pi Desktop 」を入れてみました。
RaspberryPiそのままのUIとアプリは
初心者の学習用に良いかもしれません。
元々RaspberryPi初代とZero用のメモリでも
動く程度に作ってあるので古いマシンにも良好です。
●Debian with Raspberry Pi Desktop (32bit LegacyBIOSのみ)とU50X/V
当時のUMPCを入手したのですが、スペックとメモリが足りません。
時代背景からみても厳しいです。
軽量Linuxを入れてみようと思って調べていたら
HDDに以前ダウンロードしたDebian with Raspberry Pi Desktop
のISOがあったのでUSBメモリに焼いて入れてみました。
RaspbianのUIとオールドPCは相性が良くいいですね。
メモリ消費量も少ないですし。
Wifi使えませんが・・・
試してみました。
Loox U50X/Vのスペックはこちら。
基本OS 画面サイズ CPU メモリ
OS:Windows Vista

画面サイズ:5.6型ワイド スーパーファイン液晶
CPU:インテル

メモリ:1GB
HDD:約40GB
テレビ:ワンセグ放送
無線LAN:IEEE802.11a/b/g準拠
ジャンクなのでWindowsVistaはありません。
まあLinux使うから良いのですw
CPUが800MHzのメモリ1GBは流石に苦しいかな。
Debian with Raspberry Pi Desktop はかなり前からあります。
今回はDebian Stretch版を入れてみました。
●Debian with Raspberry Pi Desktop のインストール
ここからISOファイルをダウンロードします。
32版(LegacyBIOS)のみ対応なので最近のPCでは使えません。ご注意。
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspberry-pi-desktop/
ISOファイルを公式からダウンロードしてddコマンドか
RufusでUSBメモリに焼きます。
でBIOS設定でUSBブートを追加してから、
USBメモリを本体に刺して起動するとブートローダーが出てきます。
ここで、Installを選択します
Graphical Installは読み込みが長すぎるので止めましょう。
使ってみるとわかりますが、当時のPCはUSBとHDDが果てしなく遅いです。
インストールだけでもかなりの時間がかかります。
仕方がないね・・・
後は選択肢を入れていけばインストールはそのまま進みます。
USBメモリからのコピーが長いですが放置してゆっくり待ちましょう。
2時間くらいしたらインストールが終わって再起動するはずです。
詳しくはこちらをご参考に
http://my-web-site.iobb.net/~yuki/2017-10/raspberry-pi/pi-desktop-x86/
●Debian with Raspberry Pi Desktop 使ってみて
UI、設定他はRaspbianそのままです。
ただ最初の起動時に出てくる設定画面は出てこないので
自分でオプションでロケールなどを変更する必要があります。
あと、何故かWifiが動いていません。
ここはちょっとまだ分かっていませんが調査必要ですね。
他のPCはどうなんでしょう。
構成とUIがRaspbianそのままなので使いやすいはずです。
学習用に良いかもしれませんね。
リサイクル用に色々と使ってみましょう。
●まとめ
軽量Linuxとしてはまだまだ他にもありますが、
RaspberryPi代わりとして。キーボードも液晶もありますし。
HDDににインストールさえしてしまえばそれなりに動きます。
メモリ問題はどうなんでしょうね?
Chromium-browserが標準ですが苦しいかも。
残念なのが32bit専用で最近のPCでは動きません。
まあ、使い分けということで・・・
私もLinux好きで、メインPCには
Linux Mintを入れております。
さて、私も先日Loox U50X/Vを入手しました。
何種類かのLinuxを入れてみましたが、
linuxBean 12.04が最適でした。
何の細工もなくWifiが使えました。
ブラウザは、Firefoxは重いですが、
Aroraなら何とか使えるレベルで動いてくれます。
お試しあれ!!
ご教授誠にありがとうございました。