
今回はAndroid6.0内蔵のプロジェクタ、
GP100UPを買って東海道らぐで使ってみた感想をブログにします。
結論を言うと、あんまり良くないです。
ぐぬぬ。
まあ、必要最低限の目的だけは満たしているので、
興味のある人がいれば是非。
●Android内蔵プロジェクタ GP100UP
今回はGearbestで選んでコレにしました。
実は似たようなスペックのプロジェクタは沢山あって
選定がよく分からなかったのでカンです。
20000円くらいです。
Androidを内蔵していないタイプはもう少し安いです。
https://www.gearbest.com/projectors/pp_775870.html?wid=21

買った目的は勉強会で使いたいのと、
自宅でモニタ代わりにしたいからです。
プロジェクタのレンタル料金を毎回払うと高いんです。
固定費にしてしまえw
Android内蔵型にしたのは、勉強会で
PCが無くても発表出来る様にするため。
WebブラウザやUSBメモリを使えば他には不要です。
Linuxだと画面が映らない。Androidならそんな事がない環境にしたかった。
無線LANも繋げばテレビ会議もそのまんま。
リモートデスクトップもなんでもござれ。
室内でも読める3200 Lumensと1280 x 800が目標。
スペックはこちら。
○General
Brand: VIVIBRIGHT
Model: GP100
Display type: LCD
Native Resolution: 1280 x 800
Resolution Support: 1080P
Brightness: 3200 Lumens
Throw Ration: 1.38:1
Projection Distance: 1.2 - 7.5M
Image Size: 60 - 100 inch
Image Scale: 16:9,4:3
Interface: AV,HDMI,RJ45,USB,VGA
Aspect Ratio: 16:9 / 4:3
Features: HD
Function: Speaker
Product Detail
Lamp: LED
Lamp Power: 200W
WIFI: 802.11b/g
Bluetooth: Bluetooth 4.0
Picture Formats: JPG, JPEG, BMP, GIF, PNG, GIF
Video Formats: MPG, AV, TS, MOV, MKV, DAT, MP4, VOB, 1080P
Audio Formats: MP3, WMA, AAC, AC3, M4A
Power Supply: 90-240V
Built-in Speaker: Yes
Noise (dB): 32dB
Lamp Life: 30000 Hours
DVB-T Supported: No
External Subtitle Supported: Yes
3D: No
Tripod Height: Without
Dimension and Weight
Product weight: 2.2000 kg
Package weight: 3.4290 kg
Product size (L x W x H): 28.00 x 22.00 x 10.00 cm / 11.02 x 8.66 x 3.94 inches
Package size (L x W x H): 37.00 x 32.00 x 16.00 cm / 14.57 x 12.6 x 6.3 inches
Package Contents
Package Contents: 1 x Projector, 1 x VGA Cable, 1 x AV Cable, 1 x Remote Control
○Android
Android version:
OS: Android 6.01
Chipset: Amlogic S905X + MSTAR V69
CPU: quad core ARM Cortex-A53 CPU and Penta-core ARM Mali-450 GPU
Maximum frequency speed: 2.0GHz
1GB DDR RAM + 8GB ROM
Maximum resolution: 4K x 2K
WiFi: 802.11 b/g
Bluetooth: 4.0
Ethernet: RJ45 port
Androidが中華タブレット最低限スペックで
ちょっと高解像度動画再生は苦しいです。
カメラ、マイクが無いのでテレビ会議には追加必要。
Linuxで画面が映るかは不明。
あと、購入先のコメントでFANがうるさいってある。
でも実機がないので比較しようがない。
サイズ的には通常のプロジェクタより幅厚で大きい。
かばんが無いので持ち運び注意。

●購入&ファーストインプレッション
まず発注すると意外と直ぐに届きます。
アース付きの3又プラグなのでコンセントにさせるかどうか注意。
場合によっては変換コネクタ必要。
モニターモードとAndroidモードをボタンで切り替え。
Androidでネットに繋ぐとアプリが入れられます。
ここは同じ。
まずはFANの爆音。爆熱で発熱大。
これすごーーいうるさい。超うるさい。
個室で映像を見ていると物凄くやかましい。
想定内ですが、かなり驚くレベル。
映画とか見る人は絶対に止めましょう。購入対象外。
プロジェクタの解像度は100インチでも綺麗に見れます。
ただしランプの3200 Lumensと思えないほど暗い。
これあかん。多分スペック詐欺。流石中国製。
でも室内を暗くすれば普通に見れます。
明るい部屋では無理。
暗くしましょう。

プロジェクタとしての拡張性は優れていて
VGA、HDMIは完備。
音声入力出力も。
ネット対応。
まずまず。
ただしピント合わせと傾き補正が適当。
これは仕様ですが、もうちょっと調整幅をもたせるべき。
PCと繋ぐと1280x800解像度ですが出ない事が多い。
特にLinuxとプロジェクタを繋ぐと。
仕様。
全く映らない機種は無かったので通常範囲の中。
USB-HDMIは危険で表示されない。VGA,HDMI直接が良い。
Androidの動画再生はスペックが低く
AbameTVがギリギリ。時折処理落ちします。
アプリやゲームはそれなりに。
Youtube、AbameTVマシンとしては個人的にお気に入り。
うるさいけど。
●勉強会としては?
東海道らぐ岐阜駅で使ってみました。
まずLEDが暗い。想定以上に。
勉強会の仕様として部屋を真っ暗にすることは難しい。
あまりやらないですよね。
ただしこれは3200lmのはずがかなり暗くて
照明を落としてカーテンをかけないと画面が見えません。
真っ暗勉強会。スマン。
想定外。
爆音はスピーチと質疑応答の関係であまり気になりませんでした。
人数が多いせいですね。ノイズが打ち消してます。
USB-HDMIの人で映らない問題も。
解像度が小さくなったりした。見づらい。
Linux側の問題点。
しかし誰もAndroidを使おうとしませんでした。
PCはもちろん持参が当たり前なので必要とされていません。
まあね。
持ち運びは専用カバンがないので持参。
注意です。
HDMIやVGAケーブルは別途長いのが必要。
電源も注意。
総括すると一応使えたけど、全てにおいて物足りない。
ケチるよりもう1ランク上が必要だったと反省。
想定されたテレビ会議や遠隔操作も当面は需要が無い。
ぐぬぬ。
不要だ。
●まとめ
家庭用にも勉強会用にもどちらにも満足するスペックが足りてません。
一応使えますが・・・
爆音が家庭用にはNG、他の長所の全てを犠牲にしている。
明るさが勉強会ではNG。PCとの汎用性も仕様上物足りません。
つまりダメじゃん。アウト。
最低限の実用レベルは到達していますので使いますが、
満足度は圧倒的に物足りません。
ただしAndroidは自宅では凄く便利です。
カタログスペックをネットだけで判断するのは困難。
スペック詐欺があっても見抜けません。
これは運用上は物足りません。
しかし3200lmもあり、それ以上の機種が十分に明るいかは疑わしく
実機を確認しないとダメでした。
ネット購入ではどうにもなりませんね。限界。
逆から言うと、何かを犠牲にすれば問題なく使えます。
最低要求スペックは満たしています。
AbameTVやYoutubeをダラダラ見るには最適。
安いんですよ、これ。
そこに釣られてしまったな、という反省。