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2018年04月17日

WINE動作テスト Wine32bit版を強制的に使用する方法 その3


今日はWINEを64bitOSでも32bit版を強制的に使う方法をメモします。
LinuxもOSが64bit化しましてインストールされる
WINEも64bitが優先されます。
所がWindowsアプリを見た場合、32bitOSしか動かないのも多いです。
特に古いアプリは。
ここを切り替えます。

●Wine64bitとWine32bit
UbuntuとかだとMulti-lib対応していると
Wine64bitとWine32bitが両方インストール出来ます。
所が、優先的に使われるのがWine64bitになるので
こちらから指定しないとWine32bitになりません。
何故か?
.wineのフォルダを64bit仕様で作ってしまうためです。
つまりWindowsのCドライブ本体です。
本当かよ、と思いますが・・・エラーが出ます。

で、古いゲームとかを遊ぶ場合はWine32bit
じゃないと起動しないアプリが多いです。
なので強制的にWine32bit環境にします。
こちらを参考にしました。感謝。

Wineのインストール・設定方法の記録


やり方は簡単です。
Wineを実行する前に

export WINEARCH=win32 winecfg

を実行するだけです。
所が、問題が一つあって
.Wineが64bitで生成されているとWINEが起動できません。
やむなく削除するしかなさそう。

rm -r -f ~/.wine

あとはWinetricks allfontsなどで日本語環境を入れます。
いつもどおりです。
毎回exportするのは面倒なので、
.profileあたりに追記しておきましょう。

gedit .profile

でexport WINEARCH=win32 winecfgを貼り付けて保存。
特に問題はないかと。
これでエラーの出ない32bitアプリが起動できます。

●まとめ
Wine64bitでは古いゲームはエラーが頻発します。
仕方がありません。
64bit環境はここ数年なので、まあ諦めて使い分けしましょう。
むむむ。
でもソフト資産が動かないと止むを得ないかもしれません。
将来是正される事を祈って、現在はWine32bitを使いますかな。
posted by kapper at 05:21 | Comment(0) | WINE
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