
前回はWindowsとUbuntuにDOSBox-Xを導入してみました。
今回は旧作東方の体験版をDOSBox-Xで遊んでみます。
製品版はもう購入できないのが残念ですが・・・
●DOSBox-XとPC-98対応
前にブログに書きました。
そちらもご参考までに。
Windows版はバイナリ配布、
Ubuntu他はソースコードからビルドします。
またUbuntu他のソースコードにFREECG98.BMPが無いので
ダウンロードして/usr/share/dosbox-x/に貼り付けして下さい。
ここから最新版をクリックしてダウンロードしてみて下さい。
http://www.emucr.com/search/label/DOSBox-x?&max-results=16
You will need to put FREECG98.BMP in the same directory as your dosbox.conf, which the RPM package does not include yet.
— jonathan campbell (@jonatha99941399) 2018年3月3日
Bug noted: https://t.co/RnrVjFaOGI
●旧作東方の体験版
こちらに公開されています。
体験版なので制限がありますが、無料です。
4作品分あります。
ダウンロードします。
http://www.kt.rim.or.jp/~aotaka/am/get.htm
LHA形式なので展開します。
Ubuntuの場合、LHAは標準で入っていないのでインストール
sudo apt install lhasa
で展開。
lhasa e (ファイル名)
まあ、ダブルクリックしてNautilusからでも展開出来ます。
で好きなフォルダに保存。
ホームに近い方が楽かも
mkdir /home/(ユーザ名)/touhou
でコピーします。
フォルダの名前は自由ですが、DOSなので短いほうが良いです。
8x3しか表示出来ませんし。
でDOSBox-Xを起動
dosbox-x --startgui
で、DOSBOXの項目をクリックしてMachineの
svga_s3をpc98へ小文字で入力して修正して閉じると
DOSBOX-xが起動します。
Windowsの場合はオプションの項目から辿って変更。
起動したらHDDをマウント
mount c /home/(ユーザー名)/
c:
cd touhou
GAME.bat
マウントポイントは自分で好きに指定できます。
Windowsの場合はC:\〜みたいに自分で入力します。
オート入力は機能しないので短いほうが楽です。
すると、サウンド設定モードを適当に選択すると
旧作東方が起動するはずです。
簡単ですよね。
●CPU負荷的には?
CF-NX2のUbuntu17.10のtopで
18.6%前後です。
起動したり止めるとCPU負荷が30%前後まで増加します。
まあ、その程度であればPCなら問題ない程度でしょう。
●まとめ
多少設定が必要ですが、
DOSBox-Xで旧作東方が遊べます。
MusicRoomを鳴らすだけでも美しいサウンドで大満足です。
DOSBoxは環境設定が楽なのでありがたいです。
PC-98エミュレータは慣れるまで敷居が高いかもしれません。
是非DOSゲームを遊んでみましょう。