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2017年11月25日

キーボード付きBay-Tailタブレット ASUS Transbook #T100TA #Debian Testing Multi-Arch インストールテスト編 その8


T100TAにDebian TestingをMulti-ArchのDaily-Buildから
入れてみました。
バージョン違いによる動作チェックです。
動きますかね?
インストール時には無線LANが動かないので
USB-有線LAN必須です。

●Multi-Arch
Debianでは32bit、64bitとUEFIを
1枚のブートISOで起動できるMulti-Archを
採用しています。
なので、どの機種でもIntel系なら起動できます。
素晴らしい。

ただしDebianはGNUでないNon-freeなファームウェアは
別レポジトリ扱いになります。
つまりインストール時は色々な都合で無線LANが使えません。
USB-有線LANカードが必須です。
Non-free ISOもありますが、チップの都合で使えません。
気をつけましょう。
準備します。

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●インストール
まずは本家HPよりDaily-BuildのISOをダウンロード

https://cdimage.debian.org/cdimage/daily-builds/daily/arch-latest/multi-arch/iso-cd/


USBメモリにRufusかDDコマンドで焼きます。
でUSB-HUBにUSBメモリとUSB-有線LANを刺して起動します。
「ESC」キーを押しながら電源をONしてUSBから起動。
ブート画面が出たらGraphical Installなど好きなのを選びます。
内容は変わりません。
有線LANは自動認識するはずなので、
初期設定します。
デュアルブートする際はOSを消さないよう注意。
ここでWMを選択できますが、
LXQtを選択しておきます。
Gnome系はGPUのバグでBlackscreenになります。
Grub起動画面で「i915.modeset=0」すれば起動しますが・・・
後は、無線Wifiのファームウェアを入れてくれと言われますが、
インストールした後でゆっくりやります。
再起動すればブートします。
簡単です。

●初期設定
起動したら画面が映らないかもしれないので、
一旦蓋を閉めて画面を消してからログインします。
LXQtが起動した前提で初期設定します。
まず端末を起動して、インターネット接続をaptなどで確認。
リポジトリがmainしかないのでcontribとnonfreeを追加します。

sudo su
nano /etc/apt/sources.list

で行末にcontribとnonfreeを追加して保存。

apt update
apt install firmware-linux-free firmware-linux-nonfree firmware-intel-sound firmware-brcm80211
mount -t efivarfs efivarfs /sys/firmware/efi/efivars
cp /sys/firmware/efi/efivars/nvram-74b00bd9-805a-4d61-b51f-43268123d113 /lib/firmware/brcm/brcmfmac43241b4-sdio.txt

など設定追加します。
日本語入力がまだ無いのでmozcも入れておきましょう。

apt install ibus-mozc

●まとめ
とりあえずDebianのインストールと初期設定まで。
当面LXQtを使いましょう。
原因が特定し除去されるまではかなりの時間がかかりそうです。
posted by kapper at 07:27 | Comment(0) | ASUS Transbook T100TA
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