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2017年08月18日

超高速シンクライアントOS #OpenCocon ver10v 20170527 VAIO TypeP他 動作テスト編 その4

cocon.jpg

久しぶりですがOpenCoconをVAIO TypePなどをネタにします。
OpenCoconは超高速シンクライアントOSでありまして
MSの有償製品すら突き放す超強力な性能を持ち合わせています。
旧世代PCの再利用に持って来いです。

●OpenCocon Ver10vとは
OpenCoconとは旧型PCのリサイクルなどを目的として組み込みLinuxである
OpenEmbeddedをベースにリモートデスクトップに特化した
次世代シンクライアントOSです。
今回はUMPCのVAIO TypePで利用します。
細かい話は以前ブログでもご紹介いたしましたので
そちらも参考にしてみて下さい。

 超高速シンクライアントOS OpenCocon 使ってみた その1

特筆すべき所はフリーであることと
必要スペックが極めて小さい所にあります。
開発の方針がとにかく軽量化、旧式CPU専用特化型から、
多目的用途向けに進化しております。

特徴として、

・旧式PCで運用できる無料超高速シンクライアントOS
・XMDCP、RDP、VNC、SPICEの遠隔操作プロトコル対応
・無線LAN、LiveCD、USB、On RAMなど様々な形態に対応
・Copy on RAMによりデータを高速なRAMに置けるので高速
・ARMやPowerPCに正式対応。旧型MACやRaspberryPiでもリモート可能!
・Xorgで起動してブラウザのFirefoxも動作、SSHなども対応。
・ブラウザFirefoxが入っており、ブラウザマシンにもなります。
・ディスク容量が170MBと小さいので2GB以下のMicroSDでも問題なく使えます。
・元々のOSやハードを破損しない
・UEFIには非対応

流石に、最近のPCやUEFIに対応していないので、
プラットフォームの旧式化が加速しています。
対象はWindows7までの機種で〜2012年までのPCです。
RaspberryPi版も不定期に更新されています。
PCのスペックに余裕があれば、端末からFreeRDPで圧縮転送したり
色々チューニングするのもありかと。


●OpenCoconの使い方
こちらの作者さんのSlideshareが詳しいです。



まず本家HPよりISOファイルをダウンロードし
Windows上ならRufsでUSBメモリに焼き込みます。
現行バージョンVer.10vが対応しています。
PCにUSBメモリを刺して電源ON。
ゆっくり待つと起動画面が出てきます。
無線LANは相性があるので繋がらない事も多々ありますので注意。

またリモートする母艦PCのIPアドレス、ユーザー名、パスワードを調べます。
作者さんのブログ参照。
起動したら画面に小さいメニューが出てきます。
Windowsが母艦の場合は「Connect RDP」を選択しまして、
IPアドレスとユーザー名、パスワードを入力します。
無事設定できていればリモートで母艦の画面が出てくるはずです。
簡単ですよね。

●良くある使い方
ただVNCであればなんでも良いはずです。
どんなシチュエーションがOpenCoconに良いのでしょうかね?
そして各種USB機器がLinuxでも認識します。
拡張ボードは動くかな?難しいかも。

・遠隔操作としてサーバから接続
 1台のPCを皆で共有出来ます。
・マルチディスプレイ化としてPCと両方接続
・NAS用Linuxを遠隔操作でデスクトップとして使用
 HMDIの付いていない機種には重宝します。解像度注意。
・Tablet、スマートウォッチにVNCServerを入れて遠隔操作
 使いにくかったDebian Norootに周辺機種いっぱい。
・昔のWindowsCEにVNCserverを入れてワンセグTV化
・スティック型PCの遠隔操作にも・・・
・プレゼン、プロジェクタ出力用のChromeCast代わりにも(繋がれば)
・複数のボード型PCを一つのモニタで切り替えて遠隔操作するにも。
 いちいちHMDIケーブルを切り替える手間が省けます
・Skypeとか母艦やTabletから画像を飛ばして表示しても面白いです
・艦これを遠隔操作で遊んでみましょう
・HMDI音声だけ使ってサウンドサーバにするw
・ブラウザ専用キヨスク端末としても最適w

ChromeCast代わりにプロジェクタに繋げるのも良いです。
マルチディスプレイ化の方が個人的に美味しいです。
無線LANとの相性が難しいですが・・・

●ブラウザ、firefoxの実装
色々あってMidoriからfirefoxに変わっています。
ブラウザの重量化は避けられないですが、
html5の対応度が高いので、Chromebookの様な
クラウド端末的な使い方ができる様になりました。
ブラウザ経由でアレコレ使うというあれです。
将来的にはhtml5で何でもできる様になりそうかも。


●動作確認
まず旧LegacyBIOS世代のPCは問題なさそうです。
あとはGMA500世代のATOM機種である
VAIO TypePやCF-U1も問題なく動作。
タッチスクリーンも動作しますが調整必要。

ただし、Windows8世代である、
CF-NX2とInspirion14では起動NG。
USBかATAのドライバの関係だそうな。
Ivy-Bridge世代とBay-Trail-M世代です。
Windows8以降世代では同じようなエラーが出ます。
ということはタブレットでも同じ現象はおきそう。
NetBSD-i386も似たような現象があります。
まあここは気長に修正をお待ちします。


●FreeRDPのチューニング
CoconのFreeRDPは個別チューニングの対象外で
環境によっては転送速度が追いつかずフレームレートが
落ちてパラパラアニメ状態になります。
ターミナルからもFreeRDPが起動できますので、
option⇒RUN SHで起動できます。
解像度や色数、音声カットすることで転送量を画像に回せます。
一例ですが、

xfreerdp -g 800x580 -k ja -a 15 -o -z -x -D -u (Winのユーザーネーム) (WinのIPアドレス)

-gの解像度設定は各自好きな転送量に合わせてください。
-aの色数は減らせば軽くなりますが、15bitが適当なところでしょうか?
-oのオプションをつけるとサウンドが鳴りますが回線を相当圧迫します。
-zのオプションをつけると圧縮処理します。がCPUを相当圧迫します。
-kはキーボード
-fはフルスクリーンモード

こちらに書きました。

http://kapper1224.sblo.jp/article/51810564.html


ちなみに解像度の選択はオプションでも選択は可能です。


●まとめ
旧世代PCでは色々とテストされています。
OpenCoconの真髄はノートPCでしょうね・・・
個人的にはマルチディスプレイ用途にお勧め。

新世代のPCは動作レポートを投げると良いです。
タブレットを使うにはbluetoothの実装が必要不可欠ですが(チラリ
PCのパワーが足りている機種の場合は、
世代に応じて要求項目が変わってくるでしょう。
ここらへんは意図的に切り捨てた要素だと思いますが。

単にリモートデスクトップを使うだけなら
どんなOSでもソフト的には対応しています。
例えばChrome-desktopやTemviewrの様なクローズドソースアプリを
使いたい人は別OS環境になるんだろうな、と。
そこは使い分けという事で。
posted by kapper at 07:21 | Comment(0) | OpenCocon
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