
LinuxMintがWindowsタブレットT100TAで
動くかというテストです。
まあ母体がUbuntu16.04LTSそのものなんで報告あり
動くのは当たり前なんですけど・・・一応。
MintもWindowsタブレットで動かしてみましょう。
●WindowsタブレットT100TAとMint
MintもUbuntuと同じ様にUSBから直接起動します。
ただし、4.4LTS Kernelなので対応している機種と
対応していない機種があります。要注意。
例えば、LegacyBIOS世代やT100TAの様な、
Bay-Trail早期に移植された機種に限ります。
後継機種でも使いたい場合はUKUUとか使って
最新の4.9LTS Kernelを入れなおすのが良いです。
今回はUSBから動作実績のあるT100TAに直接起動。
問題なく起動しました。
流石T100TAです。
まずは動作確認を兼ねて、USBから起動してテストしましょう。
●Mintの動作テスト
まず、Mintの64bit版ISOをダウンロードしてきて
RufusでUSBメモリに焼きます。
その際に/EFI/BOOT/にUEFI32のbootia32.efiをコピーして有効化します。
ここに書いてある様に
Mouse Computerのスティック型PC m-Stick MS-NH1にUbuntuをインストールする。
https://github.com/jfwells/linux-asus-t100ta/blob/master/boot/bootia32.efi
のbootia32.efiをダウンロードして、
USBメモリのMintのEFI/BOOT/にコピーして保存します。
これでUEFI32bit機でMintがブート出来る様になります。
電源ボタンをONにしたら速やかに「ESC」キーを押して
UEFI設定画面を出します。BIOSと同じですね。
機種によってボタンは変わりますのでググるしか。
実はOSがWindows10であろうと無かろうと同じだったりします。
まずセキュアブートをOFFにします。
次にUEFIの起動順番をUSB〜と書いてあるメモリを先頭にします。
で一旦Save &リセット。
これでUSBから起動出来るはずですが、
ブートの優先順位に注意。
毎回選択した方が良さそうです。
でUSBからGrubを起動。
Mintの場合はUbuntuと同じで最初からブートローダーが起動します。
そのままTry〜を選択して動作テストします。
問題なく起動しました。
流石LTS Kernel。
T100TAの場合、4.4Kernelでドライバが問題なく動くので
タッチパネル他がほぼ完動します。
良いね。
他の機種は試していないですが、
Kernelを入れ替えれば何とかなるかと。
細かい内容はKapperのブログの他のページをご参考。
●インストール他
インストールは試していませんが、Ubuntuと同じかと。
パーティションを区切って入れるだけです。
Wubiも使えるはずです。
ブートローダーもUEFI画面から選択すれば
Windowsには手を付けず起動出来るはずかと。
●まとめ
あっさり動きました。
今回はただの動作チェックです。
Mintをタブレットで動かしたいという人には
まずT100TAお勧めです。
マルチブートもUSB刺すだけですよ、楽ちん。
ドライバが4.4LTS Kernelの時点で既に移植されているからです。
他のタブレットではドライバ次第で苦しいかもしれません。
まあそこはUbuntuと同じなので、今後の調査対象かと。