
久しぶりにPocketCHIPのネタをブログします。
いや使っていますよ。
不便なUIだからイライラしますが、貴重なARM端末。
レトロゲームやエミュレータくらいなら
多少なんとかなります。
今回はWMをMatchboxに切り替える事で使いやすくなりました。
ブログにネタにします。
●PocketCHIPとMatchbox-Windowmanager
PocketCHIPの標準WMはPocket-WMという
一応独自のWMが搭載されていますが、これが不便。
・ランチャーがなく日本語入力切り替えできない
・キーバインドしかWindowの切り替えできない
・全画面表示でPCSXが画面中心が合わない
・アプリのランチャーを追加するのが面倒
・とにかく低機能
なので、軽量なMatchboxに入れ替えします。
上の欠点が解消されますので凄く便利(=普通?)になります。
●Matchbox-Windowmanagerインストール
インストールは簡単です。
端末から
sudo apt install matchbox
でインストールされました。
WMの切り替えは
テキストエディタから編集します。nanoを使うと、
nano ~/.matchbox/session
#! /bin/sh
LC_ALL=C; export LC_ALL
matchbox-desktop &
matchbox-panel &
nano ~/.xinitrc
matchbox-session &
exec matchbox-window-manager
保存したら再起動。
出てくるはずです。
詳しくはこちらのHPが詳しいのでご参考までに。
matchbox window manager on NetBSD/hpcmips
●オートログインの解除
好きな時に好きなWMを使いたいので
オートログインを解除して起動ログイン時に選択できる様にします。
多少面倒でありますが、WM切り替えできる方が便利です。
テキストエディタでコメントアウトするだけです。
sudo nano /etc/lightdm/lightdm.conf
後半に auto-loginの行が2行ありますので、
先頭に#を追加してコメントアウトします。
保存したら再起動。
ログイン画面が出てきます。
画面右上をタップすると、WMを手動で選択できる様になります。
Matchboxなど好きなモノを使いましょう。
●まとめ
MOZCを使いたいのと、PCSXで全画面表示する為に入れました。
Matchboxを入れれば、
ランチャーや日本語入力切替えできますし、Window表示できます。
普通の事が普通にできる様になりました。
アプリによっては「Alt」+「Enter」で
全画面表示できるので表示も問題ないです。
ランチャーを横から縦表示にすれば画面調整に良いかも。
大分PocketCHIPが使いやすくなりました。
是非使ってみましょう。