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2016年07月24日

$49 格安1チップモバイルPC PocketChip 購入と初期設定 その1 #PocketCHIP

CoHmJO-UAAAj4Dx.jpg

いやぁ〜、2016年1月に発注したPocketChipが届きました。
香港から日本のルートなので深圳でしょうな。
DebianベースなARMモバイルPCです。
少し物足りないスペックに見えますが、$49です。格安。
RaspberryPi Zeroと殆ど同じスペック。
是非使ってみましょう。

●PocketChipとは
$9 PCとして開発されたCHIPを内蔵したモバイルPCです。
キーボード、モニタ、電池を内蔵しており、
USBやWifi、Bluetoothが使えます。
低コスト狙いながら優秀です。
Debian Jessieを標準搭載しているのが売りで

スペック
・SoC:Allwinner R8 CortexA8 processor @1GHz、1 Core
・Mali-400 GPU (Compatible with Allwinner A13)
・System Memory:512 MB RAM
・Storage:4GB NAND flash
・Monitor:420 x 272 pixel display 
・Connectivity:802.11 b/g/n Wi-Fi + Bluetooth 4.0
・Video Output:3.5mm jack for composite video and audio
  (HDMI and VGA available via adapters)
・USB:1x USB host port, 1x micro USB OTG port
・Two expansion headers
・Power:5V via micro USB OTG or battery、5 Hour
・GPIO Access
・Dimensions:60 x 40 mm

・Linux:Debian Jessie+Patch
・Bootloader:U-Boot+Patch
 https://github.com/CHIP-u-boot
・Kernel:Linux4.3+Patch
 https://github.com/CHIP-Linux
・WM:Pocket-WM(Awesome)

●購入
購入は公式HPから買えます。

 https://getchip.com/pages/pocketchip

で、時を待つ事はや7か月。やっと届きました。
今なら在庫があれば早いはずかと。

箱を開けると、本体は結構な大きさです。
恐らく7インチタブレットを一回り小さくした感じです。
GBやDSサイズをイメージしていた人にはおや?っとする大きさです。
MicroUSB電源を繋いで、HOMEボタンで電源をONにすると
解説ページと共にOSが起動します。

・Terminal
・Filer
・PICO-8
・MUSIC
・Write
・HELP

みたいなシンプルすぎるランチャーが起動します。
タッチパネル対応していますが
低機能。Wifi繋いでネット接続。
Terminalでapt-getすれば色々とアプリを起動できます。
ただ、ブラウザを使うのは解像度が狭いので注意。
悩ましい問題。

Free
Total 507916 Used 133280 Free 374636 Shared 7368

ちょっとメモリ食いすぎだなぁ。
Swapは無しです。


●初期ユーザー
初期ユーザー設定に注意

・ユーザー名:chip、パスワード:chip
・スーパーユーザー:root、パスワード:chip


●PocketCHIPの日本語化
普通のDebianと同じです。
こちらをご参考に

 http://kapper1224.sblo.jp/category/3710620-6.html

端末から、

 sudo apt-get install task-japanese locales locales-all
 sudo apt-get install fonts-motoya-l-maruberi
 sudo apt-get install fonts-ipafont ttf-vlgothic fonts-takao fonts-wqy-microhei
 sudo apt-get install ibus-anthy ibus-mozc ibus-kkc libqt5gui5
 im-config -n ibus

まだ日本語化までは行きません。
まずlocalesを設定します。

 sudo dpkg-reconfigure locales

CUIで設定画面が出てきますので選択

[*] ja_JP.EUC-JP EUC-JP
[*] ja_JP.UTF-8 UTF-8

デフォルトのLocalesをUTF-8に設定。

Default locale for the system environment:
ja_JP.UTF-8

終わったらexportしておきます。

 export LANG="ja_JP.UTF-8"

ここで一回ログアウトして再びDebianを起動し直します。
多分表示関係が日本語化されているはずです。
さて次はibus-anthy日本語入力。
使う際はMatchboxなどWMを別のに切り替えた方が良いです。
パッケージはさっき入れたので後は設定。
.xinitrcに一行追加

 ibus-daemon -rdx

を一行追加します。
でibus-setupで設定します。
これはibus-daemonが起動していないと動作しないので注意。
メニュー→実行→ibus-daemon -rdxで実行しておきましょう。

一般タブの入力メソッド切替方法を追加。
次に入力メソッドタブで追加→日本語→Anthyで追加しておきます。

まだここだと表示されますが動きません。

 sudo leafpad /etc/profile

下記の行を追加して保存。

export GDM_LANG=ja
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
export LC_CTYPE='ja_JP.UTF-8'
export LC_MESSAGES='ja_JP.UTF-8'
export LC_ALL='ja_JP.UTF-8'

で再びログオフしてまたsudo startlxde
起動したらやっとibus-anthyが動くはずです。勿論ibus-mozcも動きました。
勿論、入力モードを「ひらがな」に設定しておきましょう。
これにしないとローマ字かな入力出来ません。
実は少し悩みましたw
後は各自好きなフォントを入れましょう。

●Awesomeの設定
初期のGUIのAwesomeの設定は
まず.config/awesome/rc.luaに書いてあります。
キーマップは/usr/sbin/pocketchip-load
onboardは.config/onboard
変更する際はまずこれを読みます。

.config/awesome/rc.luaを読むと重要なMod4キーは

local modkey= "Mod1"

とMod1=altキーに設定してあります。

詳しくはこちら

 https://osdn.jp/projects/tilingwm/wiki/awesome
 https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/Awesome

ウィンドウ画面切り替え
Alt + Tab
アプリを終了
CTRL + q


マニュアルの初期設定では

 xtermを起動する
 Mod4 + Enter
 ウィンドウフォーカスを移動する
 Mod4 + j、Mod4 + k
 ウィンドウを移動する(入れ替える)
 Mod4 + Shift + j、Mod4 + Shift + k
 ウィンドウ幅を変更する
 Mod4 + h、Mod4 + l
 awesome を再起動する
 Mod4 + Control + r
 awesomeを終了する
 Mod4 + Shift + q

より詳しい操作方法はmanで確認してください。

●LXDEをインストール
標準のGUI(Awesome)が使いにくくて不便なのでXサーバを入れ替えます。

 sudo apt-get install lxde

で設定ファイルを追加します。

 nano .xsession

一行書いて保存

 exec startlxde

再起動すればLXDEが起動します。
他のWMでも大丈夫なはずです。多分。
もとに戻したい場合は.xsessionを削除しましょう。 

●タッチスクリーンの座標調整
上下のタッチスクリーンがギリギリすぎて厳しいと意見。
修正されています。
こちらを参考に端末から書き直してみます。

 https://bbs.nextthing.co/t/pocketchip-running-chip-4-4-gui/5319

端末から

 sudo nano /usr/share/X11/xorg.conf.d/99.calibration.conf

 
 Option "Calibration" "3965 112 3776 227"
⇒Option    "Calibration"  "3929 162 3595 237"

書き直して保存。再起動。
微妙に上下が触りやすくなったはずです。

●推奨Debianアプリ?
・WM matchbox
・ブラウザ w3m,netsurf,iceweasel
・日本語入力 anthy、mozc
・メール Thunderbird、sylpheed
・twitter mikutter
・ゲーム 色々と
・リモートデスクトップ FreeRDP、Tightvncserver、Tightvncviewer

●まとめ
現代版Netwalkerの再来かと。解像度狭すぎるけど。安いし。
RaspberryPiなどのターミナル機種としても良いですし、
FreeRDP入れてリモートデスクトップしても良いです。狭いけど。
UIをどうするかは悩ましいですね。画面狭いので。
Awesomeの設定は慣れていないので分かりにくいです。
XFCE4やLXDEは便利ですが狭い。う〜ん。
一応ゲームにエミュレータにも。
初代〜2代目raspberryPiの間のスペックでしょうか?
Linux、*BSD系の移植も容易。
というかAllwinnerA13互換だから直ぐにでも。
posted by kapper at 18:45 | Comment(0) | PocketChip
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