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2016年02月14日

ARM Tegra K-1 Chromebook13 Ubuntu EasyRPG-Player 最新版ビルド その59 #EasyRPG-Player

デスクトップ1_047.png

EasyRPG-Playerとは RPG Maker 2000、2003を動かす
インタープリタです。
色々な自作RPGがLinuxでも遊べますので便利です。
ARMの場合はWineでエミュレートするより
ビルドした方が快適なので是非試してみましょう。

○EasyRPG-Player 最新版ビルド
公式HPにビルド方法が乗っていて大変親切です。
大抵の環境でビルド出来るはずなので是非試してみましょう。

 Building liblcf with GNU Build System
 Building Player with GNU Build System


○ビルド方法
公式HPに書いてあるとおりです。
まず独自ライブラリのliblcfのビルドが必要です。
その後に本体をビルドする形になります。

liblcfのビルド
 sudo apt-get -y install --no-install-recommends git make automake1.11 pkg-config libtool g++ libexpat1-dev libicu-dev
 git clone https://github.com/EasyRPG/liblcf.git
 cd liblcf
 autoreconf -i
 ./configure --prefix=/usr
 make
 sudo make install
 cd ..


・本体のビルド

 sudo apt-get -y install --no-install-recommends libboost-dev libsdl2-mixer-dev libpixman-1-dev libfreetype6-dev
 git clone https://github.com/EasyRPG/Player.git
 cd Player
 autoreconf -i
 ./configure
 make
 sudo make install


ビルドが終了しましたら端末から実行します。
試しにThe Gray Gardenというゲームをダウンロードして動かしてみます。
ググってファイルをダウンロードして、展開した場所で実行

 easyrpg-player --window

みたいな感じで実行しますと、DATAフォルダが選択できるので
選ぶとゲームが動きます。

・CPU負荷
Tegra K-1 2.1GHzのスペックでTopコマンドの
CPU負荷率120〜150%です。
かなり重たいです。ゲームはそれなりに動作します。
最近の環境なら動くはずですが、旧式のARMでは厳しいかも。


○まとめ
公式HPにこれだけ完璧なビルド方法が乗っていると
大抵の環境で動くのではないでしょうか?
凄く親切です。
ARMでもビルド出来るということは
多分他の環境でも問題ないはずです。
是非LinuxでもRPGメーカーを遊んでみましょう。
posted by kapper at 21:30 | Comment(0) | Chromebook
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