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2015年03月24日

新世代タブレット Nexus7 Debian noroot qemu-system-i386 Windows2000エミュレータ動作編 その26

NetBSDの次はWindows2000をNexus7上のqemuで動作させてみました。
動くのは分かっているのですが遅すぎです。
起動にどんだけ時間かかるんだー、と泣けてきます。
Nexus7レベルではスペック不足の為、実用性はありませんが
これで動くということはAndroid4.0以降で動きます。
スペック的にはTegra K-1以上を推奨します。

○Android上でqemu-system-i386
前回のNetBSDとChromebookのネタと同一です。
過去の情報はこちらを参考。

 ARM Tegra K-1 Chromebook13 qemu-system-i386 WIndows2000,98 エミュ動作テスト+ベンチマーク その20
 新世代タブレット Nexus7 Debian noroot qemu-system-i386 NetBSDておくれLiveイメージ動作編 その25

Android上でqemuを動かすには

・Limbo for Android
・Debian noroot+qemu

の2つの方法があります。Limboはroot化が必要なので後日検討。
まずはDebian noroot+qemu-system-i386を試してみました。

○qemu-system-i386とDebian Noroot、qemu動作
下記は過去のブログとほぼ同一です。
まずはAndroidにDebian Norootをインストールします。
Google Playからいけます。
インストールしたら立ち上げてみましょう。
次にqemuです。

qemuはDebian wheezyのバージョンでは古いので
Debian Wheezy-backportsから使います。
設定としてまずrootのターミナルからpin-priorityを設定します。

 apt-get install leafpad
 leafpad /etc/apt/preferences

で下記内容を追加。

 Package: *
 Pin: release a=wheezy-backports
 Pin-Priority: 600

Pin-Priorityで100以下は禁止。500以下は全パッケージを指定、
900以下は半自動で指定、1000以上は強制ダウングレード。
保存しましたらapt-getして入れてみます。

 apt-get update
 apt-get install qemu/wheezy-backports

でwheezy-backportsのqemu関係が一式入ったはず。

○Windows2000のインストール
Androidでは容量が足りなくなるので
別PCでWindows2000をインストールした方が良いかと。
激重なのでNexus7ではやらない方が吉です。
次にHDDイメージファイルを作成します。

 qemu-img create -f qcow2 win2000.qcow2 2G

容量に注意です。Androidでそのままやると一杯になります。
Nexus7へ転送するにはPCからUSBを使った方が楽です。

・PCとNexus7をUSBでつないでコピー
・Nexus7にNexus Media Importerを使いUSBメモリをマウント

容量が大きいのでsdcard以下に置いておきます。
でコピー。
今回はsdcard以下にします。
でqemu動作。

ファイル形式はqemuのファイル形式のqcow2以外でも
mount出来るraw形式でも良いです。
使いやすいタイプを選んで下さい。
次にWindowsのCDイメージを実CDから作成します。
母艦windowsではISOソフト、Linuxの場合ddコマンドを使用します。

ISOファイルを作成しましたらqemuでブートします。
コマンドラインから

 qemu-system-i386 -L pc-bios -cdrom win2000.iso -net nic,model=pcnet -net user -cpu pentium -hda win2000.qcow2 -boot d -vga cirrus -soundhw sb16 -localtime

NICの設定とCPUの設定、VGAの設定を追加します。
CPUはPentium他色々な設定できますが、
486にしてもベンチマーク速度は同一でした。
VGAは標準ドライバがあるcirrusにしておきます。
-boot dコマンドは起動をD:¥のCDROMから起動する設定です。

Windows2000のCDが起動しますと得に異常がなくそのまま進めます。
ただし「F8」キーといったファンクションキーがChromebookでは使えないので
必要ならバーチャルキーボードを簡易的に入れておいた方が良いです。
例えば
 
 sudo apt-get install xvkbd

と言った形でxvkbdを使える様にします。
後は時間がかかりますが簡単な設定で動作します。 
cirrus GD5446を設定していますので、
解像度を好きな値に変更しておきましょう。

○まとめ
速度的に無理がありますが動きます。
イメージファイルさえ動作すれば、どの環境でも動きますので
出来るだけ高速な母艦でインストール作業しましょう。
起動に1時間位でしょうか?
とてもベンチマークを測定する気になれません。
まああくまで実験ということで。
posted by kapper at 01:07 | Comment(0) | Nexus7
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