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2014年09月21日

Ubuntu改造日記 フリーの演算、シミュレータ scilab編 その31

電気回路演算とグラフプロットとしてOSSで良いもの無いかな?
という事で使ってみたのがscilabです。
MathematicaとかMatlabとか持っていない人向けです。
かなり高性能なので是非使ってみましょう。

◯Scilabとは
数値計算ソフトです。
計算式を入力すれば複雑な計算も可能でグラフ表示機能もあります。
計算だけならexcelとかでも適当に出来ますが、
真面目にグラフとか作るなら確実に数値演算ソフトの方が便利です。
スクリプトを用いてプログラム的な演算も可能です。

電気回路とかフィードバック制御とかの演算には非常に便利です。


◯Scilabのインストール
端末からapt-getで

 sudo apt-get install scilab

後は端末から実行します。
特別な事は必要ありません。

ウィンドウが立ち上がりましたら
では試しに使ってみます。

 >a=10
 >b=15
 >c=a+b

 C=25

ってな感じで、簡単に出来ます。
グラフを表示してみます。

 >x=linspace(0,2*%pi,100)
 >y1=sin(x)
 >plot(x,y1)

簡単なy=sin(x)のグラフが表示出来たはずです。
linspace関数は配列で0〜2πまでを100等分した値を代入
plotはグラフ表示の関数です。
こんな感じで表現出来ます。
細かい使い方はKapperもまだこれからなのでこちらを参考。

 Scilab つかいませんか

◯まとめ
フリーで使える数値演算ソフトです。
高性能なのである程度の演算は楽に出来ます。
回路計算にはもってこいです。
電気回路を実際に組み立てる前にテストするにはそこそこ使えます。
本格的な回路シミュレータのLTspiceなどとは用途が違いますが。



posted by kapper at 18:22 | Comment(0) | 日記
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