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2014年06月21日

モバイルUbuntu、NetWalker登場 X68000エミュレータ px68k コンパイル編 その230

最近pkgsrcの快適さで楽してますが、
技量がだいぶ落ちてOSCの講演で心配になってきましたので
再びセルフコンパイルをテストしようと思います。
今回はX68000エミュのpx68kをコンパイルしました。
汎用的に作られている様なので様々な環境で動作します。
NetBSDとかゲームとかにも使えそうなので
興味のある方はどうぞ。

◯px68kとは
X68000汎用エミュレータとして各種環境に移植されております。
けろぴーの後継だそうです。
移植性が高いのが優れものでかなりの環境で動作します。
勿論、Netwalkerでも動作しました。

◯px68kのコンパイル
コンパイルは素直で難しくありません。
まず必須パッケージをインストールします。

 sudo aptitude install build-essential libsdl1.2-dev libsdl-gfx1.2-dev

本家gitからソースコードをダウンロードします。

 hissorii/px68k

ZIPファイルかgitでダウンロードしましたら展開。
このままコンパイルしても-m32のエラーが出ますのでMakefileを修正します。

 cd px68k-master
 gedit Makefile

72行目の-m32を削除して保存します。
あとはmakeするだけです。

 make

コンパイルが終了しましたらpx68kのバイナリがあるはずです。
後は、BIOSとイメージファイルを指定したフォルダに置きましょう。
px68kバイナリを実行すれば無事動作します。

◯まとめ
意外にあっさり起動できました。
kapperはx68000ユーザでなかったので
あまり細かいテストは出来ませんが一応動作しました。
是非試してみて下さいな。
posted by kapper at 17:30 | Comment(2) | Netwalker
この記事へのコメント
参考にしてビルドしましたが、セグメンテーションフォールトとなります。コードを見ると、64bitで動くわけないコードでした…。どうやってうまく行ったのでしょうか?私がGithubから取得したコードが古いのでしょうか?-m32オプションをつけてビルドすると32bitのライブラリがないのですが、そこそこ入れて、ビルドは通ったのですが、最後に、SDL2が32bitがなく、SDL2を32bitでビルドを試みましたが、だめでした…。ここで詰みました。
Posted by nyanpuu at 2021年12月15日 23:36
当時のUbuntuはARM32bitです。
試していませんが、

$ dpkg --add-architecture i386

でマルチアーキテクチャに対応出来るはずです。
詳しい内容は下記のDebianマニュアルに書いてありますのでご一読を。

https://debian-handbook.info/browse/ja-JP/stable/sect.manipulating-packages-with-dpkg.html
Posted by Kapper at 2021年12月16日 02:20
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