にほんブログ村 IT技術ブログへ
にほんブログ村

Linux ブログランキングへ

2021年02月28日

1380円ジャンクガラホ SH-01J UserLAndとTermux0.72旧版 インストール その1

garaho12.jpeg

今回はジャンクガラホのSH-01JにLinuxアプリの
UserLAndとTermuxを入れてみました。
シャープのガラホの方がタッチクルーザーや日本語入力ソフトの
S-ShoinがiWnnより予測変換が強力で使いやすいですが
スリープがかかるとプログラムが全部停止してしまうので、
サーバにはちょっと工夫が必要です。

操作性に問題があり実用性はあまりありませんが、
一応ちゃんと動いたという話で。


●SH-1J
シャープ製のAndroid5.1.1のガラホです。
京セラ製と比べると人気なので価格はやや高めです。
ヤフオクで購入しました。
参考サイトは前回のブログ他

980円ジャンクガラホ KYF31 UserLAndとTermux0.72旧版 インストール その1
http://kapper1224.sblo.jp/article/188394146.html

ジャンクスマホと比べると微妙なスペックですが、
Linuxを動かしたら面白いな、と思って購入しました。
ガラホはAndroid4.4.x世代が多いですが
こちらは動かないアプリがさらに多いので注意。自己責任で。



●apkファイルのインストール
基本的には京セラと同じ考え方なのですが、
シャープ製ガラホは操作方法が違います。

まずはデベロッパーモードにします。
設定→その他→端末情報→ビルド番号をクリックし続けて
開発者モードにします。
その後、設定→セキュリティ→提供元不明のアプリ
にチェックを入れてインストール出来るようにします。
その後に別のスマホとBluetoothでペアリングします。

そして別のスマホにESエクスプローラーを入れて、
apkファイルをダウンロード。
スマホにApkExtractorを入れてapkファイル化しても良いです。
どちらでも。
でESエクスプローラーから共有→Bluetooth→SH-01J
を選択してスマホからガラホに転送する。
するとガラホで音が鳴って情報が届く

ここでガラホの上キーを何回か押して上のバーをボタンを押して開く
通知にBluetoothでダウンロードしますか?
って出てくるので承諾をする。
そうすると転送が始まるので、直ぐにもう一回上キーを押して通知の
転送中をクリックして表示する。
これは転送完了前に行う必要がある。
で転送後に実行する、って表示されるのでクリック。
そうするとインストーラーが始まる。
注意が必要なのは、ファイラーを入れる前は
ダウンロード完了したapkファイルを直接実行出来ないからだ。

ひとまずESエクスプローラーを入れた。
アプリボタンを長押しするとアプリ一覧の中に追加されている。
これも操作が難解であるが、
左上の三本線メニューを開くとapkファイルを選択出来る。



●(Alpha vnc liteと)UserLAnd、Termux0.72のインストール
しかし標準のアプリはともかく、apkで入れたアプリは
メニューバー以外の操作が全くできない。
ので通話ボタンを長押ししてタッチクルーザーをマウス代わりに使う。
これでアプリをクリック出来る。

シャープのガラホはBluetooth周辺機種が使えるらしいが、
京セラ製ガラホはダメらしい。
最後の手段でVNCサーバを入れて遠隔操作する。

で同じ様に(Alpha vnc liteと)UserLAnd、Termux0.72を
apkファイル化して入れる。
WIFIでルーターに接続出来るようにしておく。
Alpha vnc liteは無料なら10min間は使えるvncサーバである。
しかし何故かSH-01Jでは操作出来ない。もうちょっと調べてみる。

 (VNCサーバを機動する際に方向ボタンをぐるぐる回転して入力すると
 そのうち中央の「Start」ボタンが押せる様になるので実行すると
 IPアドレスとポートが表示されるので遠隔操作出きるようになる。
 その際にソフトウェアキーボードを入れるか?って出てくるが、No
 ガラホではタッチが使えないので邪魔である。)

(他のスマホかPCからVNC clientで接続するとようやくガラホで操作が出来る様になる。
タッチクルーザーとVNCを併用しよう。)

garaho11.jpeg

UserLAndを立ち上げたら、ユーザー名とパスワードを設定する。
パスワードは必ず数字だけにする。
これはガラホのキーが数字しか認識しなくなるので、
英単語記号を入れるとログイン出来なくなるためである。
で時間を待ってインストールが終わったらSSHでUserLAndが立ち上がるので
パスワードを入れてログイン。
ここで、画面下側の矢印やソフトキー部分を
タッチクルーザーで長押しして右に2回ほど連続してスライドさせると
S-Shoinの日本語入力画面が出てきて、
標準キーボードで入力出来るようになるので操作可能である。
これは予測変換機能が便利なので大変素晴らしい。
逆に上下左右が使えなくなるので、左にスライドして対応しよう。
これはTermuxでもUserLAndでも同じである。

もちろんUbuntuやDebianを使うなら外部PCからOpenSSHサーバで接続可能である。
ガラホのIPアドレスを確認したら

ssh アカウント名@(ガラホのIPアドレス) -p 2022

で普通に外部PCから接続出来る。
ポートフォワードなどは各自で設定を。

http://www.yamamo10.jp/yamamoto/comp/home_server/WEB_server3/ssh/index.php


あとは普通に遠隔操作でLinuxを使おう。
ガラホがスリープすると動作がすべて止まってしまうので再稼働させよう。
もっともLinux側でSSHサーバやTightVNCserverなどをを立てておけば
そのまま操作できるのでそちらの方が便利かもしれない。
ガラホ本体を遠隔操作するのと、UserLAndのLinuxを操作する違いはある。

Termuxのリリース版はAndroid7.0以上なのでこの機種では使えない。
旧版の7.2のapkファイルをダウンロードしてインストールした。
CUIを起動させたら、タッチクルーザーを使って
ソフトキーボード部分を表示して入力し、パッケージを入れる。
VNCサーバがなくてもなんとかなる。
頼もしい。

Garaho15.jpeg

Xserver XSDLは最新版はAndroid5〜6で使えない。
旧版の1.11を入れると起動するが操作NG。
難しい。

garaho14.jpeg

●まとめ
操作性に大きな問題ありだが、日本語入力出来るのでなんとかなる。
面倒な人はSSHで遠隔操作しよう。
VNCサーバがまだ使えていないので調査が必要だ。

不便な点がいくつかあって

・スリープモードになると停止
・VNCサーバで操作出来ない?
・XserverXSDLは操作NG
・Systemd関係は当然使用不可。デーモンの設定どうする?
 →Archlinuxだとopensshが使いない???困った。
・snapがUserLAndで使えない?どうするの?
・Ubuntuは18.04LTS
・Bluetooth HIDに対応しているのでマウスやキーボードが使える

京セラ端末より優れているのは

・タッチクルーザーがずっとONの状態で使える
 →京セラ端末は毎回ONにする必要があり面倒
・日本語入力と予測変換が非常に優れている
・電池もちが良いがスリープモードで全部停止してしまう
・VNCserverが操作できない?

などなどありまだわかっていない課題もある。
しかしCUIで使う分には便利だし、
スリープモードをOFFにすればサーバでも使えるかも?
シャープガラホの方が優れている点もある。

奥の手を使うことでなんとか普通にAndroidとして使えるガラホ。
安い機種だが、安いなりに操作性に大問題がある。
Android4.4.4以前の機種はuserLAndやTermuxが使えないので
Linux deployの旧版を使おう。

苦労した割に残念な結論であるが、
アプリを入れてLinux化する目的だけは達成した。
ジャンクスマホよりもはるかに使いにくい。
サーバとして使うしかないのかなぁ、と複雑な気分である。
もう少し工夫して遊んでみようかな?と思った。
posted by kapper at 12:33 | Comment(0) | SH-01J

Ubuntu改造日記 Zramの圧縮アルゴリズムzstd化と自作systemdデーモンで自動起動 その94



今日のブログはZramのzstd化と自作systemdデーモン。
標準設定はあまり良くないですが、
高圧縮のzstdと自動実行を入れます。
メモリ少ない機種で非常に役に立ちます。

●Zramとzstd
詳しくは以前のブログとプレゼン資料
まずはこちらをご参考に

How to enable the zRAM module for faster swapping on Linux
https://www.techrepublic.com/article/how-to-enable-the-zram-module-for-faster-swapping-on-linux/


Ubuntu改造日記 高速化&SSD延命 圧縮zRAMファイルを/tmpにマウント その90
http://kapper1224.sblo.jp/article/188315425.html




メモリの節約として圧縮RAMスワップのアルゴリズムを
zstdに変更します。


●Zramの登録
端末から同じ様にzramを登録します。

sudo apt install zram-config

で設定ファイルを編集

sudo nano /etc/modules-load.d/zram.conf

zramを追加して保存

zram

設定ファイルを作成して保存

sudo nano /etc/modprobe.d/zram.conf

コピペして保存

options zram num_devices=1

udevファイルを編集。

sudo nano /etc/udev/rules.d/99-zram.rules

512Mの部分は好きな容量を。1G〜など自由に

KERNEL=="zram0", ATTR{disksize}="512M",TAG+="systemd"

保存したら再起動して動いているのを確認。
ここまではテンプレ通り。
ここからが本番。
バッチファイルを作成します。

sudo nano /opt/zram.sh

コピペして貼り付け。
容量の部分は各自自由に計算して設定して下さい。

#!/bin/bash


swapoff /dev/zram0

chmod 777 /sys/block/zram0/reset
echo 1 > /sys/block/zram0/reset
echo zstd > /sys/block/zram0/comp_algorithm
echo 2685354560 > /sys/block/zram0/disksize

sudo mkswap /dev/zram0
sudo swapon /dev/zram0

どうやら、zstdに切り替える前に/sys/block/zram0/resetを1にする必要があります。
保存したら実行形式に変換。

sudo chmod +x /opt/zram.sh

これを起動時に実行する事でアルゴリズムを変更します。
ルート権限が必要になりますので、systemdに登録必要です。
それで自作systemdを作成します。

sudo nano /etc/systemd/system/zram.service

で下記をコピペして保存

[Unit]
Description = zram daemon

[Service]
ExecStart = /opt/zram.sh
Restart = always
Type = simple

[Install]
WantedBy = multi-user.target

平たくいうと/opt/zram.shを実行するだけです。
でsystemdの自動実行に登録

sudo systemctl enable zram.service

シンボリックリンクを作成しましたって出たらOK
で再起動。
動いているかを端末から確認

zramctl

NAME ALGORITHM DISKSIZE DATA COMPR TOTAL STREAMS MOUNTPOINT
/dev/zram0 zstd 2.5G 528.9M 116.2M 147.8M 4 [SWAP]

こんな感じでzstdに切り替わっていたらOK


●まとめ
やってる事は、zramスワップをOFFにして再登録しているだけです。
しかし標準設定で切り替え出来ないので仕方がないです。
systemdに登録しておけば自動で実行してくれます。

メモリが少ない時は高圧縮してくれるので助かりますが、
やはり圧縮にも限界があるので日常でのメモリ節約は必要です。
必要がなければswapfileを外しておきましょう。
posted by kapper at 11:51 | Comment(2) | Ubuntu

2021年02月16日

Ubuntu改造日記 「sudo: /bin/sudo must be owned by uid 0 and have the setuid bit set」対策 その93



こんばんは。
Lubuntu21.04 Daily-Buildのバグ出しテスト中ですが、
apt upgradeした後に急にsudoが使えなくなりました。
結局は直ったのですが、ブログに書いておきます。
あー、驚いた・・・


●sudo: /bin/sudo must be owned by uid 0 and have the setuid bit set
sudoを使った際にこういうエラーが出た場合は注意。
ユーザーのsudoアクセス権限が変更された時に出るらしいです。
しかし色々なブログを見てやってみても治らない。
なぜだろうか・・・?
今回はこちらの方法で直しましたのでご参考まで。

[Solved] sudo: /bin/sudo must be owned by uid 0 and have the setuid bit set | Linux | Big Data
https://commandstech.com/solved-sudo-bin-sudo-must-be-owned-by-uid-0-and-have-the-setuid-bit-set-linux-big-data/
 
ちなみに最後にapt upgradeした時のログがこちら。
これが犯人?とは特定出来ていませんが、
他に追跡できるものが無いのでメモだけ残しておきます。

Start-Date: 2021-02-16 19:39:25
Commandline: apt upgrade
Requested-By: kapper (1000)
Upgrade: libtimedate-perl:amd64 (2.3300-1, 2.3300-2), openssh-client:amd64 (1:8.4p1-3, 1:8.4p1-4), libqmi-proxy:amd64 (1.26.8-0.2, 1.26.10-0.1), libpango-1.0-0:amd64 (1.48.0-1, 1.48.2-1), >
End-Date: 2021-02-16 19:44:22


●直し方
参考ブログを元にまずroot権限。
suを使おうにもUbuntuは初期設定でパスワードを登録していないので
使えなかったりします。
まず、再起動してgrubでkernelを選択する所で、
Advanced options for Ubuntuを選び
(recovery mode)のkernel設定で起動します。
するとrecovery Modeが立ち上がりますので、
rootを選択し、Enterでターミナル画面に移動します。
ここでroot権限が使えるようになります。

まずrootのパスワードを一応追加。

passwd root

で新たらしいパスワードを2回入力して登録。
これでsuが使えます。
次に復旧。

pkexec chmod 4755 /usr/bin/sudo

翻訳してみるとこんな感じ。
 pkexecコマンドは、認証/ライセンスユーザーが
 別のユーザー名/ユーザーIDとしてプログラム/コンピューティングを
 実行できるようにすることを意味します。
 ユーザー名/ユーザーIDが識別されない場合、
 プログラムは管理スーパーユーザーrootとして実行されます。
pkexecコマンドとchmodをroot権限で使うとユーザー権限が変更出来ます。
これでsudoを使ってみます

sudo -i
id (ユーザー名)

rootになれたらOKです。
こんな感じで表示されてsudoがあるはず?
uid=1000(kapper) gid=1000(kapper) groups=1000(kapper),4(adm),24(cdrom),27(sudo),30(dip),46(plugdev),120(lpadmin),999(sambashare)

後は再起動して普通に使えます。

●まとめ
ひとまずsudoが動きました。
良かった。
色々とやってみましたので、もし動かなかったら
他のやり方も試してみてください。

Daily-Buildを使っているので文句は言えませんが
驚きました。
suのパスワードは一応入れておくと便利です。
とりあえずaptさえ使えれば・・・
posted by kapper at 23:17 | Comment(0) | Ubuntu

2021年02月13日

Ubuntu改造日記 preloadで先読み高速化&USBメモリSSD延命化 その92



懐かしいpreloadを使ってUSBメモリの延命処置をしてみました。
preloadは使用頻度の高いアプリを前もってメモリに読み込んでおく事で
ディスクアクセスを減らして高速化する仕組みです。
10年くらい前に流行りました。
最近のPCの性能が良くなりましたので気にしていませんでしたが…

●preloadとは
よく使うアプリをマルコフ鎖で優先順位づけして自動でメモリに読み込む事で
起動速度とアプリを高速化する仕組みです。
かわりに沢山メモリを消費します。

https://wiki.archlinux.jp/index.php/Preload

本来は読み込み速度の遅いHDDを速くする為に開発されましたが
USBメモリなどでも効果的です。
そして、アクセス頻度を減らせるのでストレージの延命にも効果があります。
今回注目したのはこちらの方です。
本来ならオンメモリにファイルを読み込んだBoot to RAMの方が良いんですが
最低数GB分のメモリが必要になります。
preloadを緩い条件で使えば書き込み頻度が大幅に下がって
USBメモリやSSDの延命になるなと思いました。

●preloadのインストール
Arch Wikiを読むとsystemdに登録しろって書いてありますが
Ubuntuでやるとエラーが出ますので表示どおりに設定します。

sudo apt install preload
sudo /lib/systemd/systemd-sysv-install enable preload

後は再起動すればOKです。
そして設定ファイルを編集します。

sudo nano /etc/preload.conf

で編集します。

cycles = 20
minisize = 20000
memtotal = -10
memfree = 90
memcached = 0
process = 50

このうち修正するのはminisizeとmemfreeとprocessの3つ。
minisizeはプログラム最小サイズで、小さな常駐デーモンを拾わせたかったら
小さい値を、大きなプログラムを優先したかったら大きい値を設定。
memfreeは使用するメモリ。沢山使っても良ければ大きいサイズを指定
processはプログラム数。小さいプログラムpreloadしても良ければ大きくしましょう

●まとめ
簡単な作業ですが、延命効果はあるでしょう。
さすがに直ぐに体感効果は出てきません。それが不人気の理由かも。
どんどんプログラムをメモリに送り込んで遅いUSBメモリのアクセス頻度を下げましょう。
転送出来るバスは有限です。
メモリに余裕があればどんどん拡張して快適に使えます。








posted by kapper at 10:11 | Comment(0) | Ubuntu

2021年02月11日

980円ジャンクガラホ KYF31 UserLAndとTermux0.72旧版 インストール その1

KYF312.jpeg

今回はジャンクガラホのKYF31にLinuxアプリの
UserLAndとTermuxを入れてみました。
結構苦労しました。
操作性に問題があり実用性はあまりありませんが、
一応ちゃんと動いたという話で。


●KYF31
Android5.1.1のガラホです。
最近ジャンク屋でガラホをたくさん見かけます。
ジャンクスマホと比べると微妙なスペックですが、
Linuxを動かしたら面白いな、と思って購入しました。
ガラホはAndroid4.4.x世代が多いですが
こちらは動かないアプリがさらに多いので注意。自己責任で。

https://king.mineo.jp/reports/53346
http://st162c.blog.jp/archives/15481631.html
https://kaku1sun.com/post-2514

●apkファイルのインストール
上の参考リンクをしっかり読む。
まずは設定→セキュリティ→提供元不明のアプリ
にチェックを入れてインストール出来るようにする。
その後に別のスマホとBluetoothでペアリングする。

そして別のスマホにESエクスプローラーを入れて、
apkファイルをダウンロード。
スマホにApkExtractorを入れてapkファイル化しても良い。
どちらでも。
でESエクスプローラーから共有→Bluetooth→KYF31
を選択してスマホからガラホに転送する。
するとガラホで音が鳴って情報が届く

ここでガラホの上キーを何回か押して上のバーをボタンを押して開く
通知にBluetoothでダウンロードしますか?
って出てくるのでOKをする。
そうすると転送が始まるので、直ぐにもう一回上キーを押して通知の
転送中をクリックして表示する。
これは転送完了前に行う必要がある。
で転送後に実行する、って表示されるのでクリック。
そうするとインストーラーが始まる。
注意が必要なのは、ファイラーを入れる前は
ダウンロード完了したapkファイルを直接実行出来ないからだ。

ひとまずESエクスプローラーを入れた。
アプリボタンを長押しするとアプリ一覧の中に追加されている。
これも操作が難解であるが、
左上の三本線メニューを開くとapkファイルを選択出来る。

KYF313.jpeg

●Alpha vnc liteとUserLAnd、Termux0.72のインストール
しかし標準のアプリはともかく、apkで入れたアプリは
メニューバー以外の操作が全くできない。
のでF3キーを長押ししてタッチクルーザーをマウス代わりに使う。
これでアプリをクリック出来る。

シャープのガラホはBluetooth周辺機種が使えるらしいが、
京セラ製ガラホはダメらしい。
当然USBホストも無い。
最後の手段でVNCサーバを入れて遠隔操作する。

で同じ様にAlpha vnc liteとUserLAnd、Termux0.72を
apkファイル化して入れる。
WIFIでルーターに接続出来るようにしておく。
Alpha vnc liteは無料なら10min間は使えるvncサーバである。
購入して、登録認証の際のメールアドレスフル版には出来る。
これ便利なので必要あれば購入しよう。

VNCサーバを機動する際に方向ボタンをぐるぐる回転して入力すると
そのうち中央の「Start」ボタンが押せる様になるので実行すると
IPアドレスとポートが表示されるので遠隔操作出きるようになる。
その際にソフトウェアキーボードを入れるか?って出てくるが、No
ガラホではタッチが使えないので邪魔である。

他のスマホかPCからVNC clientで接続するとようやくガラホで操作が出来る様になる。
タッチクルーザーとVNCを併用しよう。

UserLAndを立ち上げたら、ユーザー名とパスワードを設定する。
パスワードは必ず数字だけにする。
これはガラホのキーが数字しか認識しなくなるので、
英単語記号を入れるとログイン出来なくなるためである。
あとは普通に遠隔操作でLinuxを使おう。
VNCサーバがタイムアウトしたら、少し時間を待つと再び使えるようになるので
動かせる様になる。
もっともLinux側でSSHサーバやTightVNCserverなどをを立てておけば
そのまま操作できるのでそちらの方が便利かもしれない。
ガラホ本体を遠隔操作するのと、UserLAndのLinuxを操作する違いはある。

Termuxのリリース版はAndroid7.0以上なのでこの機種では使えない。
旧版の7.2のapkファイルをダウンロードしてインストールした。
操作するにはどのみちVNCサーバからの遠隔操作が必要になる。

KYF311.jpeg

Xserver XSDLは最新版はAndroid5〜6で使えない。
旧版の1.11を入れると起動するが操作NG。
難しい。

F3キーとメニューキーを同時長押しして同時に離すと
タッチクルーザーがキーアサインに関係なく出せるので面白い。


●まとめ
操作性に大きな問題ありだが、VNCサーバで遠隔操作という
奥の手を使うことでなんとか普通にAndroidとして使えるガラホ。
安い機種だが、安いなりに操作性に大問題がある。
Android4.4.4以前の機種はuserLAndやTermuxが使えないので
Linux deployの旧版を使おう。

苦労した割に残念な結論であるが、
アプリを入れてLinux化する目的だけは達成した。
ジャンクスマホよりもはるかに使いにくい。
サーバとして使うしかないのかなぁ、と複雑な気分である。
もう少し工夫して遊んでみようかな?と思った。
posted by kapper at 19:50 | Comment(0) | KYF31

2021年02月04日

Gadget Hacking User Group 鹿児島らぐ 2020年1月 講演資料「はじめてのSSD,MicroSD,USBメモリ延命方法 in Linux Beginner for Linux long-lifetime in USBmemory,SSD,MicroSD in 2021」

1/31 鹿児島らぐに発表した
SSD,MicroSD,USBメモリ延命方法 in Linux
のモチーフの資料を公開致します。
現時点で出来た部分までで正式版として公開致します。
SSDを使うPC、タブレット、ラズパイユーザーの人に強くお勧め。


I will speak about 「Beginner for Linux long-lifetime in USBmemory,SSD,MicroSD in 2021」
in online,Japan.
The it is possible to have material now and then published.

鹿児島らぐの公式HPはこちらです。

https://kagolug.connpass.com/

PDF資料はこちらです。

http://kapper1224.sakura.ne.jp/Netwalker%20osc%20tokaidoLT202102.pdf

posted by kapper at 07:00 | Comment(0) | 鹿児島らぐ
にほんブログ村 IT技術ブログへ
にほんブログ村

Linux ブログランキングへ