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2020年05月03日

19,800円 格安UMPC ドンキ NANOTE Intel Turbo Boosts オーバークロック その2

NANOTE17.jpg

NANOTEでオーバークロックです。
Intel Turbo BoostをONにします。
しかしWindows10がブルーバックになったり、
放熱が相当上がるので自己責任でお願いします。
最悪、Windows10が起動しなくなるかもしれません。

●Intel Turbo Boostモード
SNSで書き込みがありましたので試してみました。
ありがとうございます。
通常NANOTEは1.44GHz最大値が固定ですが、
Intel Turbo BoostをONにすることで
オーバークロック出来ます。
しかしLinuxでは不安定でしたので眉唾でしたが。
危険なので自己責任で。
もちろん、Windows10でもUbuntuでも有効です。

NANOTE18.png

●BIOS画面で設定
BIOS画面の設定で

Advanced→CPU Configuration→Power TechnologyをCUSTOM

にすると隠し設定が出てきてTurbo BoostモードがONになります。
C StateはC1に変更されます。
これでOKです。
でcat /proc/cpuinfo
Ubuntuでは瞬間的にですが1680MHzを観測しました。
しかし・・・


●Windows10でACPI BIOS ERROR
ブルーバックでWindows10が起動しなくなります。
で良く分からないのでType-Cの電源を繋いで
そのまま再起動すると、
復旧されて、BIOS設定が書き換わります。
で何回か再起動して無事にWindows10が再起動しました。
しかし一旦は壊れる寸前ですw
非常にやばい。
自己責任でお願いしますw

●C-StateのC1?C7
普通はC7に設定してありまして省エネ設定です。
しかしC1にするとクロック周波数が上がりますが爆熱です。
やや熱いです。
消費電力もかなり増えて電池持ちが下がります。
まあ、それは仕様でしょうか。
自己責任で。

Typical C-states are:

C0 – Active Mode: Code is executed, in this state the P-States (see above) are also relevant.
C1 – Auto Halt
C1E – Auto halt, low frequency, low voltage
C2 – Temporary state before C3. Memory path open
C3 – L1/L2 caches flush, clocks off
C6 – Save core states before shutdown and PLL off
C7 – C6 + LLC may be flushed
C8 – C7 + LLC must be flushed

●副作用?
Windows10のブルーバック後にBIOS設定が更新されます。
OSの起動順位も変わっておりましたw
1番上がWBMで変更しても変わらなかったのに、
Wubiが一番上に変更されました。
ああ、それは良かったな・・・
Windows10お前か、BIOSロックして悪さをしていたのはw

●まとめ
一応オーバークロックにはなりましたが自己責任で。
Ubuntu側の設定は標準でIntel Turbo BoostがONになっています。
多分、不安定で危ないので初期設定でOFFになっているのかと。
怪しい設計ですもんね。NANOTE。
確かにスピードは上がりますが放熱設計がまともじゃないので、
経過観察をしないと怖いので自己責任で。
CPUクロック1割強もっさり感が変わるかも?
posted by kapper at 13:22 | Comment(2) | NANOTE

2020年05月02日

LILO&東海道らぐ 2020年5月 オンライン




今回はオンラインでLILO&東海道らぐやりました。
いつもより沢山の人が集まっています。
コロナシーズンでもオンラインで楽しみましょう。

●自己紹介


●とあるAIの言語処理 はしもとさん
AI日本語入力
課題
代用品 #とは
Word2Vec:学習に癖がある
FastText: C++/Pythonで書かれている
BERT
 ALBERTってBERTの軽量版、50MB位に抑える
 ベクトル次元数768次元
EgoisticLilyにBERT/ALBERTの導入は無理


●中華2in1PCのおさそい こんどうさん 
LibreOffice7.0ビルド

CF-SX2の調子が悪くハードオフで12,000円で入手
中国がんばれ
あの時の悪夢が蘇ってくる
BX240HA
 USキーボード
 8GBメモリ
 250GBのSSD
 M.2の2242
 Linuxだけで運用するには難しい
 Gセンサーの情報は江添さんのブログにあるが
 どう反映させるか
 キーボードやパッドの無効化など
 Windowsを残そう
 M.2の2242なんで2280より高い
 Transcend一択、アップグレードなら512GBのみ候補
 最初から入ってるSSD:BMAX   
結論
 中華PC、特に2in1はいいぞ
 

●はじめてのWubi for Ubuntu 20.04インストール ドンキ格安19,800円 UMPC #NANOTE  Kapper
昨日買ったNANOTEの改造の話




●ラズパイHDDレコーダーでうっかりひどい目にあった
 Folding@homeとRosetta@homeの解析に協力 あおきさん
 
やらかした事
 メンテする際に不安定ファームを入れた
 録画出来ていなかった
 撮りそこねたもの
 間に合ったもの
間違った対応
 ドライバの再ビルド
 Kernel-headersが無いと怒られた
正しい対応
 rpi-updateで最新の安定版を指定してアップデート 
 EPG Station録画失敗1個
 
COVID-19解析
 自宅PC
 DELL Chromebook11
 RaspberryPi3B
感想
 仕事から帰ったら部屋が暑い
 大体CPUとGPUは70℃
 
  
●最近使ってみたOSS ぴけぴけ 
BetterClearTypeTuner
 クリアタイプフォントのチューナー
 アンチエイリアスのテスト
 注意点はモニタ関係
 レジストリの値を控えておいて後でもとに戻す
Ubuntu20.04 Dailybuild
 VersaPro Type-VT
 Atom X7 Winタブ
 18.04と違いWifiの5GHzが使える
 タッチパネル不良?
 UCMファイルを入れると音がなる
Krita
 ペンがちゃんと動くか
 KDEアプリ


●RaspberryPiで電流測ってみました さとうさん
覆面算をご存知ですか?
 計算式を文字にて隠す
 Pythonで回答を解く
錆びかけたラズパイであれこれ
 温度センサーでこの通り
 電圧/電流センサを買いました
 接続はI2C・・・INA219
 1Aまで測れる
 「記録してくれる」電流計
 デジタル測定
 ラズパイに繋ぐとこんな感じ
 やはり専用デバイスは楽
 Pythonで作ってくれている人がいた
 取れたデータをRで処理
 

●LinuxのPulseAudioのエコーキャンセルモジュールがいい感じ まとはらさん
マイク・・・ダイソーイヤホンマイク
LinuxでModule-echo-cancel?
PulseAudioの再起動
Discord、Zoomなどでテスト
各種アプリの説明


●MaruOSで遊ぼう Zgockさん
鹿児島らぐの再放送
AndroidカスタムのスマートフォンOS
Nexus5でMaruOS。debianを接続。
debian Stretch。Dist-upgrade。
Kernelが3.11で古いバージョン。


●オープンソースなテイクアウトマップ! 坂之下さん
飲食店を応援しようと日本中にテイクアウトマップ
 バラバラで残らないデータたち
 バラバラなのは勿体無い
 データを残しておく
 社会状況の分析、テイクアウト情報に価値がある
 集約に使えるOpenStreetMap
 みんなでテイクアウトMAP
 このアプリの狙い
 動作環境
 GitHub、OverPass、API Maptiler
 動作実演
 
posted by kapper at 17:36 | Comment(0) | 東海道らぐ

2020年05月01日

19,800円 格安UMPC ドンキ NANOTE Wubi for Ubuntu 20.04 インストール その1


NANOTE2.jpg


出ましたドンキ 格安NANOTE。
UMPCの価格破壊とも思われる19,800円。
スペックはオーソドックスなAtomですが、
Linuxもちゃんと動きました。
是非、買って遊びましょう。

NANOTE0.jpg

●NANOTE
ドンキが急に発売したUMPC。
オーソドックスなAtomながら格安。
しかもGPD-Pocketスタイル。
これは欲しい人が出そうですね。

スペックは
・CPU:Intel Atom Z8350 クアッドコア
・OS:Windows10 Home 64bit
・ディスプレイ:7インチ高彩度液晶 1920×1200
・タッチパネル:搭載 Goodix
・メモリ:4GB
・ストレージ:eMMC 64GB
・WiFi:802.11b/g/n
・Bluetoothレジスタードマーク:ver.4.0
・カメラ:前面0.3MP
・サイズ(約):181×113.6×19.6(mm)
・インターフェイス:microSD×1(256GBまで対応)、
   Type-C×1、USB3.0×1、イヤホン×1、microHDMI×1
・バッテリー:5000mAh/3.8Vバッテリー(約7時間稼働)

GPD-Pocketに似ていますが、マウスがトラックパッドと
キーボードが変態仕様です。
UEFIも64bitらしいし、カメラもLinuxで動きました。


●Wubi for Ubuntuインストール
WubiでUbuntu20.04をインストール。
最新版が公開されているのでそちらを使って下さい。

https://github.com/hakuna-m/wubiuefi/releases

USBメモリか何かにISOファイルとWubi for Ubuntuの実行ファイルを
ダウンロードして同じフォルダに入れてから、
ダブルクリックで起動、インストール。
eMMCの容量はWindows用に少し空けておきましょう。
そうしないとWindowsが起動できなくなります。

後は普通に再起動してUbuntuをインストールするだけですが、
画面が逆方向に回転していますので、
一回ひっくり返して自動回転機能で正常な向きに戻し
右上メニュー画面の画面回転機能をOFFにすると固定されます。

EFIパーティションがありません、ってエラーが出ますが
無視してそのままOK。
後は普通にインストールして再起動。
Ubuntuインストール完了です。

NANOTE3.jpg

このままだとブートローダーはWBMが来てしまうので
再起動したら「ESC」か「F2」を押してBIOS画面を表示。
でOS起動順番をWubiを一番にして保存して起動。
でUbuntuが起動します。
後は画面が90〜180°回転したまま起動するので
同じ様にひっくり返して反転させます。
で自動回転機能で反転しもとに戻してから画面固定。
気になる人はxrandr -o rightとか自動起動に組み込みましょう。

NANOTE1.jpg

●QuickBootをOFFにしてBIOS画面を表示
この手のデバイスはQuickBootが動くとWBMが起動してしまうのでうっとおしい。
BIOS画面でQuickBootをOFFにすると、
普通にいつものAmerican MegatrendsのBIOS画面が出るので
「ESC」でBIOS画面設定に入れます。
そこでWubiを選択します。

NANOTE4.jpg

●Ubuntu20.04での画面の自動回転
Ubuntu20.04を起動すると画面が左90°に回転して起動するので
xrandr -o rightで回転させるのですが面倒くさい。
そこで「自動起動するアプリケーション」を使い
xrandrを起動時に実行させます。
まず端末から、

nano xrandr.sh

を起動して下記のコマンドを入力して保存。
ファイル名は何でも良いです。

#!/bin/bash
xrandr -o right

保存したら実行形式にします

chmod +x xrandr.sh

でGnomeの場合、画面左上のアクティビティから
アプリ検索の所で「自動」って入力して検索すると
「自動起動するアプリケーション」が出てくるのでクリック

「追加」→
  「名前」xrandr
  「コマンド」→参照 (/home/(ユーザー名)/xrandr.shなど)
で追加を押して保存します。
ファイルの場所は自分で作成した場所を指定します。
これで自動で先程作成したxrandr.shが実行されますので、
起動時に画面が自動で回転されます。

NANOTE5.jpg

●Ubuntu20.04は?
画面が回転する以外は大きなトラブルなさそうです。

・タッチスクリーン aptでアップグレードしたら直った OK
・サウンド OK
・カメラ OK
・Wifi OK
・Bluetooth OK
・画面回転 OK だが使いにくいのでOFFにしてる
・マウスポインタ 遅いので最高速度に変更 OK

それらしいのは動いています。
良かった。

●まとめ
朝、速攻でドンキに買いに行きました。
各店1個だけだと思いますので先手優先。
Ubuntuもちゃんと動いています。
eMMCの容量が少ないので注意。
うん、安くて問題が少なくて良かった。Good。
posted by kapper at 13:05 | Comment(0) | NANOTE
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