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2017年02月23日

新世代UMPC Cherry-Trail #GPD-WIN Ubuntu16.10 高速化 Intel Graphics Driver OSS版インストール その8

GPD-WIN GPU.jpeg
今回はGPD-WINのUbuntuの高速化の一環として
Intel Graphics Driverを入れてみました。
Ubuntu初期インストールの際には機能していなくて、
Framebufferのため、CPUプロセスを食って遅いです。
同じ様な環境でDellのノートPCを使っていますが、
こちらは凄くもっさりだった環境が普通レベルにまで改善しました。
GPUの場合は4コアなのでそこまで遅くはありませんが、
是非入れてみましょう。

●GPD-WINとUbuntuとGPU
GPD-WINでUbuntuを使う場合、初期設定だとFramebufferなので
Unityの画像処理にCPUプロセスを食って重くなります。
さらにFirefoxなど読み込むと結構辛くなります。
チューニングが必要です。
GPUのドライバ設定することで高速化します。

で、ネットを調べてみるとどうやらCherry-Trailは
Intel Graphics HD400でBraswellと同じで既に実装済み。

 https://wiki.gentoo.org/wiki/Intel

じゃあ入れてみましょうという事です。
幸いDellのノートPCのUbuntuで同じ様にテストしてかなり高速化しました。
事前に確認できて良かった。
テスト環境はこちらです。違うと挙動が変わるかもしれません。

・GPD-WIN初期型
・Wubi for Ubuntu16.10
・Liunx Kernel Mainline 4.9.10後入れ

●GPD-WINにIntel Graphics Driverをインストール
Ubuntuの場合、Firmwareは最初から入っています。
ただ有効にはなっていないです。
入れてみましょう。
まず端末から、

 sudo apt install i965-va-driver
 sudo apt install ttf-ancient-fonts

関連パッケージはi965-va-driverに紐付いて入ってきます。
xserver-xorg-video-intelのパッケージは最初から入っているはず。
もし無かったら入れてみましょう。
次にxorgの設定ファルの作成

 sudo gedit /etc/X11/Xsession.d/20-intel.conf

下記内容を書いて保存します。

Section "Device"
Identifier "Intel Graphics"
Driver "intel"
Option "AccelMethod" "uxa"
Option "TearFree" "true"
EndSection

保存して再起動したらGPUが動くはずです。
多分。

次にIntel Graphics Update Tools for LinuxOS 2.0.4を入れます。
パッケージを入れるだけなので無くても一応動作します。
こちらからダウンロードします。

 https://01.org/linuxgraphics/downloads/intel-graphics-update-tool-linux-os-v2.0.4

Ubuntuの64bit版をダウンロードします。
ダウンロードしたらインストール。

 wget --no-check-certificate https://download.01.org/gfx/RPM-GPG-GROUP-KEY-ilg
 sudo apt-key add RPM-GPG-GROUP-KEY-ilg
 sudo apt update
 sudo apt upgrade
 sudo dpkg -i intel-graphics-update-tool_2.0.4_amd64.deb
 sudo apt-get -f install
 intel-graphics-update-tool

これをやるとgfx関係のパッケージがどっさりとアップデートされます。
再起動する際にはi915.modeset=0などのgrub.confオプションを外しましょう。

●動作確認、glmark2ベンチマーク
無事問題なく再起動できますとOKです。
まず端末から確認

 sudo lshw -class display

ここで文頭で

 *-display

となっていたらOKです。
もし

 *-display unclaimed

となっていたら認識していても機能していません。
確認しましょう。
次にベンチマーク

 sudo apt install glmark2
 glmark2

でうにうに動きます。
Scoreは933でした。

●Firefox
動画などをFirefoxで見る時はオプションをつけて起動します。

VDPAU_DRIVER=va_gl firefox

●参考リンク
下記のリンク先を参考にしました。

 http://ubuntuhandbook.org/index.php/2013/10/enable-hardware-acceleration-on-intel-graphics-cards-in-ubuntu/
 https://wiki.gentoo.org/wiki/Intel
 https://01.org/linuxgraphics/blogs/kaveh/2017/introduction-intel%C2%AE-graphics-linux

●まとめ
とりあえずGPUでレンダリングまで確認しました。
多分、GPD-WINに限らずIntel関係で同じはずかと。
恐らくGPD-WINは元々4コアで高速なので、
2コアのBraswellほど差は出ないかもしれません。
是非試してみましょう。
posted by kapper at 04:17 | Comment(0) | GPD-WIN

2017年02月21日

新世代UMPC Cherry-Trail #GPD-WIN Ubuntu16.10 Unity高速化設定チューニング その7

今回、GPD-WINが重いというSNSを読んで
Ubuntu Unity環境の高速化をブログのネタにします。
とは言いましても、Ubuntu全般な話なので
ネタはGPD-WINに限定しません。
昔、Netwalkerを使っている時はとことんこだわりました。
Ubuntuを使っている人で高速化したいな、という人は
是非一度試してみてください。
細かい内容はこちらを参照

 http://kapper1224.sakura.ne.jp/PALM20.html

●UbuntuとUnityとGPD-WINと高速化設定
GPD-WINは体感速度的に比較的速い方なんですけど、
やはりグラフィックがIntel Framebufferを使っているので
CPUのプロセスを結構食います。
Intel Graphics GPUの移植が進めば良いのですが。
それはそれとして、CPUプロセスの低減化のために
高速化設定を入れてみました。
設定自体はどのPCでも可能です。
参考サイトはこちら

  How to speed up and tweak Ubuntu 16.04


●Ubuntu高速化設定
WindowManagerをUnityから他のに変えると速くなります。
Twmはあまり速くないので注意
GPD-WINの場合、高速なので統合デスクトップ環境で十分かと思いますが。
参考サイト

 A Memory Comparison of Light Linux Desktops

初心者向け(統合デスクトップ環境)
・Mate
・Cinnamon
・Xfce4
・LXDE

中級者向け(テキスト設定ファイルを手書き必要)
・icewm
・jwm
・Window Maker

上級者向け(超軽量、高速スタイル)
・MatchBox
・Ratpoison
・FVWM


Unityの設定変更から、
端末から、

 sudo apt install unity-tweak-tool

インストールしたらunity-tweak-toolを起動します。

「一般」の項目
 デスクトップのズーム:OFF
 ハードウェアアクセラレーション:高速
 ウィンドウアニメーション:OFF

次にcompizconfig-settings-manager
Compizは結構重いです。

 sudo apt install compizconfig-settings-manager

端末から起動します。

 ccsm

いらない機能をOFFにします。

「一般」
 Composite:OFF
 OpenGL:OFF
「デスクトップ」
 Ubuntu Unity Plugin:Enable Low Graphics Mode

次はtmpfs。
fstabファイルをバックアップ。端末から

 sudo cp /etc/fstab /etc/fstab.bak

コピーして残しておいてから、

 sudo gedit /etc/fstab

下記の4行を追加して保存。再起動すると有効になります。

tmpfs /tmp tmpfs defaults,noatime,size=1G,mode=1777 0 0
tmpfs /var/tmp tmpfs defaults,noatime,mode=1777 0 0
tmpfs /var/log tmpfs defaults,noatime,mode=0755 0 0
tmpfs /var/log/apt tmpfs defaults,noatime 0 0

速くなりますがメモリを結構食いますので注意。

Swapの設定。
メモリが少なくなるとSwap書き込みで遅くなります。
端末

 sudo gedit /etc/sysctl.conf

下記4行を追加して保存

vm.swapiness = 10
vm.dirty_writeback_centisecs = 1500
vm.dirty_background_ratio = 5
vm.dirty_ratio = 10

アプリ起動の高速化でPreload。気持ち程度に

 sudo apt install preload

Networkのチューニング。IPv6の停止など。
今更すぎるのであまりおすすめしません。

  sudo gedit /etc/sysctl.conf

下記を保存します。


net.ipv4.icmp_echo_ignore_all = 1
net.core.somaxconn = 1000
net.core.netdev_max_backlog = 5000
net.core.rmem_max = 16777216
net.core.wmem_max = 16777216
net.ipv4.tcp_wmem = 4096 12582912 16777216
net.ipv4.tcp_rmem = 4096 12582912 16777216
net.ipv4.tcp_max_syn_backlog = 8096
net.ipv4.tcp_slow_start_after_idle = 0
net.ipv4.tcp_tw_reuse = 1
net.ipv4.ip_local_port_range = 10240 65535

●Firefoxの高速化
まずはいにしえのFasterfoxをインストール
FasterfoxLiteは個人的には情報を勝手に発信するらしいのでおすすめしません。
余裕があればキャッシュメモリを大きくします。


●まとめ
結構高速化されましたでしょうか?
過去のNetwalker実験所のサイトを読みなおすと
極限にまで高速化ネタを追求してますw
まあ懐かしい。
適度に抜粋しました。
まだ他にもたくさんネタはあります。参照ください。
Ubuntu全般の環境に適用可能です。

GPD-WINの性能はかなりのものなので、
本質的にはそこまで無理しなくても良いかも。
ただしFramebufferなので画面アニメ関係は確実にCPUを食います。
どこかで妥協して、どこかで設定を見直すと楽です。
動作が少しづつキビキビしてきます。
極限にまで環境を好きな様にチューニングしましょう。
こういう内部のハックはWindowsでは難しいのでLinuxの面白い所です。
腕の見せ所ですよね!
posted by kapper at 21:20 | Comment(0) | GPD-WIN

2017年02月20日

新世代UMPC Cherry-Trail #GPD-WIN Wubi for Ubuntu16.10 インストール&初期設定改善 その6

GPD-WINのユーザーが増えて少しづつUbuntuを使いたいという
話題がSNSで増えてきました。
以前作成したブログの内容もKernelのアップデートに伴い
簡単になってきましたので改定します。
結構色々使えるレベルまで上がってきました。



●GPD-WINとCherry-TrailとUbuntu
インストール方法が当初と大分変更になりましたので改定します。
UbuntuをGPD-WINでブートする際にいくつか修正がありまして、

1.電源をいれた後「ESC」を押しながらUEFIを起動し
  OSのブートでUbuntuを選択
2.起動したGrub2の設定を修正
3.インストール後の再起動の際にまたGrub2の修正
4.無線LANと画面回転⇒これはOS側の問題

という段階で修正する必要がありました。
これは簡単な話なので作者さんにお願いして修正してもらいました。
リリース版はこちらです。

 https://github.com/hakuna-m/wubiuefi/releases
 https://github.com/hakuna-m/wubiuefi/issues/27

Cherry-Trailでブートしない問題点としてGrub2側でありまして、

1.グラフィックドライバNGの為、GUI画面が起動しない。外す必要がある
  grub.cfgを修正し
  "i915.fastboot=1 video=efifb fbcon=rotate:1"
 をKernelオプションに追加する必要がある


ブートした後のKernelモードの問題です。
X.orgはフレームバッファなのでドライバなしです。
debianのブートローダーではこちらの問題が対策済みです。


●修正版のダウンロードとWubi for Ubuntu16.10
じゃあ修正してもらったので使ってみます。
無事リリースされました。

 https://github.com/hakuna-m/wubiuefi/releases

こちらのファイルをWindows上でダウンロードして実行。
もしUbuntuのISOファイルを持っていたら
同じフォルダに置いておくと読み込むので
ダウンロード時間を短縮できます。

実行すると
・容量
・UbuntuのGUI選択
・ユーザー名、パスワード
を選べますので好きなのを選択。
するとOSイメージファイルが作成されてコピーされます。
で再起動。

再起動するとGrub2の画面が出ますので、
「ESC」を押して自動起動を止めた後、
真ん中にある「Intel graphics workarounds」を選択すると
Ubuntuが起動して自動的にインストールが進みます。

終わると再起動しますので、「ESC」を押してUEFI画面を出します。
電源を入れたらUSB充電ケーブルを抜いた状態で
「ESC」キーを押しっぱなしにします。
USB充電ケーブルを刺しっぱなしだと、充電モードになって起動しません。
で、UEFI画面が起動しましたら、
SAVE & EXITのタブのUbuntuを選択します。
で、Grub2画面が起動します。
ここはそのまま起動しても修正してあるので問題ないはずです。
Ubuntuが無事起動します。

●Grub2設定の修正1
まずBlackscreenの問題を解消します。
Xorgの画面が映らないアレです。
Ubuntuが起動しましたら、端末から

 sudo gedit /etc/default/grub

一行追加して編集します。

 GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="i915.fastboot=1 video=efifb fbcon=rotate:1"

保存したら設定。

 sudo update-grub

これで再起動しても画面が映るはずです。

●内蔵無線LANの認識
標準ではUbuntuでは内蔵無線LANが繋がりません。
まずはUSBの無線LANか有線LANか他のPCからデータを拾ってきます。
brcmfmac4356-pcie.txtとbrcmfmac4356-pcie.binの両方が必要です。
LinuxカーネルのFirmwareにあるはずですが、txtの方だけ無いようです。
つまりこれを拾ってきてコピーするだけで良さそうです。
ファイルはこちら。テキストをコピーして保存してもOK
両方とも同じです。

 https://sourceforge.net/p/android-x86/device_generic_firmware/ci/b261458e9642c2130866525fa3b6e7e34fa95b05/tree/brcm/brcmfmac4356-pcie.txt

 https://chromium.googlesource.com/chromiumos/third_party/linux-firmware/+/f151f016b4fe656399f199e28cabf8d658bcb52b/brcm/brcmfmac4356-pcie.txt

Ubuntuの場合、brcmfmac4356-pcie.binはあるので、
brcmfmac4356-pcie.txtだけ拾ってきてコピーします。
テキストエディタでコピー貼り付けして保存します。
端末から

 sudo cp /(ファイルのある場所)/brcmfmac4356-pcie.txt /lib/firmware/brcm/
 sudo modprobe -r brcmfmac
 sudo modprobe brcmfmac

これで内蔵無線LANがLinuxで認識します。
多分ディストリは問わないはずです。

●KernelをMainlineの最新版にする
初期のKernel4.8では色々な機能が使えませんし遅いです。
Intelも少しづつ確実にドライバを投げてくれるのでありがたいです。
最新版のKernelに入れましょう。
下記のリンク先からパッケージをダウンロードします。
この時点での最新リリース版は4.9.11です。
4.9系列は長期サポートのLTS版なので継続して更新されます。

 http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/

リンク先から、

 linux-headers-4.9.11-040911_4.9.11-040911.201702181031_all.deb
 linux-headers-4.9.11-040911-generic_4.9.11-040911.201702181031_amd64.deb
 linux-image-4.9.11-040911-generic_4.9.11-040911.201702181031_amd64.deb

をダウンロードします。
一例です。Kernelはブート時に好きに切替できます。
注意事項として4.10rc8が最新ですが、無線LANがNGで
スクリーンセーバーに落ちると復帰できません。まだ問題ありです。
4.9系列を使いましょう。

●画面の回転
上の4.9系Kernelを入れると4.8系では使えなかった
標準の画面回転機能とxrandrが使える様にになります。
変更方法は、右上バーの

 右上アイコンーシステム設定ーディスプレイー回転「時計回り」

で270℃回転できます。便利です。

●サウンドの設定
サウンドも同様で右上のスピーカーをクリックして設定できます。
Kernelを入れなおすと、

 speaker:chrt5645
 Headphone:chrt5645

の2つが認識しているはずなので、speakerを選択してテストします。
多分、左前のスピーカーで音がなるはずです。

●日本語設定追加
インストール直後では日本語設定ファイルが一部不足しています。

 右上アイコンーシステム設定ー言語サポート

ネットに繋がっていれば、追加パッケージが入れられるはずです。

●マウス速度変更
ついでにマウス速度も変更します。

 右上アイコンーシステム設定ーマウスとタッチパッド

ポインターの速度を好きに変更してください。

●画面の明るさとロック
アイドルモードの時間を設定できます。

 右上アイコンーシステム設定ー画面の明るさとロック

復帰時にパスワードを入れたくない人はここで設定できます。

●自動ログイン
自動でログインしたい場合に設定します。

 右上アイコンーシステム設定ーユーザーアカウント

右上のロック解除を押した後に自動ログインをONにします。

●省電力モード設定
基本はPowerTopを使います。
端末から

 sudo apt install powertop

でpowertopを起動します。
Tabキーで右端のBADをGOODに変更すると省エネモードになります。
全部切り替えたい場合は、

 sudo powertop --auto-tune

で切り替えできます。
これだけだとシャットダウンしたら元に戻るのでSystemdに登録します。

●キーボード設定
キーボードも同じです。
キーアサインがおかしいのは英語キーボードレイアウトなのに
言語設定で自動的に日本語キーボードで設定されているからです。
これを英語キーボードに戻せばちゃんとキー入力できます。
端末から

 sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

105キーボードと英語USを選びます。
再起動すると戻ってしまいますが。

●画面暗さの設定
画面輝度がMAXなので電池を食います。
適度に調整しましょう。

 xrandr --output DSI-1 --brightness 0.8

この0.8の部分が輝度です。80%。
適当に好きな値を入れましょう。

●Unity軽量化CompizConfig Settings Manager
UnityはソフトウェアレンダリングなのでCPUを食います。
グラフィックモードを低グラフィックモードにします。

 sudo apt install compizconfig-settings-manager

で起動

 sudo ccsm

設定。Ubuntu Unity Pluginで

 「Enable Low Graphics Mode」をクリック 

●Flashpalyerのインストール
端末から

 sudo apt install flashplugin-installer

これで艦これとか遊べます。

●Systemd自動起動の設定方法
こちらをご参考まで

 Systemdを使ってさくっと自作コマンドをサービス化してみる

●その他初期設定
こちらをご参考までに

 Ubuntu 16.10をインストールした直後に行う設定 & インストールするソフト
 https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/GPD_Win
 バックライト
 PowerTOPを使ってLinuxマシンを省電力化する

●既知の問題

・スクリーンセーバーなどの省電力モードに入ると復帰しない
・省電源設定が手動でしかできない
・Intel GPUに対応していない。Framebuffer。
 ⇒いつ対応されるのか全く想像すらできない状態
・HDMI非対応?
・Bluetooth動くはずだけどまだ設定方法がわかっていない

●まとめ
ひとまずここまで。
まだ出来ていない所はたくさんありますが、
Kernelの進化にたくす所はあります。
GPUとWayLandどうするんだろ?
体感的にはそこそこ高速なのですが、UIに難。
MateやCinnamonにWMを置き換えても良いかもしれません。
posted by kapper at 01:36 | Comment(0) | GPD-WIN

2017年02月14日

オープンソースカンファレンス浜名湖2017 出展者側の感想と反省 #osc17hm

OSC浜名湖2017お疲れ様でした。
今年も盛り上がりました。今回も大変楽しかったです。
来訪者のみなさま、出展者、事務方全ての人に大変感謝致します。
今回OSC浜名湖2017に出展した感想をコメントします。
反省と今後どうするかを一旦整理したいと思います。

●OSC浜名湖2017全体像
今回のOSC浜名湖は自治体や高校生が参加して頂いて
どんどん幅広い地元コミュニティさんが参加されています。
凄いですよね。どんな人脈のコネですか?
来訪者は昨年プラスαで昨年130人が今回140人。
出展側が増えている所を見ると横ばい。
そして6割くらいが出展者と関係者。
出展者通しでおしゃべりしています。

裏で作業やっている人も結構いるし。
小さいエリアで何かローカルイベントやりませんか?KOFみたいにロボコンとか、
ハッカソンとかCTFとか。初心者講座とか。
大手コミュニティさんも来ないし、ボランティアベースの限界かな?
人気のUbuntuやDebian、Mikutterなどのコミュニティにもをかけたら良いかも。
そういう最新情報を聞きたい人も浜松に来るはずです。
東京、名古屋から近いはずですが、近隣の
顔見知りの豊橋勢、技科大勢、静大勢がいませんでした・・・
不在の原因は本人にヒヤリングするしかないですよね。
放置するとリピートしてもらえません。
勿論、主催者さんは地元密着で本当に凄い人なんですけど。
テーマと交通の便に限界があるって認知して欲しいです。
それを含めて仕組みを作るのがマーケティングなんですよね、はい。

静岡県はオープンソース、オープンデータにかなり理解があって
ITコンテストとかもやられている活動的な地域です。
他の地域から見たら活動的でとても羨ましいですね。

今回も結構風が強くて寒かったからね。寒波来襲。
昨年同様?冬は受験シーズンだし厳しいですよね・・・
来年はOSC大阪とバッティングするからスケジュール見直しに
なるらしい。4月開催?
まあ先生方の余裕のある時期が良いかもしれません。

●Kapperの展示、セミナー内容と配布資料の見直し
今回は机半分ですが、思ったより展示物が置けなかったです・・・
全くインパクト出せませんでした。マジ残念。
鞄の中にある程度機材を持っていたのですが、断念。
展示は第一印象が全てなんですよね・・・
GPD-WINとT100TAや配布資料を置くのが精いっぱい。
ミニ机を用意しようかな?なんて。荷物になるので電車族には厳しいですが。
後は、余ったタブレットをフォトフレーム変わりに資料を展示したいなと。

100均で買ったホワイトボードが想像以上にボロボロだったので買い直さないと。
ガジェヲタらしく、電子ボード化したいですけどサイズが大きいのが高くて難。

今回の機材は
・GPD-WIN メインです。
・surface3 力作ですが伝わらなかった様子
・T100TA 回転までドライバ対応タブレット。
 Kernel4.8じゃないとタッチパネルに対応していないDebianTesting
・パナのCF-U1
・ジャンクWin7タブレット:何故か大人気!?
・F-07C
・その他

いつもの常連さんと、意外にも新しい人たちが。
まあね、濃い人たちばかりです。

今回思いましたのが、Androidをネタにしていた時に比べると
余りにも皆様の視点が冷たいですw
対応のあまりの変化に驚きましたw
windows端末に対する世評の関心の低さが伝わってきます。
寿司ネタが変わっただけで中身は同じなんですよ〜
第一印象は限りなく厳しいです。


あと、あっきぃさんのレシートプリンタ凄く良かったです。
凄いなと思いました。

今回の報告資料はこちら。






●セミナー中のアンケート
今回のアンケート。時間が無いので2件のみ。
参加者推定40人程度。全体人数が140人の割に立ち見の人含めて結構いました。
誠にありがとうございました。

1.Windowsタブレットを使った事がありますか?
 ⇒6〜7人程度。20%程度。OSCでこのレベルだとやっぱり少ないですよね。
2.GPD-WINって知ってますか?
 ⇒同じ様に6人くらい。意外と多いのか少ないのか。
  その筋の人間はそんなにいませんでした。
  でも沢山の方に来て頂き誠にありがとうございます。

WINガジェヲタは需要が少ないのでしょうか?
多分、オープンソースに興味がないんでしょうか。
今回Winガジェットをネタにしたのは、移殖と運用まで個人レベルで出来るからです。
Intelは単一プラットフォームながらLinuxのドライバがOSS多く優れています。
ん〜ん、開拓しないとですかね?

●配布資料
一つ一つに魂を込めています。
Android関係は非常に人気がありますが他の資料は程々程度。

今回発表 Winガジェ 50部 ⇒ 25部 
前回 Android 20部⇒15部

合計30部でした。
まいどありがとうございます(注:無償配布)
ちょっと印刷数が多かったです。余ったのでOSC東京でも配布させて下さい。
来訪者140人/日なので約18%の人と会話しました。
そんなOSC浜名湖2017ですかね。

●展示の際の貴重なご意見(後で修正します)
・GPD-WINの使い勝手はどうですか?
 ⇒一部の不具合を除けば良好です。
  このサイズでUEFI64bitノートPC相当の汎用性って最近は無いですよね。
  Linuxもあれこれ遊べますし。
  USBを刺して起動するだけで様々なOSがマルチブート
  ただ本質はゲーム向け設計なのでLinuxでゲームやらないと、
  せっかくのハード仕様が寂しいかも。

・GPD-WINのマウス(コントローラー)の仕様は何ですか
 ⇒Intel USB-HID Mouseデバイスです。
  汎用です。

・ここらへんの人たち(東海道らぐ〜RasPIユーザーグループ)は
 全員Mikutterのプラグインを作っている人達ですよね?
 ⇒類友ですが、違いますw
  プラグインを作っている人はあひるさんだけです。
  Linux開発者はいますが、
  純粋な汎用アプリ開発者ってあまりいません。

・あひる焼きって何ですか?
 ⇒鹿さんが詳しいので聞いてください。
  あひるさん本人いましたよね・・・その場に。

・NetwalkerでBluetoothが繋がりません。
 ⇒一応繋がるんですけど、僕はあまり使ってません。
  こちらのブログをご参考願います。
  http://d.hatena.ne.jp/moerrari/20150326/p1

・Linuxって何に使っていますか?
・WindowsよりLinuxは何がメリットがありますか?
 ⇒定番の質問ですね。
  来ると思いました。
  今回の資料に追加してあります。そちらもご参考までに。
  聞かれる前に表示でも作ろうかな?満足出来ればスルーされても良い。
  普段通りならLibreOfficeや艦これですかね?
  WindowsもBashが追加されましたしCUI環境も移殖されましたね。
  デスクトップなら殆ど大差のないレベルです。 
  

・一番オススメのWindowsタブレットって何ですか?
 ⇒色々ありますがT100TAシリーズをお勧め。
  USBとキーボードドッグ付きの方がインストール楽です。
  もちろんchシリーズや他のシリーズも良いです。
  UEFI64bitのノートPCタイプも良いです。
  SurfaceもUEFI64bitでかなり良かったです。MSと偏見がありましたw
  中華はLinuxで使う分にはドライバがもう少し時間がかかりそうです。

・Ubuntu16.10ってAtom上で動かないんですか?
 ⇒ノートPCタイプは普通に動作します。
  タブレットタイプでは何故か起動しません。
  違いがありますが、よくわかっていません。

・KapperさんはLinuxのディストリ系しか扱っていませんよね。
 ⇒Kernelの動作確認と移殖のステップですかね?
  既存のタブレット向けUIが沢山ありますので色々と使いたいです。
  大手コミュニティが出してくれれば良いですが。
  他人任せにして良いのかと?良く思います。
  ソースコード配布問題が・・・
  Android-x86の完成度が結構良いので実は満足しています。
  Xorg関係かWayland使うかなどは別の議論でしたいかも。
  GPU関係がネックですね。 

・タブレットのUEFI32bit問題は解決したのですか?
 ⇒DebianやUbuntuなどはほぼ対応。
  OpenSuseとかはNGですが、インストールした後に
  grub2をソースコードからi386を指定してmakeするだけでOK。
  64bitバイナリ環境をi386指定してするだけです。紛らわしい。

・UEFIでMBRが必要ないなんて時代は変わりましたね。
 ⇒ブートローダーが独立しているのがUEFIの良い所です。
  上書きして消すリスクが無い。
  簡単になりました。

・Netwalker実験所を名乗るならNetwalkerを展示しないと(怒
 ⇒机が狭かったので(ごそごそ
  もちろん鞄の中にはあります。
  充電しないとね。

・このARMORというWindows7タブレットって何ですか?鈍器ですね(w
 ⇒アメリカから$30で輸入したらゴツすぎて驚きましたw
  twitterで持ってきてほしいと要望がありましたので持参しました。
  軍用です。
  まだLinuxは入れていません。
  まさにアメリカン。

・パナのタフブックCF-U1カッコいいです・・・
 ⇒何故か今回の古き良き時代の機種が1番人気でしたw
  実物を見た事がある人はいないんでしょうね・・・
  このゴツさ、重さ、変態キーボードにタッチパネル
  1家に一台どうですか?買うなら安いE-bay輸入お勧め。

2017年02月11日

Netwalker Labo OSC浜名湖2017 講演資料 正式版 「GPD-WINや中華ノートPCなどATOM機器に 各種Linuxディストリを入れて遊ぼう Install Linux Distributions on GPD-WIN and ATOM Devices #osc17hm 」

2/12にOSC浜名湖2017にIntel Linux関連でGPD-WIN、Windows10タブレットの
ハッキングなどをモチーフとして出展、講演致します。
2/12(日)13:15〜 浜松市市民協働センターです。
現時点で出来た部分までで正式版として公開致します。

I will speak about 「Install Linux Distributions on GPD-WIN and ATOM Devices」
to Feb 12 in Hamamatsu,Japan.
The it is possible to have material now and then published.

OSC浜名湖2017の公式HPはこちらです。

 https://www.ospn.jp/osc2017-hamanako/

PDF資料はこちらです。

 http://kapper1224.sakura.ne.jp/Netwalker osc hamamatsu2017.pdf





1、OSC浜名湖2017向けの改正版として公開します。
  ダウンロードはPDF、データ閲覧はSlideshareなどを使っています。
  GPD-WINやWindowsタブレットにハマり過ぎてしまいました・・・

2、資料に誤りや公開上問題がありましたら修正しますので
  ブログまで是非ご連絡頂けましたら大変助かります。

3、内容はx86に関係する内容が色々と混在しています。
  ATOM、Windows10タブレットでLinuxを動かす方法を纏めました。
  15分にかなり詰め込みました内容です。
  発表は全部できないと思いますので、ここでは資料優先にしておきます。

4,次回のネタ大募集中です。
  Kapperのセミナーは皆様のご意見を反映する形で、
  実施するつもりで計画を立てています。
  是非ご意見下さい。

2017年02月02日

格安SIM #楽天モバイル 1,250円低速ネット無制限ベーシックプラン その1

Ymobileの3G回線停波の影響に伴い、
格安SIMで有名な楽天モバイルに切り替えました。
関係者の方へは電話番号を別途ご連絡しますので切り替えお願いします。
で低速ですが使い放題のプランが
思ったより良かったのでネタにします。

●楽天モバイル ベーシックプラン
ドコモの回線を使って低速プランです。
通話はともかくネットだけを見れば安くて
2台目やRaspberryPi用などにお勧めです。

ベーシックプラン MAX200Kbbs
・電話:1,250円
・050SMSあり645円
・SMS無しネットのみ525円

200kbbsととても遅いながらもネット使い放題で便利です。
2台目SIMにお勧め。
SIMフリー端末推奨。
なんと言いますか、遅いですw
でもPHSに比べると遥かに快適。不思議。

●初期設定
オンラインで契約して届いたSIMを刺して設定。
実は指定されたAPをそのまま入力しても認識しませんw
文字が何故か違うらしいです。
専用アプリを入れると、コピペして下さいと出ています。
ああ、これ文字かフォントが違うんだな?!と。
だから認識しないんだ。
アプリ内のコピーボタンを使って取り込んだテキストを
設定項目に貼り付けると無事認識しました。
要注意です。

●200kbbsを使ってみて
まず第一印象は「遅い!」
物凄く遅い。
もっさり
しかしそれは、画像の読み込み、動画、ゲームによるものと気付きます。
Chromeの場合は圧縮プロクシが利いているので、
キャッシュにあるであろう画像はかなり速いです。
スマホの画面サイズに合わせて小さいです。
テキストは当然速い。
PHSの時代に比べれば雲泥の差です。
勿論デザリング使えます。

つまりソフトウェアが革新的に進化しているんです。
またAndroidのデータセーバーモードを使えば、安定します。
驚いた。
Webくらいなら普通に見れます。
まさか、と。

・問題なく見れるもの
 Web(chrome)
 2ch
 twitter
 Facebook、LINE

・難しいもの
 Kindle
 Flashゲーム

・無理っぽいもの
 Youtube
 ニコニコ動画
 Kindleマンガ
 重いダウンロードファイル

動画さえ諦めれば何とか。
別のPCに繋いでWebを見ると重い事
でも使い放題でデザリングできます。

●艦これ Androidを200kbbsで遊べるか?
デザリングしてPCで艦これ遊ぶと凄く重いですw
最初の読み込みから強烈w
でも艦これってWebゲームの中では比較的軽い方?

Android版の艦これも殆どが画像なのでとっても遅いです。
ギリギリ遊べるレベルです。かなりヤバイ。
フリーズしたかと思ったw
これWifiでもちょっと読み込み多くて遅いですよね。
もうちょっとキャッシュがあって先読み出来たらなぁと。

●まとめ
犠牲にするものはあるが使い放題。
ライフスタイルのネットをスリムに。
Chromeの圧縮プロクシの効果は絶大です。
安いっす。
動画は諦めないと駄目ですが。
Wifiでつないでキャッシュしておきましょう。
広告ブロックのアプリがあれば使うと良いかも。

ソフトウェアの進化が大きかった事に今更気づかされます。
でもね、ゲームや動画はやっぱりキツイ。艦これも。
そういう使い方している人にはお勧めしにくいかな?
ネットやSNSオンリーの人に強くお勧め。
安いもん。
通話がいらなければなおさら安い。
流石200kbbs
posted by kapper at 21:35 | Comment(0) | モバイル
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